英国「グレンロイヤル」を日本製でお届け。ブライドルレザー×上質スエードの雰囲気は、イギリス好きにはたまりません!
■ものづくりの魂が共鳴する。ブライドルレザーと上質スエードが醸し出す美しさ
伝統に裏打ちされた素材と製造技術、そして審美眼。そこに革新性を伴い、新たなトートバッグの傑作が誕生した。ブランドは「GLENROYAL」(グレンロイヤル)。言わずと知れたブライドルレザーの英国三大ブランドに数えられる一角だが、こちらはなんと日本の企画で、日本製で実現した逸品だ。
魂であるブライドルレザーを使いながら、日本での使い方をとことん考え抜いて作り上げたジャパンリミテッドの凄みを、とくとご覧あれ。
■英国の風を感じる。カッチリと柔和、そのバランス感覚が素晴らしい!
英国伝統のブライドルレザーとソフトなスエードレザーを調和させたトートバッグ。
只者ではない気配を放ちつつも、薄マチで持ち歩きやすいサイズ感から親しみも伝わってくる。そんな絶妙なバランスで仕上がっているのが本作だ。
カチッとしたジャケパンに引けを取らないオーラを漂わせながら、カジュアルな普段着にも合わせられる柔和な顔つきは、グレンロイヤルの中でも珍しいプロダクト。
それもそのはず、日本の輸入総代理店である渡辺産業が企画し、共同で開発したからこそ誕生したオンオフ兼用トートなのだ。
■ブライドルレザーの筆頭。スコットランドの「グレンロイヤル」
レザー好き、特にイギリスのアイテムを好む方には知らぬ者はいない名門ブランドこそ、スコットランドの中西部に拠点を置く「グレンロイヤル」。
1979年にブランドを設立し、繊細で堅牢なプロダクトを職人がハンドメイドで製作している。中でも有名なのが、英国で伝統的に作られている革「ブライドルレザー」のアイテムだ。
ベジタブルタンニンなめしの際に長時間浸け込んだり、牛脂や蜜蝋を手作業で塗り込んだりと、非常に手間がかかるのがブライドルレザー。
もともと馬具に使われていた革であるがゆえに頑丈でもあり、縫製や加工には高い技術が問われる。しかし、この革の魅力を引き出すことこそグレンロイヤルの本領だ。ギラリとした特有の光沢はバッグや財布の色気となり、革の美しさやエイジングの味わいが心を掻き立てる。
■イギリスブランドに惹かれ、文化と哲学を日本に伝える
1990年代前半からグレンロイヤルを輸入しはじめてから約30年、日本でブランドを育ててきたのが渡辺産業。同社は1962年に紳士服の生地の輸入商社として創業し、1980年代にはイギリスブランドに特化した輸入総代理店に。
ニットウェア、マフラー、ネクタイ、シューズなど、クラフトマンシップ溢れるブランドを多く取り扱い、英国のフィロソフィーを日本に伝えている。
「イギリスのブランド全体に言えるのは『質実剛健』であることです。それほど華美ではなくて、長く使えて、しかも修理もできる。グレンロイヤルはそれを体現しているブランドだと感じています」とは、ブランドディレクターの小林貴光さん。加えて、作れるアイテムの幅の広さや、シーンや性別を超えて使えるのも魅力だという。
「レザーでできたバッグ、財布、小物は、本来は違うメーカーが作るほど異なる技術なのですが、それをすべて作れるレパートリーの広さはすごい。また、創業者のピーター・パティソンはグラスゴーの美術大学で建築を学んでいたそうで、アイテムにラウンドさせた形が多かったり、構造が珍しかったりと、服飾の視点とはまた違うポイントにこだわりがあるのも特徴です。そうしてできるデザインは、ビジネスをしているメンズを超えて、幅広い層のファンを獲得しているのです」。
■日本限定のアイテム。使うのは当然ブライドルレザー!
そんな2社が共同開発した今回のトートは、オンの日でもオフの日でも使えるように考えられて作ったものだという。ブリーフバッグほどのカッチリさは不要、だが単なるレザートートでもブランドの「らしさ」が出ない。そうして導き出されたのがこのバランスだ。
マチの薄い縦型、肩に掛けられる程度の長さのハンドル、13インチPCが入るサイズで、レザーの風合いはビジネスシーンに向く。縦型トートは通勤電車でも邪魔になりにくい。
グレンロイヤルならば、やはり使う素材はブライドルレザー。ハンドルと入口に、選び抜いた高品質のブライドルレザーをバシッと採用して、質実剛健な印象をもたらす。ボディに使用しているのは、1895年シープタンナーとして創業の英国名門の老舗タンナーCHARLES.F.STEAD社製のスエードだ。
鞣し工程にて施された独自の作法により、キメの細かい繊維が詰まったスエード革「SUPERBUCK」を使用。最大の魅力は、一般的なスエード革よりさらに毛足が短く、独特の肌触りと深みある色合い。英国を代表するスエードだ。
「イギリスの、スコットランドの、そしてグレンロイヤルの『らしさ』を象徴するための素材使いを意識しています」と小林さん。
そして今回は製造もジャパン。精緻な技術を持つ日本のバッグ職人が丁寧に仕上げる。ハンドルをはじめ各所の縫製の見事さ、コバの処理などは本国に引けを取らない。金具の形や色チョイスもブライドルレザーと調和していて美しい。築いてきた信頼関係のもとグレンロイヤル本社とやり取りし、アプルーバルを取得して誕生したデザインと作りは、単なるライセンスものとは一線を画している!
■PCもノートもタブレットも。薄型なのに収納力抜群!
バッグの中は13インチPCに加えて、財布やノート、タブレット、水筒などが収納でき、薄い見た目だが意外とものが入る。オープンポケットがひとつ備わっていて、スマホなどを入れておくのにちょうどいい。
ロウの成分が革の表面に出る「ブルーム」はブライドルレザーならではの現象。そのまま使い続けてもいいし、気になるならブラシでなじませて。カビではないのでご安心を。
■ビジネスにも普段着にも。1本芯の通ったスタイルでいくなら、このトートを大推薦!
ブライドルレザーのハンドル/ネームパッチの存在感がトラッドなジャケパンスタイルに合う。一方で普段着と合わせると、スエードの柔らかい雰囲気と調和するように見え、それでいて砕けすぎず芯の通った姿を演出する。オンオフのファッションによって印象が化けるのがユニークだし、そこが現代のライフスタイルに合う。
ハンドルが長いから肩に掛けやすく、手で握っても地面につかないのもポイント。メンズものを好む女性にもぜひおすすめしたい。
カラーはブラックとグリーンの2色。シックで万能なブラックはオフィスカジュアル使いにふさわしく、グリーンはイギリスらしさがより伝わってくるディープな緑。英国のヒストリー&ストーリーと、日本のものづくりが交差したこのバッグを、ジャケパン、デニム、革靴やスニーカー等々、様々なファッションと織り交ぜて、くったりとエイジングさせながら使いこなしていただきたい。いずれ自分だけの手放せない逸品に育っていくはずだ。
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
バリエーション名
-
男性 174cm 67kg
CABIN x GREEN -
男性 174cm 60kg
CABIN x GREEN -
男性 174cm 60kg
CABIN x GREEN -
女性 160cm
BLACK x BLACK -
男性 182cm 70kg
BLACK x BLACK -
男性 165cm 68kg
CABIN x GREEN
アイテム詳細
素材:牛革(バックスキン),牛革(ブライドルレザー)
サイズ:H:37cm W:28cm D:7cm Handle:54cm
重量: 666g
製造国:日本
※革の特性上、摩擦や湿気などにより、衣服等に移染する場合がございます。特に薄い色合いの物にはご注意ください。
※ブライドルレザーの表面には「ブルーム」と呼ばれる白い粉が浮いてくる場合がございます。これはブライドルレザーの特徴のひとつで、皮革の品質には影響はございません。
もっと













