【各色僅少】最高峰クリスタルガラスに十字架が煌めく!問い合わせ殺到の“男前オールド”が降臨
あふれる重厚感。男の美学を刺激するオールド
重厚な佇まいのロックグラスに刻まれたのは「十字架」のモチーフ。全面に配された菊繋ぎのカットは眩いばかりの光を放ち、注いだ酒をより旨そうに魅せる。上等なクリスタルガラスならではの質量感もまた堪らない。男の美学をこれでもかと刺激する、江戸切子オールド「CROSS」が藤巻百貨店に降臨!江戸切子界の鬼才・山田真照(まさあき)氏の人気作をお見逃しなく。
問い合わせ殺到!直売会で注目を集めた噂の酒器
今年3月に東急プラザ銀座で行われた国内最大規模の江戸切子イベント「江戸切子桜祭り」。直売会には過去最大の規模となる30人以上もの職人の作品が並び、多くの江戸切子ファンが足を運んだ。中でも真照氏が手掛ける「CROSS」は、Webに告知が出るや否や問い合わせが殺到。この「CROSS」を目当てに会場に駆けつけるファンも多く、あっという間に完売に…。そんな、ファン待望の逸品が遂にWeb解禁!此度も各色僅少につき、早めの決断を。
“オリジナル菊繋ぎ”がCMにも起用!
稀代の才能を発揮する老舗工房の三代目
職人の街・墨田区で代々江戸切子を作り続ける「山田硝子」。二代目の山田輝雄氏は「日本のガラス展」大賞のほか、数々の賞を受賞した名工。ギャラリーで個展を開くなど、もはやその作品は芸術品の域に達する。そんな輝雄氏の後を継ぎ、独自の江戸切子道を切り拓くのが三代目の真照氏だ。
直線的なカットで表現する江戸切子と、四季折々の動植物を彫刻する花切子。真照氏は、両方の技術を巧みに使分けながら、自身のイメージをカタチにしてゆく。そんな氏の代表作とも言えるのが、伝統紋様の菊繋ぎにアレンジを加えた「縁(ゆかり)繋ぎ」。菊と菊の間を“玉”で繋いだもので、お茶のCMにも起用され話題に。確かな技術に裏打ちされた独自表現は、多くの江戸切子ファンを魅了する。
十字架、菊繋ぎ、アンバー。
ここにしかない三位一体を味わう
「いわゆる“江戸切子らしさ”にはあまり捉われず、自由な発想でものを作りたい」と真照氏。今作のモチーフは「十字架」だ。「ものを作る時は、まずデザインから入ることが多い。次にそれをどういう風にグラスに落とし込めるかな、というところを考えます」と語る。今回、作品のイメージに合わせて選んだのは、創業100年を超えるガラスメーカー「深川硝子工芸」のクリスタルガラス。アンバーの上に色を被せた二色被せの生地を用い、十字架のモチーフを浮かび上がらせた。
「今回はオリジナルの“縁繋ぎ”ではなく、オーソドックスな菊繋ぎを入れています」と真照氏。一般的には90度のダイヤを使うことが多いが、本作で使われているのはそれよりもさらに山の高い60度。鋭く深くカットが入るため、チクチクと心地よい感覚が指先に残る。「ここまで深いと、薄い生地ではすぐ穴が開いてしまう。そのため、分厚い生地を厳選して使っています」(同)。
下部には大胆に袴を入れ、アンバー色の“溜まり”が美しく引き立つデザインに。底面には大きな菊花があしらわれ、覗き込んだ時の景色も圧巻だ。
【数量限定&次回入荷未定】
いい酒と、いいグラス。耽美な夜を彩る一杯
「クロス×菊繋ぎ」の和洋折衷なデザインは、ウイスキー、焼酎、日本酒、どんな酒にもよく似合う。やはりオンザロックが絵になるが、「特にお酒にこだわらずとも、お好きな飲み物を愉しんでほしい」と真照氏。重厚感あふれるグラスは、存在感もひとしお。酒の旨さとグラスの美しさとが溶け合ってゆくような、耽美なひと時を味わえる。江戸切子ファンはもちろん、十字架のモチーフが好きな方へのプレゼントにもオススメだ。次回入荷未定につき、早めに手に入れてほしい。
プロフィール
山田 真照(まさあき)
(株)玻璃匠 山田硝子所属 切子職人
1973年 東京都生まれ
1992年 父 輝雄に師事 江戸切子の道に入る
2006年 墨田マイスター認定
2015年 ミラノ万博 日本館のお土産に採用
2017年 「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」に51人の匠の一人として選出
2020年 東京都優秀技能者(東京マイスター)賞受賞
2021年 コカコーラ社綾鷹CMに「縁繋ぎ」採用
2023年 杭州文化創意産業博覧会に出展・実演
他、受賞歴多数