【京鹿の子絞り眞桜 mao】板締め絞り染め麻ストール

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7周年記念、京都の伝統工芸士が染める特注ブルー！
「板締め絞り染め」の麻ストールを春夏の涼に

■京都の伝統工芸士にオリジナルストールを特注！
さらりとした麻のストールは、春夏に大活躍するファッショングッズだ。春のやや肌寒い夜に肩にかけたり、または夏の強い日差しから肌を守るために首に巻いたり。春夏の季節感を味わいながら使うには、麻という素材はまさにうってつけ。今回登場するのは、京都の伝統工芸士・重野泰正氏がその手で染めた麻のストール。織れる業者はわずか数軒ともいわれる上質な近江の麻を、奈良時代から伝わる染色技法「板締め絞り染め」で染め抜いた。色は7周年を記念して、藤巻百貨店のテーマカラーであるブルー！近江の麻ならではのヌメッとした光沢感が高級感を誘いつつ、その爽やかで落ち着いた色合いで気温の高い日でも涼やかに過ごせそうな気がしてくる逸品だ。

■伝統技術とファッションブランドをつなぐキーマン
重野泰正氏の名を知る人は、かなりのファッション通だろう。京都の着物の仕上げ業者に生まれた重野氏は、美大でインテリアデザインを学び、シルクスクリーン作品などの制作を経てアメリカに留学、現地で店舗設計などに携わる。帰国後は家業に入るかたちで染色の道に。平成元年（1089年）から足掛け30年、いまでは京都の伝統工芸である「京鹿の子絞り」を継承する伝統工芸士の一人として活躍しており、2011年に自身のブランドである「京鹿の子絞り眞桜（まお）」を設立した。その後、重野氏の腕を見込んでとあるファッションブランドが染色の依頼をしたことが契機になり、次々と各ブランドへの素材提供が始まった。日本のファッション界の重鎮やフランスのハイブランド、世界的なDJのシューズ、各百貨店などとコラボレーションしていくことに。染める素材は布地にとどまらず、特に革の染色においては他の追随を許さないほどのノウハウを持つ。伝統技術とファッションの橋渡し役を、重野氏は一手に担っている。

■天平の染め方を継ぐ「板締め絞り染め」の美しさ
板締め絞り染めは、奈良時代から伝わる染色の三纈（さんけち）のひとつ「夾纈（きょうけち）」で、東大寺の正倉院にも残されている染色技法だ。染地をたたんで板で挟み、そのまま染めることで挟んだ部分が染まらずに文様が浮かび上がる。着物の文様でもおなじみのこの技法をストールに応用したのがこちらであり、非常に古典的な柄ともいえる。だが、できあがったストールに古さはまったく感じられない。染め抜いた長方形部分の境界線はじわりと染料がにじみ、さらりとした近江の麻に重野氏が見極めた美しいブルーが乗る。染めものの布と聞いて一般的な手ぬぐいをイメージしてはいけない。単なる和のストールとは一味も二味も違うのだ。

■初回限定50点、青の麻ストールで涼を
手で触るよりも首への当たりが柔らかく、通気性も良いため暑くも寒くもない状態を作れるのがこのストール。広げてみれば長方形がジグザグに並んだ姿が見てとれるが、巻くことで白いラインがシュッシュッとリズム感のある流れが生まれ、洋装にフィットする。デニム＆シャツなどシンプルな装いのアクセントして、またはTシャツ1枚ではちょっと寂しい時に、くるっとひと巻きしてブルーのポイントを作ってみてはいかがだろう。もちろんジャケットなどのキレイなスタイルともマッチし、仕事用に使ってもOK。色はネイビーとスカイブルーの2色、初回限定数量は合わせて50点のみ。さらり、ふわり、青の麻ストールで気持ち良く、グッドスタイルな春夏をどうぞ。