【革＊jacobi】革切子トートバッグLARGE

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“伝統美”が息づく人気レザーバッグ「革切子(R)」
サイズ感も持ち手の長さも秀逸なビッグトート

■男性にも人気のビッグトートに新色が登場！
「革切子(R)」は、その名の通り、日本の伝統工芸「切子細工」の美しさをレザーで表現したシリーズ。他にない優美な佇まいで感度の高い大人たちを虜にし続けている。そんな人気シリーズのトートバッグ“LARGE”は、男性でも持ちやすいビッグサイズが特徴。15インチのノートパソコンを入れても余裕があるほどの収納力で使い勝手が良く、１～2泊程度の旅行などにも最適。また長めのハンドルで肩にもかけやすい。クールな雰囲気を持つマットブラックやマットネイビーはもちろん、新色のレッドもまた男性的な魅力を引き立ててくれる。鮮やかな発色と「革切子(R)」特有の陰影の美しさが美しい調和を見せるレッドは、着こなしのアクセントとしても機能する優秀カラー。もちろん女性がマニッシュなアクセントとして取り入れても◎。デザイナーである鈴木氏の男性的な視点が活かされた絶妙なバランスのバッグだ。

■手掛けたのは、異色の経歴を持つ新進デザイナー
まるでアートピースのような存在感で見る者を魅了するこちらのバッグを創り出したのは「革＊jacobi（カワスタリスクヤコビ）」のデザイナー・鈴木智氏。アパレルとは無関係の分野で営業職を経験した後にバッグ職人の道へ進んだ異色の経歴の持ち主だ。「もともと皮革に興味があり、今までにないカタチで革の可能性を引き出したいと思いブランドをスタートさせた」と言う。本格的に活動を始めた年には「東京デザイナーズウィーク2013 TRY! Market AWARD」でグランプリを受賞。新進レザーアーティストとして注目を集めるようになった。そんな鈴木氏が2014年に発表したのが「革切子(R)」シリーズだ。同シリーズが持つ流線的な立体感は、革を裏面から薄く削り、包むように曲げることで生み出されている。その格別の美しさは高度な職人技があってこそ。実用新案登録もされている鈴木氏オリジナルの手法なのだ。

■柔らかなシュリンクレザーを選んだヒミツ
前作のクラッチショルダーに比べてマットな光沢の革を採用した今作。柔らかな革は製作上で大きなハンデとなりそうだが、鈴木氏がシュリンクレザーこだわったのには理由がある。それは変幻自在に形を変えられるようにするため。なんとこちらのバッグはスタンダードな状態では台形だが、両端を内側に折り込めば丸みのある形に！収納物の形や重さによってもカタチが変化するため、ひとつのトートでさまざまな表情を楽しめるのだ。切子柄の細かい凹凸が美しく見えるのも革の柔らかさがあってこそ。陰影すらもデザインになってしまう。内側にも外側にも折れるとなると「シワが目立つ？」という疑問も湧くが、そこを計算してシボ（シワ）の多いシュリンクレザーを採用している。加工段階で革本来のシボが強調された素材のためシワが自然と馴染み、傷も目立ちにくくしてくれるのも嬉しい。

■荷物が多くても肩がけしても、さりげなく魅せる切子柄
“LARGE”は日常的に持ち運ぶ荷物程度ならバッグの美しさを損なわないサイズ感で、三角形の切子柄の再現性も高い。ダイナミックに表現された柄によってますます際立つクールな表情が魅力だ。長めに設定されたハンドルストラップはコートなど重ね着した男性でも楽に肩がけできるうえ、荷物をたくさん入れてもバッグの厚みが邪魔にならないよう計算されている。フロントに刻印されたロゴマーク、ハンドルのつけ根にあるステッチも“切子細工”をイメージさせるひし形モチーフ。またバッグ内部には光沢感のあるプリント生地をあしらうなど、ディテールでも楽しませてくれる。同じシリーズには一回り小さめで女性が普段使いしやすいサイズ感の“SQUARE”もあり、パートナーとお揃いで持つのもおすすめ。伝統技をモダンに昇華したユニークなトートは粋な贈りものとしても喜ばれるだろう。