【9周年記念】世界最高峰の革×大峽の職人技で伝説は再び蘇る
藤巻別注!至高のビジネスバッグが進化を遂げ完全復活!
■大峽製鞄×藤巻百貨店の歴史は、このバッグから始まった!
そのバッグの登場は、それまでのビジネスバッグの概念をガラリと変えてしまった―。日本バッグ界のオーソリティ「大峽製鞄(おおばせいほう)」が藤巻百貨店に初めて登場したのは2013年のこと。以来、数々の別注アイテムをお届けしてきたが、その記念すべき第1号こそがこの「ソフトビジネスバッグ」である。世界最高峰の革、柔らかなフォルム、ハッとするような色…。彗星のごとく現れた鮮やかなビジネスバッグは、“仕事鞄は地味なもの”という先入観を軽やかに打ち砕き、多くの大人たちを瞬く間に魅了した。そんな伝説のビジネスバッグが、さらなる進化を遂げ『9周年モデル』としてここに復活!「実は弊社でもソフトビジネスバッグのリニューアルを考えていたのですが、それが偶然にも藤巻さんの9周年とピタッと重なった。まさに奇跡のタイミングで、今回の別注モデルを生み出すことができました」と製品部マネージャーの大峽洋子さん。運命的な巡り合わせにより実現した“新生・ソフトビジネスバッグ”。新たな伝説の幕開けを目撃せよ!
■皇室御用達の老舗。至高の品質を支え続ける「3つの信条」
数々のビジネスアイテムをはじめ、皇室の薬箱や有名小学校のランドセルなどを手掛けてきた、日本を代表する老舗鞄メーカー「大峽製鞄」。昭和10年の創業以来、今もなお手仕事による縫製を頑なに貫き、“本物の鞄”を探求し続ける。「私たちのポリシーは『最も良い革を使う』『丁寧な仕事をする』『デザインは極力シンプルに』の3つだけ。シンプルであればあるほど、革の良さと職人の腕が如実に現れるんです」と洋子さん。世界各地のタンナーへ赴いて直接見定めてきた革は、一流メゾンと仕入れ先が重なることもしばしば。それでも上質な原皮を扱えるのは、タンナーとの深い絆があるからこそ。これまでに各種コンクールにて文部大臣賞7回、東京都知事賞11回、通産大臣賞、経済産業大臣賞と数々の賞を受賞。服飾評論家の故落合正勝氏をアドバイザーに迎えるなど、素材×技術の揺るぎない基盤の上に新たなテイストを加え、同社ならではのものづくりを追求している。
■トップメゾンが熱望する革!技の粋を尽くした至高のバッグ
「フランス高級メゾンへのサプライで手一杯」という革メーカーを説き伏せ出来上がったというエピソードを持つ「ソフトビジネスバッグ」。革はもちろん大峽製鞄の十八番、ジャーマン・シュリンクだ。ヨーロッパの原皮を使いドイツで鞣された革は、カーフならではのきめ細やかさと一生を共にできるほどの耐久性を併せ持つ。さらに特筆すべきは、このシボ立ちの美しさ。「ここまでシボの“山と谷”の高低差がしっかりと出ているレザーは他になかなかありません。この奥行きが、独特のふわっとしたタッチ感をもたらし、美しい発色を生み出しているのです」と同氏。そんな世界最高峰の革に、鞄としての命を吹き込むのが大峽の職人たちだ。例えばハンドル。一見何の変哲もないように見えるが、真横から見ると中央がやや窪んでいるのがわかる。「厚みの違う革を貼り合わせた芯に、ジャーマン・シュリンクを巻いて縫い上げています。実は芯材の革は、他のシリーズで表革として使われているもの。良い革を使った方が手馴染みの良いハンドルができるんですよ」(同)。まさに素材の贅、技の贅を尽くした逸品。手にした瞬間、その“違い”がわかるはずだ。
■世界観はそのまま。洗練されたディテールでさらに使いやすく
メインルームは13インチのPCがぴったり収まるサイズ感で、昨今のテレワーク需要にもマッチ。タブレットやスマホを持ち歩く人が増えたことを受け、ファスナーポケットの中布を滑らかなマイクロファイバー製に変更した。内装には、今回のモデルのために特別に誂えた杉綾織りの帆布生地を使用。「デニムの一大産地である倉敷・児島の帆布メーカーに特注して作り上げたもので、大峽の完全オリジナルです」(同)。また、キークロシェットのデザインもリニューアル。鍵を取り付けるDカンは、房の中に付け替えることも可能。付属のキーだけでなく、好みのものを提げることもできる。何かと便利な背面ポケットは、手に提げたときに金具がパンツに擦れないよう革をかぶせ、見た目にもスマートに。外観はほぼ変えずディテールのみに改良を施したのは、「ソフトビジネスバッグ」の復活を待つファンの想いに応えるため。使い勝手が格段にUPした今回の9周年モデル、その使い心地をぜひお試しいただきたい。
■大人の特権を行使せよ!鮮やかなビジネスバッグと人生を冒険しよう
カラーはネイビー、トープ、スカイブルー、オレンジの4色展開。いずれもハンドルとキークロシェットをブラウンで誂えた、藤巻限定のバイカラー仕立てだ。独特のドライなタッチ感は、イタリアなどのオイリーな革とは違い“変わらない”のが魅力。購入時の発色や手触りをいつまでも楽しむことができる。「鮮やかなカラーを選ぶのは勇気がいると感じる人もいるかもしれません。実は以前の私もそうでした」(洋子さん)。意識が変わったきっかけは、なんと車上荒らし。「海外での展示会中にカバンを盗まれてしまい、急遽展示してあったオレンジのソフトビジネスバッグを使ったんです。すると街中で次々に『そのカバンはどこの?』と声をかけられる。中には商談に結びついたものまでありました(笑)」。ジャケパンやスーツに、鮮やかなビジネスバッグをさらりと合わせる。色でハズし、風合いで魅せ、品質で風格を添える、そんな離れ業がこのバッグならいとも簡単に叶ってしまう。ラフな装いに合わせてカジュアルアップするのも粋だろう。さあ諸君、大人だけに許された冒険を楽しもうではないか。
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:ジャーマンシュリンクレザー
サイズ:38×27×11cm
重量:約1395g
生産国:日本