満開の桜がふわり。硝子にそよいだ春一番
少年の頃から切子職人に憧れ、2007年に独立し「清秀硝子工房」を起ち上げた清水秀高氏。2020年「キヨヒデガラス工房」を設立し、“日常使いであり、名脇役としての江戸切子”を提案し続ける。職人歴28年の清水氏がテーブルウェア部門でお届けするのは、“春の新作”らしさ満点の「SAKURA舞う」。底面に桜の花を、側面に花切子と伝統文様を刻んだことで、満開の桜が春一番の風にふわりと舞う姿が表現されている。いずれのカットも手磨きで仕上げられており、手磨きならではの滑らかな質感が印象深く残る仕上げを実現。瑠璃と金赤という、ペアでも使いやすい色展開で、春の季節に恒例で使いたくなる名作に仕上がった。
清水 秀高 プロフィール
清水 秀高 プロフィール
キヨヒデガラス工房代表
経済産業大臣指定江戸切子伝統工芸士
1992年 高校卒業後師匠に弟子入りし、江戸切子の道に入る
2007年 清秀硝子工房設立
2008年 清秀硝子工房自身の工場を構える
2010年 経済産業大臣指定伝統的工芸品伝統工芸士の認定を受ける
2013年 (有)清水商店と統合(屋号清秀硝子工房は継続)
2020年 江戸切子新作展江東区議会議長賞受賞
2020年 キヨヒデガラス工房設立