「味の手帖」の味のカレンダー

上質な食文化を追求する“食”の月刊誌『味の手帖』が手がける、「味のカレンダー」。“旬の美味”に毎日出会え、めくっているとおいしいものが食べたくなる、閏(うるう)年の2024年は、366日分のネタがつまった“お腹のすく”カレンダー。

“今が旬”の食材や料理がひと目で分かる2つの【味の手帖】味のカレンダー

“今が旬”の食材や料理が
ひと目で分かるカレンダー

食べ物のことを考えるだけで幸せな気持ちになり、ふと気がつけば、顔がゆるんでいた…なんて経験はないだろうか。季節の中で旬のおいしい味に出会うことは、人生を何倍も楽しく、豊かなものにしてくれる。そんな食に幸せを感じ、“食べることが大好き”な人にぜひオススメしたいのが、昭和 43年創刊の食の専門誌「味の手帖」が手がける「味のカレンダー」。1日1つ、野菜や果物、魚介類、肉などの旬の素材や料理を軽妙なイラストとコラムで楽しむことができる。その時期の旬の味を毎日知らせてくれるので「今年は○○を食べ忘れた…」なんて残念な思いをせずに済むのもうれしい。

エッセイストのマッキー牧元氏とイラストレーター宗 誠二郎氏

食のエキスパートが綴るエッセイ
味のあるイラストで毎日が楽しい

毎日めくることが待ち遠しくなる「日めくりカレンダー」の最大の魅力は、言うまでもなく、専門分野に特化した総勢35名の個性豊かな執筆者たちによるエッセイと、宗 誠二郎氏とnog.さんによるイラストである。宗氏の匠なデフォルメとコントラストの効いたものもあれば、nog.さんならではのひと筆書き、迷いのないシンプルなライン、時に精緻に書き込まれたものも現れる。それぞれの持ち味はしっかりと出つつ、素材や料理によってテイストが変わるところもまた面白いところだ。“食への愛”があふれるお互いを引き立て合うユーモラスで味のあるイラストとエッセイは、ほっこりとした温かな気持ちをもたらしてくれる。イラストもコラムも“366日”分新たに書き下ろしているというから驚きだ。多様な食を味わい尽くしてきた面々が作り上げるカレンダーは、まさに“食の雑学書”とも言える。

三つ星レストランのシェフも愛用している【味の手帖】味のカレンダー

プロの料理人も愛用する
いわば“食のヒント集”

「味のカレンダー」のファンには、三つ星レストランのシェフなどプロの料理人が、カレンダーを見て料理のヒントにすることも。例えば日本料理人は、洋食材についてあまり詳しくないため、カレンダーを見て勉強になるという声も寄せられているという。宗氏は「いつも原稿を読んでから、直感と勢いで描き始めますね。打ち合わせはせずに、楽しんでもらえるように変化をつけて仕上げていきます」と話す。nog.さんは宗氏とは旧知の仲で、楽しみながら、影響し合いながら描き上げることができたという。「私も文章を読んでからです。理解して、時には自分の思い出の味を思い出してみたりして、味わいが見る人にも伝わることを常に意識しながら描いていきました」(nog.さん)。互いに独創的かつユーモラスで、それぞれ違った味わいのあるイラストが一つにまとまった。

“食育”にも役立つ優れモノ【味の手帖】味のカレンダー

コミュニケーションや
“食育”にも役立つ優れモノ

食べることが好きな人のための“お腹がすくカレンダー”にはこんな使い方も。「僕の知人の子供は、毎日カレンダーを見て食材を覚えているんです」と、宗氏はうれしそうに語る。モノクロのイラストに色をのせれば“ぬり絵”としても楽しめる。また、カレンダーを贈った行きつけのお店に「これから行くよ!」と電話を入れれば、“今日の食材”を使った料理が出てくるという、なんとも“粋”な大人のやり取りも聞こえてくる。また、宴席でカレンダーを囲んで“誕生日の食材”で相性診断を楽しみ、次の誕生日の予定をたてるというユニークな愛用方法も。会社のデスクに飾れば「今日のお昼はこれを食べに行こう」など、コミュニケーションのきっかけにもなる。食を通じた楽しみや幸せを、この「味のカレンダー」を通して分かち合ってもらえたらうれしい。

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<イラスト>

  • 宗 誠二郎

    宗 誠二郎  
    出版・広告・放送などのイラストやデザインを手掛ける。公共広告賞、朝日広告賞を受賞。絵本『きぼうのかんづめ』(ビーナイス)等。

  • nog.(野口由美子)

    nog.(野口由美子)  
    線画家。グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学基礎デ(基礎デザイン学科)卒業。 福岡育ち。神宮前を経由して(神奈川県横須賀市)秋谷暮し。宗くんと友達になって四半世紀。

<執筆>

  • 浅田 松太(赤坂浅田店主)
  • 泉 善七(川原町泉屋店主)
  • 伊藤 章良(食随筆家)
  • 猪口 由美(美味お取り寄せサイト『文春マルシェ』バイヤー)
  • 大菅 孝子(赤坂 鴨川店主)
  • 岡副 真吾(金田中店主)
  • 奥田秀助(てん茂店主)
  • 奥野 義幸(イタリア料理シェフ)
  • 加来 耕三(歴史家・作家)
  • 樫井 雄介(フードコラムニスト)
  • 門上 武司(フードコラムニスト)
  • 小山 進(パティシエエス コヤマ オーナーシェフ)
  • 中東 久雄(草喰なかひがし店主)
  • 山口 祥二(「京菓子司末富」代表取締役)
  • 横川 正紀(株式会社ウェルカム代表取締役)
  • 宮川 順子((社)日本味育協会代表)
  • 森田 敦子(植物療法士)
  • 皆見 敦子(栄養士・チーズシュバリエ)
  • 遠山 正道(株式会社スマイルズ代表取締役)
  • 山崎 まゆみ(温泉エッセイスト、ノンフィクションライター)
  • 脇屋 友詞(中国料理シェフ)
  • マッキー牧元(「味の手帖」編集顧問)
  • 山口健(「味の手帖」編集長)

ほか、総勢35名の執筆陣

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