「VARCO(ヴァーコ)」のREAL WOOD シリーズ

化粧品会社の営業を経て、革業界に入った梶谷明宏氏がデザイナーを務めるオリジナルブランド「VARCO(ヴァーコ)」。完全オリジナルの“素染めレザー”でカタチを帯びる、キーカバーとウォレットなど、革の“常識”を越えるべく、常に斬新で個性的な革小物を生み出している。

”本物の木”とヌメ革が融合した「VARCOヴァーコのREAL WOOD シリーズ」

"本物の木"とヌメ革が融合!
革の常識を越えた斬新な革小物

手染め(素染め)のヌメ革を使ってベルトをつくるメーカーを創業した梶谷明宏氏が、2008年に立ち上げたオリジナル革小物ブランド「VARCO」。ここから生まれたのが、"本物の木"とヌメ革を組み合わせた、今までにない斬新でナチュラルでスタイリッシュな革小物シリーズ、その名も「REAL WOOD」。そもそも、"木は硬いのに縫えるのか?"という素朴な疑問を解決すべく、すべては1通のメールから始まった。「『革小物に使える木がある』という、見ず知らずの人からのメール。最初はスルーしていたのですが(笑)、革の可能性を確かめたくなったんです」(梶谷氏)。耐久性を兼ね備えた、木の暖かさと美しい木目、ナチュラルな質感のリアルウッド。ヌメ革がかもし出す独特の色合い。この絶妙なカラーコンビネーションは、類を見ない仕上がりだ。

柔軟性のある天然木を使った「VARCOヴァーコのREAL WOOD シリーズ」

柔軟性のある天然木を使った
革業界への新たなる挑戦

この「REAL WOOD」シリーズは、車のウッドパネルや高級家具などにも使われる"ブラックウォールナット"の質感と牛革の異素材の融合が楽しむことができる。世界でも日本がトップクラスといわれるツキ板(木を薄くスライスしてできる板)の技術が応用された本物の木できたウッドシートは、柔らかくしなやかに曲がり、縫製しても割れないような特殊加工がされている。 この技術により "柔軟性のある天然木"が誕生し、"素染めレザー"とのコラボレーションが可能となった。「世の中の常識や、いわゆる"安全策"は参考にしつつも、それを鵜飲みするという意識はありません。失敗もあるけれど、トライアルし続けなければ革業界で埋もれてしまいますからね」(梶谷氏)

使う度に変化する木と革の表情を楽しめる「VARCOヴァーコのREAL WOOD シリーズ」

ひとつたりとも同じではない
使う度に変化する木と革の表情

素材使いと使い勝手、そして面白さにこだわる。これが「VARCO」のコンセプトだ。どれかひとつが欠けても意味がない。「使いやすくて、デザイン性も高いこと。これも常に目指しています。例えば『ラウンドジップウォレット』を一度使えば、手放せません。先日は、60代の夫婦が色違いで購入されました。もちろん、20代のお客様も多いです。なるべく多くの人に使ってもらいたいので、価格もリーズナブルに抑える努力をしています」(梶谷氏)。使う人の摩擦や汗などで、色や形が"味"を帯び、ナチュラル感が強くなる。使う度に愛着が沸いていく。自らの成長とともに成長していける、そんな革小物との出合いは、暮らしを今までより明るくする。

完全オリジナルの”素染めレザー”「VARCOヴァーコのREAL WOOD シリーズ」

自社染色工場ゆえに可能となる
完全オリジナルの"素染めレザー"

自社開発の"素染めレザー"で作られる「VARCO」の製品。手染めの作業は、岩手県の自社染色工場で、独自に研究・開発されたオリジナルカラーによって行っている。使用するヌメ革は、ナチュラルで発色が良いのが特徴。時の経過とともに風合いが変化し、革が"育つ"のも魅力だ。手間を惜しまず開発された色たちは、どれも「ありそうで無い」独特な色合いに仕上る。例えば、黄色はマスタードのような、オレンジはレンガのような重厚感を帯びたような、正規のヴィヴィットカラーからは敢えて少しくすませることで、アンティーク調に仕上げている。革の染色から製品加工まで、すべての行程を日本国内で行う正真正銘の"MADE IN JAPAN"ブランドだ。

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