「OIGEN」の超南部鉄器 フライパン

創業160年を誇る岩手県・南部鉄器の老舗メーカー「及源鋳造(OIGEN)」。同社独自の技術を用いて開発された鉄鍋シリーズ「超南部鉄器」は“無塗装でさびにくい”という特長を持つ。プロの料理人から絶賛され、愛用されている同製品の魅力に迫る。

プロ仕様の鉄鍋シリーズ【OIGEN】「NakedPan」

料理の腕前が数段アップする
OIGENのフライパンが登場

岩手県の伝統工芸品として国内外にその名を馳せる南部鉄器。その産地である奥州市水沢区に社を構えるOIGENは、「現代のライフスタイルに合った道具・器作り」を信念とし、進化した鉄器の製造にこだわっている。中でも同社が展開する「超南部鉄器」は、丈夫なのはもちろん「保温性に優れ、熱をムラなく均一に伝える」「高熱に耐えることができる」といった長所に加え、「無塗装でさびにくい」ことが大きな特徴。使いやすさをより追求した鉄鍋(フライパン)シリーズだ。このたび藤巻百貨店では、オーガニック製品や環境への関心が高い海外市場を意識して開発されたプロ仕様の鉄鍋シリーズ 「NakedPan」(写真)、日本国内の一般家庭向けに開発されたトラディショナルな鉄鍋 「上等ブルー木柄フライパン」の2アイテムを紹介する。

「使い込むほど自分の手に馴染み“私のフライパン”になっていく(社長・及川久仁子氏)」【OIGEN】の超南部鉄器 伊藤勝康シェフ愛用モデル 「NakedPan フライパン24cm深型」

独自の技術による無塗装仕上げが
絶妙の焼き上がりを実現

平安時代末期より、900年もの長い歴史と伝統を誇る奥州市水沢区の南部鉄器。そのサビ止めは、漆やカシュー塗料で塗装を施す伝統技法が一般的だそうだが、同社独自の技術により、塗料を使わずに仕上げた鉄鍋が「超南部鉄器」シリーズだ。無塗装仕上げの鉄鍋は、熱伝導が非常に優れ、絶妙の焼き上がりで食材の持つ本来の旨みを引き出す。また、使ううちに油が染みて、無塗装ならではの青鼠色が、重厚感あふれるしっとりとした黒色に変化し、より焦げ付きにくくなるという。「使い込むほど自分の手に馴染み“私のフライパン”になっていく(同社社長・及川久仁子さん)」という言葉通り、道具として育つ過程が楽しめるのも魅力のひとつ。ガスコンロやアウトドアでの使用はもちろんのこと、近年、最もポピュラーとなったIHクッキングヒーターに対応しているのも嬉しい。

フレンチレストラン「ロレオール」オーナーシェフ伊藤勝康シェフが愛用する【OIGEN】超南部鉄器「NakedPan」

NakedPan愛用者・伊藤シェフが
語るその魅力とは・・・

「南部鉄器がないと片手をもがれたような感じ。自分の手と同じくらい大事」と語るのは、NakedPan愛用者として知られるフレンチレストラン「ロレオール」のオーナーシェフ・伊藤勝康氏。長年、同製品を使い続けているシェフによれば「焦げ付きにくさ」「蓄熱効果の高さ」が特に優れているという。NakedPanで作った料理が美味しいワケは、なんといってもその蓄熱効果だそうで「空焚きに強いので、しっかりと暖めることができるし、材料を入れても急激に温度が下がらず、余熱を十分に使える。じっくりと中まで火を通し、食材の旨味や水分を逃さない」とのこと。シンプルな料理ほど、その仕上がりの差は歴然で、特に野菜は甘みと香りがまったく違うとか。「もやしは、テフロン素材のものとサウンドが違います。野菜たちが喜ぶ様子をぜひ実際に体感してみてください!」と、その魅力について熱く語ってくれた。

ひとつあれば様々な用途で活躍する【OIGEN】超南部鉄器フライパン

焼く、炒める、蒸す、保温する・・・
ひとつあれば様々な用途で活躍

素材の水分だけで火が入る野菜のグリルは、本来の甘さが堪能できる。牛の塊肉は弱火でミディアムレアに、鶏肉や魚は皮目がパリパリ、中はふわっとジューシーに。そして、食材と一緒に水やワインを入れフタをすれば蒸し料理が完成。手をかけずに美味しい料理が簡単に出来上がる鉄鍋は、忙しい人にもオススメ。「フライパンを持って振らなきゃ・・・なんて思わず、野菜炒めなどもお箸でかきまぜるだけでいい。そしてサビさせないコツは毎日使うこと(伊藤シェフ)」。ちなみに、調理後に洗い、火にかけて乾かしたフライパンの蓄熱効果を活用し、その上に汁物の入った小鍋などを置いて保温するという一石二鳥の使い方も。料理の腕が上がれば、「次は何を作ろう?」と台所に立つのも楽しくなるもの。いろいろ試して“我が家の味”を見つければ、食卓での笑顔が増えるに違いない。

■プロフィール


伊藤勝康シェフ/フレンチレストラン「ロレオール」オーナーシェフ

伊藤勝康シェフ/フレンチレストラン「ロレオール」オーナーシェフ

千葉県生まれ。羽田空港内のレストランに勤務の後、岩手県の食材や環境に魅力を感じて1995年に移住。出張料理人として活躍し、前沢牛の博物館に併設するレストラン「ロレオール」のオーナーシェフに就任。食に関する数々の活動が評価され、2011年に農林水産省「料理マスターズ」を受賞。岩手の食材にこだわり、素材を活かしたフランス料理で、県内外の多くの美食家を魅了し続けている。海外でのイベントや様々なテレビ番組にも多数出演。
【伊藤シェフ・出演情報】 9/22(日)夜9:54~放送/テレビ東京「ソロモン流」

■お店紹介


フレンチレストラン「ロレオール」

フレンチレストラン「ロレオール」

プロの料理人や食通をはじめ、 全国から多くのファンが押し寄せる人気レストラン。前沢牛をはじめとする ブランド肉、豊かな大地で収穫される季節の野菜など、新鮮かつ安心できる 地元の食材を使い、岩手風フレンチを提供。厨房での調理や客席へのサーブにOIGENの南部鉄器を使用
営業時間/11:30~14:00(L.O ※ご予約制)、18:00~20:00(L.O. ※ご予約制)
定休日/月曜(祝祭日の場合は、火曜日振替休業)
http://laureole7.com/  ※外部サイトへリンクします。

お取扱いアイテム
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