永い年月が作る鍾乳石。時を閉じ込めたグラス
逸品のモノ語り
- ①大自然だけが育む風景を刻んだグラス
- ②槌目で鍾乳石の形成を、菊繋ぎで光芒を見せる
- ③赴くままにリアルに、鍾乳石の魅力を形にしたい
- ④【3点限定】テーブルに映える紺碧のブルーで焼酎を
①大自然だけが育む風景を刻んだグラス
鍾乳洞にできていく鍾乳石は、1cmの成長に50年を要するという。雄大な自然の力によって静かにできていく鍾乳洞の風景。それをグラスに表したのが島田 佳学氏の2022年の新作「時」である。
②槌目で鍾乳石の形成を、菊繋ぎで光芒を見せる
目に見えることのない“時間”が形になったような鍾乳石の表現は、槌目文様を感性の赴くままに重ねて。図面なしで進めるため、一つ一つが一点モノとなる。
そしてグラスを斜めに走るダイナミックな菊繋ぎ。これは鍾乳洞のような暗い空間に差し込む光芒を表している。“内被せ”のインディゴブルーの生地であることでカットを入れても色が抜けず、独特な雰囲気だ。
底面にまで槌目が施されており、グラスそのものが「鍾乳石」であるかのような錯覚をもたらしてくれる。この大胆なデザインも他にはなく、島田氏の作品だからこその魅力がある。
島田 佳学氏の作品の魅力とは?
島田佳学氏は江戸切子新作展では2018年「らせんこう」で東京都知事賞、2019年「蜂針」で東京都産業労働局長賞を受賞。いずれも伝統紋様を駆使しながらも、型にはまらないダイナミックさで魅了した。テーブルウェアになっても、その特徴はふんだんに活かされている。
③赴くままにリアルに、鍾乳石の魅力を形にしたい
「永い年月をかけて作られる鍾乳石の魅力を、グラスでリアルに表現したかった」と島田氏。氏の持つダイナミックさとリアルな表現が合わさり、本作には「時」が見事に閉じ込められているのだ。
④【3点限定】テーブルに映える紺碧のブルーで焼酎を
他にはない“内被せ”のインディゴブルーは、今までとは一味違う風景をテーブルにもたらしてくれるに違いない。このブルーを生かすなら、焼酎をロックで楽しみたいところ。使う人の感性を刺激するグラスで、特別な酒時間にしよう。
島田 佳学 プロフィール
(有)鍋谷グラス工芸社所属の江戸切子職人
2017年 第29回江戸切子新作展出品
2018年 第30回江戸切子新作展 東京都知事賞
2019年 第31回江戸切子新作展 東京都産業労働局長賞受賞
アイテム詳細
素材:クリスタル硝子
サイズ(最大直径×高さ):Φ70×100mm
発送に関しまして
発送: 2022年8月上旬より随時発送の予定(場合によっては発送が前後する可能性もございます)
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