パリで絶賛! 日本が誇るモールスキンカバーオール。着るだけでファッション巧者の雰囲気に!
絶品カバーオール、登場。羽織るだけでカッコいい!
アメリカンカジュアルのDNAが息づく岡山・児島で誕生して約30年――。非常にベーシックなのだが、明らかに他とは何かが違う、独自の存在感を放つウェアを作りつづけてきたブランド「F.O.B FACTORY」(エフオービーファクトリー)が初登場! 第一弾としておおくりするのは、本場・フランスのバイヤーたちから絶賛を浴びたという「フレンチ モールスキン ジャケット」。サッと羽織るだけで一瞬でカッコよく決まる形、着続けることでさらに味わいを増す素材に、魅了されること間違いなし!
お知らせ
「オリーブ/LLサイズ」はご好評につき、2024-25年秋冬分が完売しました。次回入荷は2025年8月頃を予定しております。入荷情報をご希望の方は、「入荷・販売開始お知らせメール」にぜひご登録ください。
なお、他のカラーやサイズも在庫が少なくなっております。お早めにご検討くださいませ。
取り入れやすいフレンチワーク。しかもシルエットがいい!
このジャケットは、フランスの普段着として古くから愛されてきたモールスキン素材のカバーオールがもとになっている。炭鉱で働く人たちのワークウェアの出自があり、頑丈なのが特徴だ。その意味で、アメリカで誕生したデニム/ジーンズとよく似ている。 F.O.B FACTORYは、1950年代のジャケットを参考にしながら、現代にふさわしい形にモディファイ。古着のカバーオール特有の「身幅の広がり」を適度に抑え、すっきりとしたシルエットの大人なモデルに仕上げた!
デニムの聖地・児島から。着続けて3年後に素晴らしくなる服って!?
F.O.B FACTORYは、日本におけるデニムの聖地・岡山県児島のスタジオ・エクリュが手がけるファクトリーブランドだ。1995年に縫製工場として始動した同社は、ファッションブランドのOEMとして業界を支える一方で、生地、デザイン、縫製、加工までをほぼオリジナルで作るメイドインジャパンのものづくりを志向してブランドを発足。コアにあるのは、「3年後に最もカッコよくなる服」という意識である。
「その昔、僕らが憧れたアメリカやヨーロッパの古着をベースに、シルエットを改良し、国産の生地、国産の縫製で作ることが信条。その上で、『末長く着ることができる服』に価値があると考えています」と代表取締役の礒野誠司さん。洗濯やメンテナンスを繰り返した先に出る素材の「アジ」は、持ち主にしか出せない唯一無二のきらめきだ。着続けた服の魅力を引き出すために、丈夫で、アジが出てくる素材を使うことをまず一番に考える。
日本でしか作れない。超レアなモールスキン
そんな彼らが、このジャケットのためにオリジナルで製作したのが「モールスキン」素材だ。モールスキンは繻子織のコットン生地を起毛させ、ヌメっとした感触と光沢感が特徴の生地だが、日本でよく見るモールスキンは薄手のものが多い。これを思いっきり肉厚に作ることを考えたのが始まり。太い糸を使うとゴワゴワになるので、細い糸を高密度に打ち込んだ繻子織にし、ヘビーウェイトだがしなやかな感触に。がっしり感があるものの、ガチガチではないバランスに仕上げた。
そしてなんといっても、モールスキンは起毛が高級感を左右する。こちらは岐阜県にある高齢のご夫婦による起毛工場が手がけているのだが、この技術がすごい。細かい針で丁寧に起毛させ、短く毛足を揃えることで、礒野さんをして「世界中を探してもこんなモールスキンはない」と言わしめる風合いに仕上がった。指で撫でたときのタッチ感や、光によって表情を変える光沢感は絶品のひと言。技術の継承が難しいので、非常にレアな素材となってしまっていることが惜しい!
完成したジャケットは海を渡り、フランス・パリの展示会へ。バイヤーなどの来場者はおろか、同業の出展者も触りにくるほどモールスキン素材およびジャケットへの絶賛を得たそうだ。「海外の方はホンモノ志向というか、素材など一見しただけではわかりにくいものに着眼するし、理解度も高い。そうした方々に評価されたことを誇りに思います」(礒野さん)。服への深い洞察が共感を呼び、F.O.Bのアイテムはイギリス、フランス、ドイツ、イタリアなど世界各国で取り扱われている。
極厚生地を美しく成形する。児島の縫製はダテじゃない!
フレンチワークの本場で注目されたのは、縫製やパターンの巧さにも理由がある。先述のすっきりシルエットは、脇に細い身頃をつけた立体形状によるものだ。前・後ろ・脇の三面構成によって身体に添いやすくなり、適度なボリュームの美形を描く。
がっしり肉厚な素材なので縫製には高度な技術を要する。しかもそんな生地が最大で16枚も重なる部分があるため、うっかりするとミシンの目がとんでしまうほど! 場所によっては、ハンマーで叩きながら潰して縫っているところもあるそうだ。オンスの大きなジーンズに用いられる手法である。
また、裏返して見ると、オーバーロックの箇所がひとつもないことにも驚かされる。端末処理はすべて「巻き縫い」。するとどうなるか? 肩、袖付け、脇などにきれいなアタリが生まれるのだ。数年間着続けることを想定し、経年変化後の姿が最も美しくなることを目指したからこその作りに圧倒! 色がやや薄くなり、部分によって起毛が寝て、ヴィンテージを思わせるアタリが出て…といったエイジングの魔力に引き込まれる。肉厚の生地が少しずつ柔らかくなり、着やすくもなるだろう。
普段使いに無敵のジャケット!しっかり素材で保温力も◎
そんな深いこだわりを持ちつつも、秋冬の気軽なカジュアルウェアとしてさっと着れて、しかもカッコいいのがこのジャケットの最も大きなメリットだ。
ワークウェアということで、ボトムはジーンズやミリタリーパンツが似合うのはいうまでもない。が、この美シルエットは細身パンツやスラックスなどのきれいめボトムとも合わせたくなる。革ジャンを思わせる渋い存在感をまとえるはずだ。
しっかりとした作りで保温性も高く、中にニットやスウェットを着込めば冬でも十分な暖かさが感じられる。
「岡山は温暖な気候で、車移動が多いこともあって、僕は真冬でもパーカーの上にこのジャケットを羽織るだけで過ごしています」と礒野さん。冬の気温が高くなりつつある都心部でも、秋から冬、そして寒さの残る春まで大活躍しそうだ。中にたくさん着込むならワンサイズアップがおすすめ。
カラーは、オリーブ、ネイビー、カーキベージュのワークウェアらしい3色を展開。入手したらぜひ、3年、5年と着続けてみたい。いずれ古着の名品のような風格が生まれることが約束されているのだから――。
カラーバリエーション
ディテール
経年変化
使用イメージ
-
男性 174cm 67kg
オリーブ Lを着用
ちょうどいいサイズ感 -
男性 182cm 70kg
ネイビー XLを着用
ちょうどいいサイズ感 -
男性 174cm 67kg
カーキベージュ Mを着用
ややタイトめのちょうどいいサイズ -
男性 180cm 80kg
ネイビー XLを着用
ちょうどいいサイズ感 -
男性 182cm 70kg
オリーブ Lを着用
ややタイトめのちょうどいいサイズ -
男性 182cm 70kg
ネイビー XLを着用
ちょうどいいサイズ感
アイテム詳細
素材:綿100%
製造国:日本
アイテムサイズ
サイズ(単位:cm) | 肩幅 | 身幅 | 袖丈 | 着丈 |
---|---|---|---|---|
M | 46 | 52 | 61 | 70 |
L | 48 | 54 | 63 | 72 |
LL | 50 | 56 | 65 | 74 |
重量:Mサイズ 約800g程度(商品によって若干の誤差がございます。)