【tototo】Fish Leather Card Case

■これぞ究極無二！“魚の革”で名刺交換を無双せよ
ビジネスパーソンなら誰もが日常的に行っている名刺交換。何気ないほんの一瞬のことだが、その一瞬が大きな仕事のチャンスを生むことだってある。いかに相手の印象に残る「初めまして」を演出するかは、世のビジネスマンの永遠の課題であるはず。そんな中、藤巻百貨店は遂に“究極の理想形”とでもいうべき名刺入れを発見！これまで数多くの希少と謳われるレザーを扱ってきた我々が、「とんでもない革がある！」と聞きつけて向かったのは富山県氷見市。氷見といえば、日本有数の漁港を持つ魚介の宝庫だ。実はこの名刺入れ、魚の皮を鞣して生まれる“フィッシュレザー”によって作られたもの。しかも魚はめでたいマダイに、出世魚のスズキやブリと、いずれも縁起の良いものばかり。初対面時の会話のフックにもなるうえ、仕事のゲン担ぎまでしてくれるとは何とも心強い相棒である。しかも今回は、藤巻限定ブルーを数量限定で特別オーダー！誰も見たことのない“魚の革”の名刺入れで、鮮烈な第一印象を刻もうではないか。

■革を自ら研究開発。“とと”と人をつなぐ新ブランド
「tototo」は、「命の恵みを無駄にしない、持続可能なモノづくり」をコンセプトに代表の野口朋寿氏が2020年にスタートさせたフィッシュレザーブランド。魚を指す“とと”という言葉に助詞の“と”を付けたもので、「とと（魚）と人や社会をつなぐブランドにしたいという想いを込めました」と野口氏。フィッシュレザーの開発を始めたきっかけを問うと、「学生時代から革の加工やレザークラフトに興味があって。熱中するうちに“魚の皮もレザーになるのか？”と思い立ったのがすべての始まりでした」と同氏。そこから足掛け5年、独学でレザーの鞣しや加工を学び、皮革技術センターなどの協力を得ながら、フィッシュレザーの開発に成功。もちろん魚はすべて氷見産だ。「革の制作は、まず地元の魚屋をまわって新鮮な魚の皮を回収するところから始まります。それができるのも氷見ならでは」と野口氏。「知名度はまだまだ。フィッシュレザーという存在を、もっと多くの人に知ってほしい」と語る。

■超新素材！唯一無二のウロコ模様に、自然のカラーを乗せて…
生の魚の皮を加工することで生まれるフィッシュレザー。「魚臭くないの？」「薄いのに強度は大丈夫？」と思う方もいるかもしれないが、その心配はご無用だ。臭いの原因は魚の脂の酸化によるもの。まず皮に付いた身を包丁で丁寧に取り除き、さらに脱脂加工を施すことで魚臭さを徹底的に除去。製品自体の匂いは、他の革製品とほぼ変わらない。また、「生の魚の皮は意外と丈夫なんです。それを植物タンニンで鞣すことでさらに強度を高めています」と同氏。革の繊維にタンニン成分をじっくりと浸透させることで革の強度が増し、風合いもよくなるという。その後は染めの作業へ。ハッとするような独創的なカラーは、「海の青だったり、夕焼けの空の色だったり…自然の色を意識しながら染料のみで仕上げています」と野口氏。別注の藤巻ブルーは、“夏の明るい海の色”をイメージし特別に作り上げてくれたそう。皮の仕入れから鞣し、染色に至るまで、野口氏自らがじっくり丁寧に作り上げる渾身のフィッシュレザー。同じ模様は二つとして存在しない、ALL一点モノの表情をとくとご覧あれ。

■昇進・栄転祝いにもぴったり。アッと驚く逸品で勝負
ウロコ模様が最大限に引き立つよう、デザインはあくまでシンプルに。容量は約50枚で、一度に多くの人と名刺交換をするような場面でも安心だ。魚は、縁起魚の代表格マダイ、出世魚のブリ・スズキの三種類。最もウロコの模様が大きく、いわゆる“魚っぽさ”を愉しめるのはマダイだ。対してブリはウロコが1～2mmと細かく、肌触りも非常に滑らか。一見して魚には見えないところが、ツウ心をくすぐりそうである。スズキはマダイとブリのちょうど中間。ほどよいインパクトがありながら上品さも備えたイイトコ取りといえるだろう。エキゾチックレザーにも似た雰囲気を持つフィッシュレザーだが、最大の違いはウロコがないこと。柔らかで優しいその手触りは“新感覚”と言うほかない。使い込むほどに凹凸は滑らかに、色合いは深く変化。内側には同じカラーに染色したヌメ革が張られており、内と外で異なるエイジングを愉しめるのも嬉しい。縁起満点の逸品は、仕事のゲンを担ぎたい人はもちろん、就職祝いや昇進祝い、新社会人へのギフトとしてもおすすめしたい。