新里竜子
「新里竜子」は夫の新里義和とともに、沖縄本島の南端に位置する糸満市喜屋武に「南端ポタリーを構える陶芸作家。那覇市に生まれ、幼少期から作ることに興味があり、琉球大学教育学部美術工芸科を卒業、同大学院を修了。学生時代は現代美術の制作を行い、高校の非常勤講師として陶芸や美術工芸、写真などを教えながら作家活動を開始しました。結婚、出産、育児を経て2016年に作家として再始動。以降、「新里竜子」の作品は沖縄を超え、東京をはじめとする全国の器のお店やギャラリーでの展示に声がかかり、人気の陶芸家となっています。 「新里竜子」は南島の海や風、植物などからインスピレーションを受けた有機的なラインを器に閉じ込め、フリーハンドで描かれる「しのぎ」や、土を切り抜いた文様の「透かし」の不規則な表現で、新しいやちむんの姿を描き出します。
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