
【初回はわずか4点のみ!】沖縄の大人気陶芸家・今村能章のエスプレッソ第二弾。カプチーノを最高に味わうための専用カップ&ケース!

限定入荷! エスプレッソを愛し、愛された男が放つ「カプチーノ」専用カップ

この人のカップで飲むと、エスプレッソ本来の力強い味わいが引き出される——。ユーザーからそんな感想が飛び交うのが、沖縄の陶芸家・今村能章さんがつくるやちむんの「エスプレッソカップ」だ。コーヒーやエスプレッソ愛好家に旋風を巻き起こしている中、今回新たに登場するのはもうひとつの専用カップ、カプチーノ!

イタリアの伊達男たちから愛される飲み物に、日本の感性を加えたその器とは。そして「カップを持ち歩く文化」を見据えた専用ケースとは。初回はわずか4点のみの超限定数!
異能の陶芸家・今村能章のビッグバン。エスプレッソの小宇宙!

沖縄本島糸満市に工房を持つ陶芸家・今村能章さんが作り出すエスプレッソカップは、多くの人のエスプレッソ観を変えた逸品だ。手のひらほどの小さな器だが密度が高く、同じサイズの陶器よりも3〜4倍ずっしり重い。ゴールドをまとった内側は口当たりの良さを狙ったものだが、ミニでもゴージャスな印象を格上げする。

何よりも味が違う。このカップで飲むエスプレッソ体験はまさに30ccの小宇宙。エスプレッソのために5年もの歳月をかけてつくり上げた、今村さん渾身のカップだ。

那覇市内にある自家焙煎珈琲豆店「COFFEE potohoto」のオーナーであり、沖縄のコーヒーシーンをけん引している山田哲史さんと協力してつくり上げたカップは、二人の並々ならぬエスプレッソ愛によって生まれた。本場イタリアで使われているエスプレッソカップを現地をめぐって研究し、それを超えるカップを目指す中で到達したのが「日本酒の器のように取っ手がなく、持ち運びしやすい形」。これこそが日本におけるエスプレッソ文化を確立すると確信する。
カプチーノに恋をした。その瞬間を忘れない。

一方で、今村さんがイタリアのバール(カフェ)をめぐる中で印象に残ったのが、カプチーノを愛飲する人々の姿だ。「ある日ふと、カプチーノを頼むカッコいいおじさんがすごく多いなと気づいたんです。調べてみるとカプチーノは格式の高い飲み物で、エスプレッソと同じくらい技術と魂が込められていることもわかった。イタリアの誇りでもあり、存在がカッコいい。そんなところに惹かれました」。

イタリアでの体験を経て今村さんは、初めて行くコーヒーショップではエスプレッソとカプチーノを注文するようになった。「カプチーノを飲むとその店のレベルがだいたいわかる。カプチーノがおいしい店はコーヒーもおいしいんです。そのくらい僕の中では物差しになっているから、自分の器もラテではなくカプチーノを飲むためのものにしようって」。かくして、エスプレッソ愛のみならず“カプチーノ愛”にも溢れている今村さんなのであった。
イタリアを尊敬しながら、ジャパンプロダクトの高みに到達!

そうして完成したのが、エスプレッソカップと同じ思想のままサイズアップした「カプチーノカップ」。充分な厚みや約6オンス(180ml程度)の容量などカプチーノカップにおけるルールを満たしながらも、日本らしい食器の形を目指してやはり取っ手はなし。おおぶりの形は、カップの模様や内側のゴールドをより一層強力に目立たせている。エスプレッソとカプチーノでは量が全く異なる。であれば、それぞれに対応した器を使うのが大人の嗜みであると言えよう。

今回の柄「マーブル+(プラス)」は、3種類の土をマーブル状になるように練り合わせ、大地の地層を思わせる表情に。その模様について「焼いてみて初めてわかる、思いがけない柄の偶発性がとてもユニーク」と今村さん。焼き上がりは白・黒・ブルーの3つの色がうねり、混ざり合い方に大きく個体差が出る。よって完成品はこの世に二つとないデザイン。一期一会の出会いをいっそ楽しむのが吉だ。

土を型に入れてぐいぐいと押し込む「打ち込み」という技法で成形することで、独特の丸みを帯びた見込みになる。素焼きし、釉薬を入れてからもう一度焼き、ゴールドを塗ってさらに焼く。3回もの焼き工程でようやく完成するカップは、悠久の年月を経た大地の存在感と金色の輝きで、神秘的なオーパーツを手にしてしまった錯覚さえ覚える——!
エスプレッソ&ミルクのハーモニーを受け止める、最高の器!

カップにエスプレッソを注ぎ、ゆっくりとフォームドミルクを注いでいけばカプチーノの完成だ。分厚い口縁がまろやかな口当たりを引き立て、フワッと甘いミルクとエスプレッソの苦味が渾然一体となったその味わいたるや。この形、この厚みでなければならない理由が舌で実感できることだろう。

鉄を含んだ蓄熱性の高い土を使っているので、冷めにくいのもカプチーノ向き。こうして自宅で楽しむのはもちろん、カフェに持参してカプチーノを飲んでほしいと今村さんは願う。
「カップを持ち歩くカルチャーを作りたいと思ってるんですよ」

そこに、今村さんがヨーロッパや北米で見た、マイボトルやマイタンブラーを当たり前のように使う人々を重ねる。しかし陶器をそのまま運ぶのはちょっと不安。カプチーノカップの持ち歩きを実現するために誕生したのが、この本革ケースだ。

カプチーノカップがぴったり入るように設計された専用ケースで、非常に分厚い革と、職人が針をひと差しひと差し入れて縫製するガッチリとした頑丈さで陶器を守る。何十年も使うことを意識した作りだ。カラーもいちから調色し、今回は藤巻百貨店をイメージした水色のフジマキブルーに!

「陶器の箱といえば桐箱ですが、桐箱だとしまったままになりませんか? レザーだとバッグみたいなファッション性があり、保管するにも取り出しやすくて、持ち歩きにも向いています。レザーも金具の真鍮も使い込むほどに味わいが出てくるから、未来の姿も楽しみなんです」。
カフェタイムは人生のささやかな彩り。ともに歩む仲間を新たに加えて

使えば虜になるカプチーノカップの素晴らしさ。それをウチでもソトでも味わえて、一緒に歳を重ねていけるのが今村さんの提唱するカップ+本革ケースの使い方だ。マーブル&ゴールドのカップも、美しいブルーのケースも、カフェで映えること間違いなし! カプチーノとともにある人生を、これから始めてみない?

もちろん他のドリンクに使っても全然OK。今村さんもホットコーヒーをこの器で飲んでいるという。「油分の多い深煎りのコーヒーを入れると、口が分厚いから苦味も甘く優しい感じがしておいしいんですよ」。今村印の造形をさまざまな方法でエンジョイして!