コーヒー時間の会話がはずむ、だけじゃない! お湯が早く沸いて注ぎやすい、銅の富士山ドリップケトル
富士山デザイン極まれり。使い心地も最高!
これは……富士山そのもの! 富士山モチーフを多く取り扱う藤巻百貨店においても、ひときわデザインのパワーが感じられるコーヒードリップポットが登場する。見た目だけではなく、ドリップの使用感にも優れ、素材である「銅」のメリットを最大限活かしたモデルだ。自宅でもアウトドアでも話題になること間違いなし!
目指したのは赤富士。冠雪の表現も見事!
夕暮れに赤く染まる富士山は霊峰の名にふさわしい威厳をたたえる。そんな「赤富士」の姿をモチーフに、銅素材らしい赤銅色で表現したのがこのポットだ。きれいな円錐形はまさに富士山を思わせ、頭部に錫をかけることで山頂に雪をいただく様を写した。富士山じゃん! と会話が生まれるインパクトの強いデザインだが、建材や料理道具に使われる金属だからか、リビングやキッチンと自然になじんでくれる。他のコーヒー器具と並べても意外なほど違和感なく調和する形だ。
お湯のコントロールが思いのまま。注ぎやすさも抜群
末広がりの形は使用感にも影響する。こちらは直火にそのままかけられるポットで、底が広いため強火がしっかりと当たり、お湯が沸くのが早いのが利点。お湯を入れると重心が低くなり、注ぎ口を傾けた時の重心移動の感覚がつかみやすい。初めて使う際にも「注ぎやすいな、これ」と感じられるだろう。
細く伸び、先端が鋭角になった注ぎ口は湯切れもよく、糸のように細くお湯を出したり、流量を早くしたりと、ドリップポットの操作に抜群のキレを発揮してくれる。ネルドリップに必須の、お湯を一滴一滴注ぐ「点滴ドリップ」も楽勝で、自分が思った通りにお湯をコントロールできるのは快感!
ハンドルやフタの取手は木製で、触れても熱くないのもポイント。フタは傾けても落ちないように突起がついている。容量は1.1Lで、2〜3人分を淹れるのにちょうどいいサイズだ。
銅の効果で、早い・安全・おいしいを実現
銅の素材にも注目したい。銅はステンレスに比べて高い熱伝導率を持ち、ムラなく食材に火が入ることから、プロの料理人が銅の卵焼き器を使うのは有名な話。ポットにおいてはお湯が沸くのが早くなって時短になりそう。また、銅は抗菌・抗ウイルス性に優れ、銅イオンの作用で水がおいしくなると言われている。古くから茶道具でも銅の湯沸かしが使われてきた。銅と水は、化学的にも歴史的にも親和性の高い存在なのだ。
燕の銅製品ならここ! 職人技であらゆる表現を銅に宿す
このポットを作ったのは、金属加工で有名な新潟県燕の新光金属。1959年の創業時から銅製品に特化し、工程の分業が主体の燕では珍しく自社一貫生産で製造しているメーカーだ。多くの職人を抱え、一点一点丁寧に作り上げる優れた加工技術を持つのが強み。さらに、30年以上に渡って幾度も経済産業大臣賞や中小企業庁長官賞などを受賞しており、デザイン性や使い勝手の良さへの評価も高い。
今回は明暗のグラデーションが美しい「赤銅仕上げ」と呼ぶフィニッシュで赤富士を表現した。銅を薬品に浸してダークカラーに化学反応させた後に、熟練の職人がひとつひとつ磨いてグラデーションに仕上げる手法だ。手作業ゆえにまったく同じものはできず、すべてが一点モノ。その風合いを愛でるのも銅器の楽しさだ。
自宅で「ほっ」とするコーヒー時間に。キャンプ場でも話題になる!
選ぶ豆や焙煎による味わいの違いや、おいしさを堪能する「飲む楽しみ」があるのがコーヒーの魅力。でもそれだけではない。自分で抽出する時間、その所作、方法、道具をセレクトするなどの「淹れる楽しみ」もまた魅力のひとつだ。富士山モチーフのユニークなデザインで、キビキビとお湯が反応してくれるこのポットは、自宅でコーヒーを淹れるひとときをよりワクワクさせてくれる。富士山好きや海外の方へのプレゼントにもおすすめだ。
また、実はキャンパーにも人気のアイテム。キャンプの調理道具はステンレスやチタンが主流だが、銅のポットは弱い焚き火でもお湯が沸くので重宝されているのだとか。富士山のふもとのキャンプ場で、富士山をバックにこのポットを写真に収めるユーザーも。この見た目だからこそ「撮る楽しみも」ありそう!
ディテール
ご注意
アイテム詳細
素材:[本体]銅、[ハンドル・フタのツマミ]天然木
仕上げ:[外装]赤銅・錫仕上げ(クリアラッカー塗装)、[内装]ニッケルメッキ仕上げ
サイズ:W260mm(注ぎ口とハンドルを含む)×H155mm(フタ含む)×底径約155mm
容量:約1100ml(満水時)
重量:約510g
製造国:日本
直火:○対応
IH:×非対応