デザイナーが演出する
ラグジュアリーな日常
フランス語で「森」を意味する名を冠するルームフレグランス「bois par yasumichi morita(ボア パー ヤスミチ モリタ)」。
一目見たら忘れられない、ラグジュアリーなオーラを放つこのアイテムをプロデュースしたのは世界が注目するデザイナー 森田恭通さん。本場フランスで生まれた数多ある香りの中から、ゴージャスでありながら、遊び心に富んだ香りを選び抜いた。
「素敵だなと思う女性や男性、ルームフレグランスが置かれている部屋の雰囲気といったイメージを膨らませるところからはじまるんです」(森田氏)。
構想からリリースまで約2年という歳月を費やし、徹底した“香りのワーク”を繰り返した末、誕生したのが今回紹介する6種類の香りとボトルの組み合わせなのである。
時代や時間、空間を選ばない
“タイムレス”を体現
「木」をデザインモチーフにしたディフューザー本体は陶器製。
陶器の代名詞ともなっている“せともの”を生んだ瀬戸の地で作られている。
瀬戸の伝統技法である「鋳込み成形」、10時間以上に及ぶ焼形、そして、熟練の職人が透明金属液を手塗りしていく「ラスター加工」など、ひとつひとつ丁寧に作り上げていく。
だからこその手作りの温かみを感じさせる仕上がりを実現。
ルームフレグランスというと、洋室に似合うインテリアというイメージがあるが、このルームフレグランスは和室にも驚くほど溶け込む。モダンでスタイリッシュな空間からナチュラル、侘び・寂びに至るまで、あらゆるシーンを演出する。
時代や時間、空間を選ばない、まさに“タイムレス”な存在なのだ。
「香り」がもたらす
新しいライフスタイル
ボディフレグランスと異なり、“好き・嫌い”が生じづらく、初心者でもなじみやすいのがルームフレングランスの特徴だという。今回の「bois par yasumichi morita」は藤巻幸大も愛用。全6種類のうち、オフィスに「フィグ」を設置し、日々楽しんでいるとか。「エレガントで色気のある香り、しかも清潔感がある。僕にとっては“欲”を刺激される香りでもある。夕方に、この香りをかぐと美味しいものを食べたくなります」(藤巻幸大)。心地良い香りに包まれることは、良い音楽を聴いたり、美しいものに囲まれて暮らすことと同義だともいう。「香りによってインスピレーションが刺激され、アイディアと活力が沸いてくる。僕にとって、香りはもはや、生活必需品なんです」(同)。
香りを楽しむという新しい生活習慣、取り入れてみては。