目盛付き!機能美極まる切子酒器
「江戸切子に一目惚れしこの世界に飛び込んだ」という石原圭悟氏は職人歴5年。硝子工芸の街・蒲田に工房を構える「東亜硝子工芸」に所属する若手職人だ。本作の最大の特徴は、グラスに「秤」の機能を持たせていること。「ストレートで飲むことを想定し、シングルの30ml、ダブルの60ml、日本酒の半合の90mlを量れるようにリングのカットを入れました。水で割りたい時も量りやすいと思います」と石原氏。生地は手吹きのクリスタルガラス。個体差があるため、一点一点容量を量りながらカットを施している。下部の色は大胆に落とし、酒の色がよく見えるように。底がつぼまった形状ゆえ、少量のお酒でも映り込みを楽しめるのがうれしい。
プロフィール
石原 圭悟
東亜硝子工芸(株)所属 切子職人
職人歴5年
2018年 東亜硝子工芸 入社
2021年 全国伝統的工芸品公募展 若手奨励賞
2022年 江戸切子新作展 東急プラザ賞
2022年 伊丹国際クラフト展 入選
2022年 北近江サケグラス公募展 入選
2023年 江戸切子新作展 江東区議会議長賞 受賞
アイテム詳細
素材:クリスタルガラス
サイズ:口径67mm×高さ66mm、容量120ml