人気の“組紐ブレスレット”がさらに進化
伝統工芸「江戸くみひも」のシンプルアクセ
■知る人ぞ知る「和装の名脇役」職人集団
和装雑誌を愛読されている方は「龍工房」の名をきっとご存知のはずだ。なぜなら必ずといってもいいほど龍工房が手がけた帯締めが登場するから。愛用者には着物を日常的に着ている歌舞伎役者や落語家、茶道の家元など、和装を愛する人々からの絶大な支持を得ている。そう聞くとちょっと敷居が高いアイテム? と思うかもしれないが、ここから龍工房の腕の見せどころ。帯締めを構成する技術「組紐」を「気軽に日常で使えるアイテムにしたい」とアイデアを練り「組紐ブレスレット」を作り上げたのだ。今回、従来のブレスレットからさらなる進化を遂げた「三重巻き」を開発し、細いラインの連なりが手首をシャープに、全身をスタイリッシュに演出してれる。そう、伝統工芸はこんな風にもっともっと身近な存在でいい。
■代々伝わる組紐の技術を受け継ぐ老舗
組紐による帯締めと帯あげの「デザイン」「染め」「組み」の全てをプロデュースし、製造までを手掛ける龍工房。職人が少しずつ糸を組み込んでいく「組紐」の技術は、古くから伝わる技を伝える日本の伝統工芸であり、さらには映画などメディアでの露出も手伝って、その精緻な色柄が人々を魅了している。丸台や角台といった専用の台を使い、職人が一本一本、手作業で組み込んでいくが、複雑な柄になると熟練の職人が集中しても1時間で数センチしか組むことができないという。「カラン」と音をたてながら職人の手によってひとつひとつ組み込んでいく様は、妙に人を惹き付けるものがある。
■極めてシンプル、だから技量が問われる
龍工房の若き組紐職人・福田隆太氏によれば、「三重巻きブレスレット」に選んだのは「藤四つ組」という組み方。こだわりの絶妙な撚り具合による立体的なテクスチャーと、地の色に対して一本の色糸が細く走るのが特徴だ。「藤四つ組は組紐の基本で、『四つに始まり四つに終わる』と言われるほど。シンプルですが奥の深い組み方だと思います」(福田氏)。もっと複雑な柄が出せる技術がありながら、あえて地力がはっきりと表れる組み方を選んだのがまた粋。ほどけにくく、かといって閉まり過ぎることもない絶妙な力加減で組み込んでいく熟練職人の技が、この小さなアイテムの中に凝縮されている。
■着こなしを「締める」キーアイテムとして
展開する8色は日本らしい渋めのカラーが中心。とはいえ中に通る金の色糸のおかげできらびやかさが感じられ、三重の程よいボリュームが着こなしのアクセントになる。組紐×和装の相性がいいのはもちろん、普段着のカジュアルスタイルでも似合ってしまうのは龍工房のセンスの賜物。シャツの袖からのぞかせる、腕時計と重ねづけする、Tシャツ着用時に手首に巻いてファッションのバランスをとるなど、どんなスタイルでもすんなり決まるのがイイ。連結にはこのために特注した真鍮のオリジナル金具で「カチッ」という感触とともに留められ、煩わしさもナシ。ミサンガのように願をかけたり、自分だけのラッキーアイテムとしてお守りのように身に付けたりと、使い方はその人次第。男性・女性どちらも使えるユニセックスデザインだからプレゼントネタの一つとしても知っておきたい。サイズはSが女性や手首の細い男性に、Mは男性向き。
カラーバリエーション
アイテム詳細
素材:組紐/正絹100%(※金糸を除く)、留具/真鍮
サイズ:Sサイズ/55cm(女性向き、手首の細い男性向き)、Mサイズ/60cm(男性向き)
重量:約10g
生産国:日本
【ご注意】
※絹糸の染色加工の性質上、水や汗、摩擦による色移り、色落ちすることがございますのでご注意ください。
※水洗い、ドライクリーニングはお避けください。
※強い力がかかりますと留め具と組紐を繋ぐパーツが外れる可能性がありますので、ご注意ください。
※金属アレルギーのある方はご使用をお控えください。
※長時間水につけてしまうと紐が緩んで金具から外れてしまう恐れがあります
このアイテムのレビュー
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