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傘デザインの革命児!カナダ人デザイナーと日本の傘職人により、芸術的なハンドメイド傘や日傘を生み出しているDiCesare Designs(ディチェザレ デザイン)。伝統技術に裏打ちされた、左右非対称のデザインが、雨の日の装いを華やかに彩る。甲州織の老舗傘生地メーカー「槙田商店」とのコラボレーションによる雨傘と晴雨兼用傘も。

プロトタイプを制作したジョン ディチェザレ氏「DiCesare Designs」の傘

カナダ人彫刻家と
日本人傘職人の運命の出会い

今、新しいものに敏感な人の間で話題なのが「DiCesare Designs」の傘。植物や生き物をモチーフにした、立体的なフォルムが特徴だ。彫刻を学んだカナダ人デザイナー、ジョン ディチェザレ氏がプロトタイプを制作。それを元に日本の傘職人が1本ずつ手作りする。しかし、この独創的な傘が商品化するまでには様々なドラマがあった。大学で彫刻を学んだディチェザレ氏は、いつしか立体的な傘を作りたいと思うようになる。だが、試作段階ではことごとく失敗。そんなある日、日本の傘職人の話を耳にし、たどり着いたのが京都の洋傘職人・東田稔氏と河野敏正氏。職人歴約50年の2人の繊細で卓越した技術を得て、夢は現実へと一歩前進した。

職人魂に火をつけた絶対不可能のデザイン「DiCesare Designs」の傘 日傘「パラシェル」の商品化に成功した「DiCesare Designs」の傘

職人魂に火をつけた
絶対不可能のデザイン

東田氏はデザイン画を見たとき、商品化は絶対に不可能だと思ったと言う。ディチェザレ氏の斬新なデザインを具現化するには、様々な難問があったからだ。ディチェザレ氏のデザインの最大の特徴は「左右非対称」と「立体感」。従来の傘ではあり得なかったフォルムをしているため、生地の張り方を1ミリでも間違えると開閉が不可能になる。また生地のかたさや色によって骨との馴染み方が異なってくる。しかし、この難攻不落のデザインを見て、東田氏と河野氏の職人魂に火がついた。2人の協力が得られることとなり、ディチェザレ氏は2000年に日本に移住。以来、傘のデザインと試作に明け暮れる。そして遂に彼の夢であった「貝」をモチーフにした日傘「パラシェル」の商品化に成功する。

美意識から生まれた日傘「DiCesare Designs」の傘

高度な職人技が支える
デザインの可能性

ディチェザレ氏は日本には独特で優れた傘文化があると考えている。日本は欧米諸国と違い、「白い肌」を美しいとする文化がある。その美意識から生まれたのが日傘。そして「梅雨」「秋の長雨」と、雨の多い国土に欠かせない雨傘。日本人の生活に古来よりとけ込んできた2種類の傘が、それを作る職人技をより高度なものへと進化させてきた。また、氏曰く「日本は傘だけでなく、あらゆるデザインにおいて優れている」のだそうだ。「それは、デザインの可能性を制限しない、どんなに難易度の高いフォルムをも具現化する高度な職人技があるから」(同)。現在も、その職人技に支えられ、ディチェザレ氏は更なる挑戦を続けている。

男性用の「GRANDE」と、女性用の「Rhythm」「DiCesare Designs」の傘 男性用の「GRANDE」と、女性用の「Rhythm」「DiCesare Designs」の傘

日本人が忘れかけていた
自国の文化と美意識の再生

同ブランドの傘の中から、今回は男性用の「GRANDE」と、女性用の「Rhythm」を紹介しよう。どちらも、同ブランドを代表する雨傘。骨の長さを微妙に変え、なめらかな凹凸を実現したかぼちゃのようなフォルムが最大の特徴。優雅な曲線美とデコラティブな造形美を職人技が可能にした美術品のような美しさだ。近年日本では、1年間に約1億3千万本の傘が買われている。これは国民が毎年1人1本購入している計算になる。しかし、残念ながらその多くが大量生産品やビニール傘。安価で便利ではあるが、どこか味気ない。ディチェザレの傘は、そんな日本人が忘れかけていた独自の文化と美意識に、新たな価値を与えてくれている。

DiCesare Designs×槙田商店ダブルネーム
メンズ パンプキン
レディース パンプキン
晴雨兼用日傘
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