巳年の2025年は、ヘビ革が熱い!パイソン合切袋で、幸運を“巻き込む”一年に!
【限定15点/売切御免】
巳年を、かつてないほど美しい「ヘビ革」合切袋で飾る
風合い豊かなレザーを使い、とことん頑丈なバッグを作る。そんな姿勢でレザーファンを魅了する東京・墨田区の革工房「HIS-FACTORY」(ヒズファクトリー)から、2025年に絶対に使いたくなるアイテムが届いた! キーポイントとなるレザーは干支の巳年にちなんだ「パイソン」(ヘビ革)、しかも一般的に目にするものよりもさらに特別な仕上げで、思わず鳥肌が立つほどに美しい。これを合切袋で持つのはなんと粋なことよ。入荷は15点限り、これを逃したら二度と手に入らない超希少モデルなので要チェック!
偶然か必然か、年男が作るヘビ革ラッキーアイテム!
2025年の干支は「へび」。ということで、HIS-FACTORYの中野克彦さんにヘビ革のアイテムを打診したところ、なんと中野さん自身が巳年男ということが判明! そんな運命的な巡り合わせで完成した藤巻別注合切袋だ。へびは巳年にぴったりなのはもちろん、生命力、幸運、再生(脱皮)、豊穣を象徴するモチーフでもあるので、2025年の最強ラッキーアイテムとして使っていただきたい!
最初で最後かもしれない!HIS-FACTORY×エキゾチックレザー
ところで、イタリアのベジタブルタンニングレザーを多用するHIS-FACTORYとパイソンは意外な組み合わせだ。それもそのはず、なんとHIS-FACTORYでエキゾチックレザーを使うのはこれが“初めて”なのだとか。「使い込んでアジが出てくる革が好きだから、普通のパイソンのようなのっぺりとしたカラーや仕上げは敬遠していた。けど、これはちょっと違ったんですよね」。
それは、非常に美しく黒光りするパイソンだった。美しさのわけは、原皮を日本のタンナーが丁寧になめしていること。そしてもうひとつ、「墨」で染めていることも重要な点だ。少しずつ墨の色を移していくことで、ダイヤモンドパイソンの特徴である連続した模様や鱗がきれいな墨黒に染まり、他にはない透明感や絶妙なムラ感が宿った。見ていて神々しいほどの出来栄えだ。
「イタリアンレザーとミックスしても引き立ちそうだし、これなら使ってもいいと思えた。実はパイソンは耐久性も高いしね。でも、このレベルじゃないと使わないから、ひょっとしたらこれが最初で最後になるかもしれない」。中野さんはこれを知人からの紹介で入手したという。完全な出物の革なので、この機会を逃したらもう手に入らないのが惜しい!
新登場の「ボックス」タイプ合切袋。鞄の技術でよりカッコよく!
HIS-FACTORYと合切袋、そして藤巻百貨店は、浅からぬ縁がある。2018年、それまで細々とオーダーを受け付けていた中野さんの合切袋をバイヤーが発見し、珍しいフルレザーの合切袋「ottone」をリリース。妖艶なイタリアンレザーの表情に多くの合切袋ファンが歓喜し、特大ヒットを飛ばしたのだ。
今回は、牛革よりもはるかに薄いパイソンを使うにあたり、形をマイナーチェンジ。周囲を牛革で覆ったボックスタイプの合切袋「ottone due」として新登場した。
これだけ美しいパイソンを、横幅はほぼカットせずまるごとドン。大迫力の面構えに思わずおののく。強度を出すため、裏にはイタリア・ワルピエ社製の「ブッテーロ」の床革を張り合わせている。
入口や紐は、同じくイタリアの名門タンナー、バダラッシー・カルロ社の「ナッパ」。柔らか/しなやかな質感が使いやすい。
底やサイドを囲うレザーもブッテーロで、もちろんコバには磨きをかけている。また外にステッチが入っているのも、「袋物」ではなく「鞄」の職人ブランドであるHIS-FACTORYらしいポイントだ。
専用の木型で成形しながら、今回のために新たに導入した、奥深くまでミシンがかけられる「ポストミシン」で縫い合わせていく。キチッとパリッとしたフォルムは、「袋」の技術だけでは絶対に到達できない領域。「鞄」の技術をミックスさせた、中野さんにしか作れないオリジナリティ溢れる合切袋なのである。
これだけ入れば十分です。扇子専用スペースも!
自立こそしないが、底が平らなので置いた時に安定しやすいのもブラッシュアップした点。
中身は従来同様に、必需品をコンパクトにまとめられる仕様で、長財布はより入れやすくなっている。入れようと思えば500mlのペットボトルもOKだ。仕切りもあるのでスマホの干渉も気にならない。
そして新たに、和装のお供である扇子を入れるためのスペースを設けた。サイドの革に沿うので折れたりする心配がなく、安心して持ち歩ける!
ないなら作る! 合切袋に欠かせない「コキ」を真鍮で
そして、数ある合切袋の中でもHIS-FACTORYしか実現できていないのが、真鍮のパーツだ。合切袋は「コキ」と呼ばれる紐通しが特徴だが、通常はプラスチック素材が使われている。中野さんは「自分が合切袋を作るなら、やはり経年変化が魅力の金属である真鍮であるべき」と探すも、そんなものは世に存在しなかった。そこでオリジナルの真鍮コキを作ってしまうのが中野さんのすごいところ。どうだこの黄銅色に輝く真鍮の雰囲気は。メタルマテリアル好きには胸熱過ぎる!
力を借りたのは、同じ墨田区で1918年に創業した鋳造メーカー「東日本金属」の小林亮太さん。マスターから砂型を作り、そこに溶かした真鍮を流し込んでいく昔ながらの工程でコキは製造される。圧倒的にアナログな手法で作っていく様子に中野さんは大いに感化され、これに見合うものを作らねばならないと襟を正したそうだ。
バッグのプロと鋳造のプロの邂逅もまた胸熱展開! ものづくりの達人たちが作り上げたアイテムを、心して使おう。
中野さん&藤巻的、パイソンレザー合切袋のススメ!
「浅草三社祭の神輿の担ぎ手が合切袋を下げているのを見たりすると、やっぱり粋だねと思いますね」と中野さん。和装やお祭りでの需要を超えて、普段使いでも合切袋や手首持ちバッグが流行して久しい。ほんのり「和」な印象を残す墨染めのパイソンレザー合切袋で、粋なスタイルを目指したい!
パイソンと聞くとドギツいイメージがあるかもしれないが、使ってみると全然そんなことはない。普段着でも、スーツでも、和装でもなんとなくスタイリングに馴染み、柄やカラーの上質な印象で、持つ人をアップリフトしてくれるはずだ。マンネリを感じてきた服装のスパイスやアクセントとして持つのもいい!
合切袋の持ち方として、紐を長くしてダランとぶら下げるのは粋じゃない。手に輪を引っ掛けて、長い場合は腕に巻き、短く持つのが正統だ。紐部分を持つ、本体部分をつかむ、どちらもアリ。必需品を持ち歩くだけなら、合切袋のサイズでも十分。さっくりと持てるバッグ未満な「袋」の簡便さに、惹かれる人が多いのも頷ける。バッグインバッグやポーチとしても活用したい。
このレザーは今回だけ。自分用に、プレゼントに、ヘビを選ぼう!
イタリアンレザーの部分は、使い続けることで少しずつ柔らかくなじみ出す。ツヤや色の深みが増し、美しくエイジングした姿がその先に待っている。パイソンもやや光沢感を増す変化が期待できるだろう。ぜひ2025年を、こんなパイソン合切袋で飾ってみてはいかがだろうか。巳年の方や、巳年ならではのプレゼントとして、これ以上ないほどぴったりなアイテムだ。今回限り、わずか15点のみしか作れないレアものなのでお早めに!
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:[本体]ヘビ革、[サイド]牛革(ブッテーロ)、[紐]牛革(ナッパ)
サイズ:H25.5cm×W11.5cm×D6cm
重量:240g
製造国:日本
※※職人による手作りのため、サイズは若干の個体差がある場合がございます。
※本体のヘビ革は墨染め仕上げなので、はじめのうちは色落ちがあります。淡色や白の製品への色移りにご注意ください。