【梅月堂】ぬれどら焼きプレミアム　6個入り

■日に日にしっとり。幸せなどら焼き体験
食べ物は「できたてがおいしい！」と、誰でも実感したことがあると思うが、そんな既成概念を覆す、「日に日においしくなる」どら焼きがあるのをご存知だろうか。その名も「ぬれどら焼きプレミアム」。一口かじると、粒あんの甘さと香ばしい皮の風味が口いっぱいに広がった次の瞬間、かつてないしっとり感に驚く。その名のとおり、これはまさに“ぬれ”どら焼きだ。ここで、「もう一個！」と伸ばした手をいったん膝においてほしい。このどら焼きは寝かせるほどにしっとり感を増し、日を置いておいしさの違いを味わえるという、ちょっと感動的な体験ができる逸品なのだ。どら焼き界に現れたこの新たな扉を開け足を踏み入れてしまうと、もうあなたは引き返せなくなるはずだ。

■どら焼き作り60年、鹿児島の老舗「梅月堂」
この珍しいどら焼きを作ったのは、鹿児島県日置市の小さな和菓子屋さん「梅月堂（ばいげつどう）」。大正10年（1921年）創業の老舗で、現在は4代目の石原良さんが切り盛りしている。創業時から材料と菓子の品質を守り続け、職人の丁寧な手仕事によって生み出されたあたたかみのある和菓子には、地元の人はもちろん全国にもファンが多い。なかでもどら焼きは60年あまり作り続けており、2代目が考案したどら焼きは、そのしっとり感と食べ口の良さが格別と評判に。まさに梅月堂の看板商品だが、さらに上質な素材を使うなどクオリティをとことん突き詰めたのが4代目が開発したこの「ぬれどら焼きプレミアム」なのだ。「伝統はしっかり守りつつ新たな挑戦を続け、楽しさや驚き、季節感や文化まで伝えられる和菓子屋でありたいです」そう語る石原良さんは物腰こそ柔らかだが、その口ぶりからは和菓子への並々ならぬ情熱と強い信念が伺える。

■“賞味期限までずっと食べ頃”の秘密
「ぬれどら焼きプレミアム」に使用されているのは、国産の蜂蜜、北海道大納言小豆、鹿児島の地酒、鹿児島の鶏卵など選び抜かれた上質な素材ばかり。皮には国産蜂蜜をたっぷりと使い、この道50年以上の熟練の職人さんが筆頭となりひとつひとつ手焼きしているのだそう。極上のしっとり感と、寝かせるほどにおいしさを増す秘密はここにある。最終日のしっとり度を100％とすると、2～3日目で80％ほどになり、4日目以降はゆっくりとしっとり感を増し、賞味期限近くになるとじっとりとする。日に日に変化する味わいの中から、好みの食べごろを探すのが通な楽しみ方だ。その際、どら焼きのおいしさをさらに引き立ててくれる飲み物も忘れてはならない。緑茶やブラックコーヒーはもちろん、意外なことに芋焼酎のロックとも相性がいい。ちなみに、石原さんは3日目のしっとり感で無糖のドリップコーヒーと合わせるのが好みだそう。「食べ比べてお気に入りの食べ方を見つけていただけたら嬉しいです」（石原さん）。

■幸せなおやつ時間を自分にも、ギフトにも
先日藤巻百貨店でご紹介し人気の、大人限定のラムレーズン入りどら焼き「ラムドラ」に対して、こちらは大人から子供まで幅広い世代が楽しめる梅月堂のフラッグシップモデル。梅月堂の丁寧かつ斬新な和菓子作りの真髄をストレートに感じられる逸品だ。60年前からほぼ変わらない小ぶりなサイズ感が「かわいい」「ちょうどいい」と特に女性に好評で、自分へのご褒美として購入する方も多い。また、いただきもので食べて気に入った人が、今度は自身が贈り物に使うといった「贈答の連鎖」も起こっているとか。自分用としてもギフトとしてもうってつけのこちらの逸品、リピーターがじわじわ増加中というのも納得だ。さらに、金の箔押しがあしらわれたパッケージやレトロな茜（あかね）色の包装紙も他にない魅力。忙しい日々の中で、丁寧に淹れたお茶を用意して甘いものを頬張る時間は何にも代えがたい幸福。最初の一個から最後の一個まで豊かな味わいを楽しめる、そんな感動的などら焼き体験を自分にはもちろん、大切な人にもプレゼントしてみては？