【初回各色3点限定!】世代を超え受け継がれる名匠のDNA
根本硝子の真骨頂「曲線美」を纏った藤巻限定オールド!
■世代を超えた共作!江戸切子ファン必見の記念碑的グラス
年に一度の祭典「江戸切子新作展」が開催され、百花繚乱の江戸切子が咲き乱れる春。江戸切子好きなら心躍らずにはいられないこの季節に、さらなる吉報が舞い込んだ!麗らかな輝きをまとったこのグラスは、「根本硝子工芸」二代目の伝統工芸士・根本達也氏と、若手実力派の筆頭である三代目・根本幸昇氏が、特別に腕を振るってくれたもの。「今回の新作展開催を記念し、日頃からご縁をいただいている藤巻百貨店さんへ特別な作品を届けたかった」と幸昇氏。達也氏の代名詞である“曲線の美”をふんだんに用い、幸昇氏の感性で彫り上げたグラスは、まさに世代を超えた共作。伝統的な江戸切子の佇まいにモダンな煌めきを孕んだ、根本硝子らしい逸品となっている。そもそも幸昇氏の江戸切子は、手に入れること自体が僥倖。オーダーメイドや一点モノをメインに手掛けているため、市場でお目にかかれる機会はほとんどない。そんな名匠二人が「藤巻百貨店さんのためだけに」とタッグを組んだ記念碑的グラス。大いなる興奮とともに、その魅力についてお伝えしたい。
■三代にわたり継承される技術と伝統、職人としての流儀
職人の町、亀戸で三代続く昭和34年創業の「根本硝子工芸」。創業者は「東京マイスター」や「現代の名工」、さらには「黄綬褒章」を受章した江戸切子の名人、故・根本幸雄氏である。幸雄氏を支え、最高の技術とともに職人として揺るぎない地位を確立したのが、二代目・達也氏。達也氏もまた、卓越したカット技術と個性的な作品で名を馳せ「江戸切子界にこの人あり」と言われる名匠だ。そして、そんな伝説的な二人の技術と感性を余すことなく受け継ぎ、独自の世界観を確立する三代目・幸昇氏。江戸切子界のサラブレットとしても注目を集める彼が目指すのは、「江戸切子の技術を最高のレベルで継承しながら、常に新しい表現へと繋げていくこと」。「工芸から芸術へ」をテーマに掲げる幸昇氏の手からは、新世代の真っ先を切り開いて行く気概に満ちた作品たちが生まれ続けている。
■最高峰クリスタルに躍動する「柔らかな曲線美×鋭い感性」
「共作のテーマは“曲線美”。二代目が得意とする曲線美を自分の中に落とし込み、己の感性でカットを施しました」と幸昇氏。図面は引かず感覚で彫り上げる鋭くも滑らかな曲線は、根本硝子工芸の“御家芸”と言っていい。下部には袴文、側面には幸昇氏が得意とする細やかな菊繋ぎ文を配し、江戸切子然としたクラシカルな佇まいの中にモダンが香る稀有な逸品へと仕上げた。もう一つ、このグラスを究極たらしめているのが、国内では根本硝子を含む4社しか扱えないという「カガミクリスタル」の貴重な色被せガラスだ。幸昇氏はその魅力について「クリスタルガラス特有の透明感はもちろん、滑らかな色彩や口あたり、全てにおいて最高峰」と表現する。カラーは桜をイメージした「金赤」と、新緑の「緑」の2色。「なかでも純金を原料に発色する金赤は、色被せの中でも特に貴重とされる色です。カガミクリスタルならではの清らかな色合いを、春らしい二つの色で堪能してほしい」(同氏)。
■見たまま、触れたまま感じて。心の琴線に触れる忘憂の逸品
タイトルの「覗鏡遊」とは、「あらゆる角度からグラスを《覗》いて、《鏡》のような世界を《遊》んでほしい」という想いから名付けられたもの。グラス下部に施された袴文は、さしずめ“鏡の世界”への入り口だ。袴文を覗き込めば反射した底のカットが密やかに煌めき、さらに真上から覗けば伝統文様と曲線美とが溶け合う圧巻の景色が…。360度、さまざまに表情を変える夢幻の世界をとっくりと味わってほしい。朗らかな春の宵、極上の江戸切子に見惚れながらウィスキーをくゆらせる至福。氷の音をBGMに、ぜひ五感で愛でていただきたい。また、「オールドグラスと聞くとお酒以外注いではいけないような気持ちになりますが、そんなことはありません。水やジュースを飲んでもいいし、ただ飾って眺めるだけでもいい。その人にとって幸せな使い方であれば、それが最善」と幸昇氏。他では決して手に入らない藤巻限定の“稀代の逸品”、その使い道はあなたが決めていい。
カラーバリエーション
ディテール
アイテム詳細
素材:クリスタルガラス
サイズ:(約)80φ×88mm
外装箱サイズ:(約)幅10.5×高さ11.5×奥行き10.5㎝
重さ:372g
製造国:日本
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