冷たさもぬくもりも、ガラスだから伝わる
テーブルウェアの格を上げる「ちろり」登場
■日本酒党にオススメ、ガラスの「ちろり」
透明感のあるガラス製品は、夏に氷とともに使えばひんやりとした清涼感があり、冬には湯気が見えることで温かさを演出できる、一年中活躍するアイテムだ。ことお酒を飲む際に「お酒の色をじっくり見たい」という向きには、使う酒器はガラス一択。そして日本酒党には、こんなガラスアイテムをご紹介したい。お酒を注ぐ道具という見た目どおりの働きをするわけだが、きれいな商品写真だけじゃわからない、使うシーンを見てこそ「なるほど」と納得する良さがある。藤巻百貨店のバイヤーがたまたま入った飲食店で登場し、使い心地と見た目の上質さを実感したエピソードもあり。ぜひ使用シーンの写真を覧になり、使い心地を想像していただきたい。
■日本ならではのガラスのアイデアを磨く
明治32年創業。東京で最も古い硝子メーカーの一つである廣田硝子は、お菓子問屋の多かった錦糸町エリアで、菓子器やランプシェードなどを作っていた。脈々と受け継がれる職人の技と、戦前から社内に伝わるデザインや、異素材との組み合わせなど毎日の食事を美しく演出する新しい提案を掛け合わせ、日本人の生活に寄り添う硝子製品を生み出し続けている会社だ。明治以降、品川に硝子製造所ができてから。日本で生産される硝子製品のほとんどは、今でも東京で作られている。伝統ある廣田硝子は、海外への輸出も盛んに行っていた。海外用の製品を復刻したシリーズなども、根強い人気を持つ。廣田硝子4代目社長、廣田達朗氏は「我々独自の製品アーカイブを復刻・発展させながら、他にない食器を作っていきたいです」と話す。
■半世紀変わらない、スタンダードデザイン
ちろりとは、お酒の燗をする金属の道具のこと。このガラスのちろりはその名前を模して作られた。「もう40~50年も前から作っているロングセラーモデルで、デザインは発売当初のものをずっと使っています」と廣田氏。なるほど、どこかレトロな印象があるのはそんな理由から。飽きのこない普遍的な形だからこそここまで残ってきたともいえる。ガラス製品はそのときに流行する飲料で売れ行きが左右するそうで、近年は日本酒が人気のため、こちらのちろりも注目を集めているそうだ。耐熱ガラスでこの形・サイズのアイテムを作るのはとても難しく、当初から技術の高い台湾の工場にて製造、口の部分はなんと手仕事で曲げて取り付けている。ゆえに、まったく同じものは作れない、一点モノのように手をかけて作り上げている。「角ちろり」と長身の「長角ちろり」の2種の形は、使い分けに決まりはないので好みで選んでOK。
■燗も冷酒も!パーティーで映える酒器のお供
使い方のひとつは、他で温めたお酒をこちらに移して、各々に注いで日本酒の燗を楽しむ方法。耐熱ガラスだから熱々の温度でも受け止めてくれる。温度がゆっくりと下がっていくので、温度変化によって変わるお酒の香りと味わいの違いが楽しめそうだ。そしてもうひとつは、真ん中の筒に氷を入れて、冷酒を楽しむ方法。氷で酒が薄まることなく冷やすことができて、ボトルを直接氷水に浸けてビショビショになることもない。スマートに冷酒を楽しむためのテーブルウェアとして活躍しそうだ。もちろん熱燗や冷酒でなくとも、常温のお酒を入れたってかまわない。さらには、緑茶や紅茶の茶葉を入れてお湯を落とし、急須やポットとして使っても。お茶のキレイな色を存分に味わえるのが、透明ガラスの優れたポイントだ。自宅での晩酌や、人が集まるパーティーシーンに、それぞれの使い方で「ちろり」を楽しめば、お酒がもっとおいしくなるかも?
デザイン
アイテム詳細
素材:耐熱性ガラス
製造国:ガラス本体/台湾、部材/日本
【角ちろり】
容量:約450ml
本体サイズ:H16cm×W9cm×D16cm
箱サイズ:H12cm×W12cm×D19.4cm
本体重量:336g
本体+箱重量:491g
【長角ちろり】
容量:約450ml
本体サイズ:H22cm×W8.5cm×D16cm
箱サイズ:H15.5cm×W12.4cm×D17.8cm
本体重量:361g
本体+箱重量:522g
※ガラスは割れ素材です。ご使用の際にはやさしく、ていねいにお取り扱い下さい。
※ガラス食器は中性洗剤などで洗ってください。その際ガラスを傷つけるおそれのある研磨剤入りのスポンジ、金属たわし、クレンザ-などを使用しますと破損の原因になります。使用しないでください。
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