日本の伝統工芸「組紐」がブレスレットに!和の文化をカジュアルにスマートに楽しもう
日本伝統の「組紐」を現代的なブレスレットに!
飛鳥時代に日本に伝わり、平安時代に日本独自の技法が確立したと言われる「組紐」。戦国時代には武士の鎧兜のおどし糸や刀を下げる下緒などに、近世以降は着物の帯締めや根付け紐などに用いられ、現代でも和装に欠かせないアイテムとして知られる。江戸から伝わる技を受け継ぐ「龍工房」は、そんな組紐を「気軽に日常で使えるアイテムにしたい」とブレスレットに進化させた。シンプルな中に日本文化の個性がキラリ。伝統工芸を身近でオシャレなものに変えた逸品だ!
組紐をシンプルなアクセサリーに見せるすごい技!
近づけて見るとまさに組紐。絹の色糸と銀糸が織りなすのは、「藤四ツ組」と呼ばれる古くから伝わる組柄で、しだれる藤の花の可憐な姿を立体的に表現しているという。地の色に対して一本の色糸が細く走るのが特徴なのだが、今回は銀糸をベースにしたことで色の印象がやや控えめになり、離れて見るとシンプルでプレーンなブレスレットにも思える。
遠くからは普通のアクセサリー、寄って見ればまさに伝統工芸。その二面性がユニークだし、江戸文化の粋にも繋がる。そしてゴリゴリの和モノじゃないからこそ、和装にも普段の服装にも合わせやすいのだ。程よくボリュームがある二重巻きで、スタイリッシュな印象を醸し出す。
組紐に願いを込めて、願掛けやお守りにも。
武将に愛された紐としての背景から、ビジネスや勝負事の願掛けとして使ったり、自分だけのラッキーアイテムとしてとらえるのもおすすめ。また「縁を結ぶ」、組んでいく様子から「縁が途切れずに続く」などを連想させる縁起物として扱うのも。ファッションの側面だけではなく、いつも身に付けるお守りのように付き合っていきたいアイテムだ。
毎日使うことを考え、片手で簡単につけ外しができる金具を独自開発。「カチッ」という感触とともにワンタッチで開閉でき、外れにくい構造になっている。上質感のあるシルバーカラーにしたことでブレスレットと調和し、普段使いがしやすくなっている。
江戸に代々伝わる組紐の技術を受け継ぐ老舗工房
龍工房は1889年(明治22年)に創業した130年以上の歴史を持つ組紐の工房で、組紐による帯締めと帯あげの「デザイン」「染め」「組み」のすべてをプロデュースし、製造までを担う。和装専門誌には必ずと言っていいほど登場し、和装愛好者はもとより、歌舞伎役者や落語家、茶道の家元などから絶大な支持を得ている上、皇室の帯締めも手掛けている。日本指折の組紐集団だ。
丸台や角台といった専用の台を使い、職人が一本一本、手作業で組みこんでいくが、複雑な柄になると熟練の職人が集中しても1時間で数センチしか組むことができないとか。こうした丁寧な仕事は信頼を呼び、中尊寺金色堂、藤原秀衡懸守(かけまもり)の紐など古代紐の復元にも取り組む。代表で4代目の福田隆さんは、2015年に東京都の伝統工芸「東京くみひも」の伝統工芸士に、2019年には「現代の名工」に、そして2023年には「黄綬褒章」を授与された。
トップブランドとのコラボ続々!
息子であり職人の福田隆太さんも2022年、29歳の時に千葉県指定「江戸組紐」の伝統的工芸品製作者に名を連ねた。最年少での快挙だ。
さらに隆太さんは、アニメ映画『君の名は。』の公式グッズや、ラグビーワールドカップ2019のメダルテープ、レディー・ガガの靴で知られる現代美術家・舘鼻則孝氏とコラボした「KUMIHIMO Heel-less Shoes 」、2トン・23kmもの組紐を使ったフランスのメゾンブランドの店舗ディスプレイ、ウイスキーや化粧品のパッケージを主導。日本の伝統美を飾る場へ数多くの作品を提供している。
伝統工芸をスマートに見せて、粋な日常を
そんなビッグプロジェクトを多く抱え、現代の組紐の第一人者たる龍工房が作るカジュアルなブレスレットならば注目しないわけにはいかない。とはいえ気負う必要はなく、特に何も考えずに身に付けるだけで十分に素敵。シャツやロングTシャツの袖からチラッとのぞかせる、腕時計と重ねづけする、Tシャツなど薄着の際に手首周りを彩る、もちろん和装にも…等々、和洋の服装・スタイルを問わずすんなり決まる。ダーク系のカラーはビジネスウェアにもハマるだろう。
カラーは、墨、ブラウン、ターコイズ、江戸紫、ピンクの全5色。
男女どちらも使える色とデザインだから、プレゼントのネタとしても押さえておきたい。サイズSは女性やぴったりめに装着したい男性に。サイズMは手首が太めの男性、ゆるっと巻きたい男性におすすめ。
カラーバリエーション
使用イメージ
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男性 手首周り15cm
墨 サイズMを着用
ややゆとりのあるサイズ感 -
男性 手首周り15.5cm
江戸紫 サイズSを着用
ぴったりとしたサイズ感 -
男性 手首周り15.5cm
江戸紫 サイズSを着用
ぴったりとしたサイズ感 -
男性 手首周り15cm
ブラウン サイズSを着用
ぴったりとしたサイズ感 -
男性 手首周り15cm
ターコイズ サイズSを着用
ぴったりとしたサイズ感 -
女性 手首周り13cm
ブラウン サイズSを着用
ややゆとりのあるサイズ感 -
男性 手首周り14.5cm
ピンク サイズSを着用
ほどよいゆとりがあるサイズ感
スタッフの着用感
女性 手首周り13cm「サイズSを着用で、ややゆとりのあるサイズ感」
男性 手首周り14.5cm「サイズSを着用で、ほどよいゆとりがあるサイズ感」
男性 手首周り15cm「サイズSを着用で、ぴったりとしたサイズ感。サイズMを着用で、ややゆとりのあるサイズ感」
男性 手首周り15.5cm「サイズSを着用で、ぴったりとしたサイズ感」
男性 手首周り16.5cm「サイズMを着用で、ほどよいゆとりがあるサイズ感」
男性 手首周り17cm「サイズMを着用で、ぴったりとしたサイズ感」
アイテム詳細
素材:組紐/正絹、銀糸、留具/真鍮
サイズ:Sサイズ/約35cm(女性向き、手首の細い男性向き)
Mサイズ/約40cm(男性向き)
重量:約10g
製造国:日本
ご注意
※銀糸がこすれてしまうと糸切れの原因になりますので、取り扱いにはご注意ください。
※絹糸の染色加工の性質上、水や汗、摩擦による色移り、色落ちすることがございますのでご注意ください。
※水洗い、ドライクリーニングはお避けください。
※強い力がかかりますと留め具と組紐を繋ぐパーツが外れる可能性がありますので、ご注意ください。
※金属アレルギーのある方はご使用をお控えください。
※長時間水につけてしまうと紐が緩んで金具から外れてしまう恐れがあります。