最高級皮革「ヴィッテーロ・フィオーレ」×伝統技法「風琴マチ」
見た目以上の大容量で、端を傷めず出し入れできる名刺入れ
■全てのビジネスマンに必須のアイテムこそ、印象深くなるモノを。
名刺入れはすべてのビジネスマンが必要とするアイテム。登場の機会は財布ほど多くないものの、最初の挨拶の際に利用されるものであるだけに、「何でもいい」と言うわけにはいかない。逆にそういった小物にこだわっていれば、最初の印象は全く違ったものになります。今回ご紹介する「オルガンガセットネームカードホルダー」は、名刺入れにこそこだわりたい方にこそ手にしていただきたいアイテム。素材は革好きならば必ず知っている世界最高級皮革「ヴィッテーロ・フィオーレ」。繊細な表情の黒が、美しい底ツヤを放つ唯一無二の変化を楽しめる素晴らしい素材です。色味は王道の「黒」ですが、その風合いの豊かさは別格。これを日本独自の伝統技法「風琴マチ」を用い、スリムでスタイリッシュに仕立てたことで、小さくとも抜群の存在感を放ちつつ、一瞬の時間でも印象深くなる名刺入れに仕上がっています。
■「最高の素材」が活きる「本物のデザイン」にこだわり抜く
本当に良いモノは、職人の“手”からしか生まれません。私たちの信条は、そうして出来た最高の素材を見定め、用意し、ベーシックでありながらクラシックな「本物のデザイン」へと昇華させること。手にする人が永く愛用できるような“一生モノ”をつくり続けることです。職人たちもそれを実現できるよう、常に上を見据えて技術力を高め続け、日々モノづくりに励んでいます。素材を見極める「審美眼」と、素材を活かす「技術」はいつしか大きな強みとなり、世界の名タンナーたちの素晴らしい素材の良さをみなさんに届けられるようになりました。今回の用意したグイディ社の革は、通常なら靴で使われることがほとんど。しかし私たちは彼らの革の中でも特に上質なものを用意し、あえて財布などの小物に仕立てています。小物だからこそ得られる、世界最高級の革を「自分の手で育てる喜び」をたっぷりと感じてください。
■革好きに知らぬ人はいない最高級革「ヴィッテーロ・フィオーレ」
グイディ・ロゼリーニ社(以下、グイディ社)の「ヴィッテーロ・フィオーレ」。この名前と価値を知らない革好きはいないのではないでしょうか。それほどまでに、この革は世界最高級の代物として名高く、“革”について語る時、これに触れないわけにはいきません。グイディ社はフィレンツェのサンタ・クローチェで1896年に創業した、伝統的なバケッタ製法でなめしを行う世界屈指の名タンナー。「ヴィッテーロ・フィオーレ」は彼らのオリジナル皮革の中でも特に上質なものです。カーフスキンをフルベジタブルタンニンでなめし、オイルをたっぷりと含ませた革で、そのキメの細かさ、あまりにも繊細で美しい色の表情や手触りはどんな革にもありません。オイルレザーならではの経年変化も実に素晴らしく、時と共についた小さな傷なども“味”にしてしまう底ツヤを見せてくれます。彼らだけの“黒”の世界観で手にした人を夢中にさせる「キング・オブ・オイルカーフスキン」と呼ぶべき革です。
■スリム&大容量かつ中身を傷めない。美しき伝統技法「風琴マチ」
マチがアコーディオン(風琴)のように“外向き”に折りたたまれた「風琴マチ」の構造。日本独自の技法で、大容量にしながら、中身の端の部分を傷めたりすることなく、さらに出し入れもスムーズになります。独特の革の連なりは見た目にも美しい。しかし「風琴マチ」を備えたアイテムは多くありません。それはこの技法が、基礎がしっかり叩き込まれた職人による、精密かつ高度な技術があって初めて成立するものであり、限られた職人だけが継承してこれた有数の技法であるからです。コンマ数ミリの違いが全体に影響を及ぼす革の世界では、風琴マチの特徴である「水平かつ均一な段の幅」は、裁断、コバ漉き、接着剤の塗布すべてに精密な技術が要求されます。私たちは自分たちの目指す「本物のデザイン」を実現するべく、この伝統技法を45年以上にわたって継承し続けてきました。「中身を傷ませずにスムーズに出し入れでき、大容量を叶え、なおかつ美しい」日本に伝わる素晴らしい技法がくれる豊かさを、この名刺入れから感じてください。
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:牛革(オイルカーフスキン)
タンナー:グイディ・ロゼリーニ社
仕様:ネームカード室×2、カード室×2、マルチポケット×1
サイズ:幅11.5cm×縦8cm×厚さ1cm
重さ:55g
【ご注意】
※本製品は独特な革の風合いを活かすために、顔料で小傷やしわを隠すことはしておりません。上質なレザーならではの自然な風合い、感触をご堪能ください
※血筋が見えることがありますが、これは正真正銘の「カーフスキン」を使っている証拠です。その革だけが持つ風合いとしてお楽しみください。
市販されているクリーム、オイル、ワックスは使用しないでください。染みやつやが無くなったり革が硬くなる原因となります。
熟練のタンナー職人により、時間をかけてオイルを含浸させていますので、お手入れは柔らかくキメの細かい生地や人工スエード、馬毛や山羊毛などの柔らかいブラシで優しく乾拭きする程度で問題ありません。