色だけじゃない良い財布
とても不思議な青色をしています。青がメインだけどどことなくエメラルドグリーンっぽいというかブルーグレーっぽいというか…とにかく言葉では表現できない素晴らしい青色だと思います。これまで色々な財布を使用してきましたが、色が購入の決め手になったのは初めてでした。知り合いや家族に褒められただけでなく、買物の会計時に財布を取り出した際、見ず知らずの店員さんからも『すごい綺麗な青色のお財布ですね!』と言われた時にはびっくりしました笑。財布としての機能も有能で、小銭入れが外側にあるおかげでカード入れが8枚分あります。一般的な小銭入れ付き二つ折り財布は、財布内側に小銭入れがあるので、内側の左右どちらかのスペースを独占してしまい、カード入れは3~4段しか設けられないことが多いので、8枚カードが入るこの財布はとても重宝します。ただ、財布の構造上小銭入れのフラップを財布の反対側まで持っていってホック留めするようになっているので、あまり小銭をパンパンに入れてしまうとフラップが閉じません。容量の8~9割程度が限界だと思った方がいいかもしれません。また、今は使い始めから3ヶ月程度が経過した為、革が馴れてきて気にならなくなりましたが、初期段階でカードを8枚入れると財布を閉じた時にかなりキツくなります。特に左右最上段の2枚のカードにかなりの力がかかっているように感じました。財布をお尻ポケットに入れて運用する人は、もしかするとカードが変形・破損するかもしれません。なので、革が馴れてくるまでは、再発行に時間がかかるカードや重要度の高いカードほど下の段に入れて使用した方がいいかもしれません。札入れスペースは、特筆する造りは特にありませんが、大きく開く為、かなりお札を入れられます。容量に困ることは余程のことがない限り無いと思います。ただ、深さがお札の大きさとかなりピッタリの寸法で作られているせいか、お札の頭が1~2ミリほど飛び出ることが多いです。フラップを閉じてしまえば全く気にならないのですが、やはりフラップに曲げられてお札が多少折れたり切れ目が入ったりすることがあります。店頭での精算には問題無いと思いますが、自動販売機や券売機のような自動精算機相手の時に、ちゃんと読み込んでくれるか心配になります。色々書きましたが、全体的に縦横あともう1センチ弱ぐらい大きければ、もっとスムーズに使用できるのかなと思いました。ただ、この辺りは経年使用による革の馴れや伸びでかなり変わってくるでしょうし、現状でもそれほど不便さを感じていません。それどころか二つ折り財布の中では機能面で見てもかなり優秀な部類ではないかと思います。長くなってしまいましたが、購入の際の参考にしてもらえれば幸いです。