さあ我が家の料理人よ、最高の道具で最高の丼を作ろう
玉子はふわっと、肉はジューシーに焼きあがる純銅丼鍋
■最高の道具があれば、料理は格段に美味しく楽しくなる!
時にどうしようもなく、こだわりの料理を作って味わいたくなることはないだろうか。最高の料理は食材も大事だが、道具一つでも格段に変わるもの。そんなこだわり派の方々にオススメしたい、究極の逸品がついに藤巻百貨店に登場する!中村銅器製作所の「丼鍋」である。純銅による意匠は驚くほどシンプルだが驚くほど研ぎ澄まされており、料理道具の究極系としてとことん高められていることを感じさせる。これまで藤巻百貨店ではふわっふわの玉子焼きを作ることのできる「玉子焼き器」のみの取り扱いだったが、ついに新作の登場と相成ったというわけだ。純銅の素材の強みを活かした「丼鍋」。これさえあえれば、時に無性に食べたくなるカツ丼や親子丼を、自宅で最高の形で料理できるに違いない!
■繊細な手作業によってのみ成り立つ、日々を支える道具作り
全国の一流料亭や寿司職人などプロたちも愛用する、中村銅器製作所の銅鍋。銅素材は熱伝導性と保温性に優れ、料理道具に適している。ムラなく均一に熱が通るため、焼きムラや焦げ付きが生じにくいという。「鉄やステンレス、シルバーストーンの鍋などと使い比べていただくと、違いは歴然です。『味がまろやかになるから』と銅鍋を選ぶ方もいらっしゃいます」と語るのは、中村銅器・三代目の中村恵一氏だ。銅板を叩きあげて成形し、内側に錫(すず)をひく。言葉にするのは簡単でも、そこはほんの少しの力加減が商品の出来・不出来を左右する世界。だが、「職人はこだわっていたら仕事にならないので、ひとつひとつの仕事を丁寧に確実にやっていくことだけですね」と中村氏。中村銅器は自己表現ではなく、日々を支える道具の作り手。それこそが職人としての指針であり、矜持なのだ。
■ムラなく熱を伝え、蓄えられるから、あらゆる焼き物が美味しい
素材は純銅で、油がなじみやすく、使いこむほどに鍋の状態が良くなるように内側に錫を焼き付けているのが特徴的だ。ガスコンロの上で熱した銅鍋の内側に、薄いプレート状になった錫をこすりつけると、一瞬にして錫が溶け出す。それをすかさず、真綿でなでるように伸ばし、均一に広げる。「錫引き」はすべてが一瞬の作業だが、そのスピードと正確さは、中村氏をはじめ職人たちの熟練の技があってこそだ。中村銅器製作所の製品は、銅に厚みを持たせていることで、保温性が高まっている。蓄熱された余熱での調理も可能なので、玉子はふんわり、肉は肉汁を逃すことなくジューシーに仕上げられるのだ。この形状を見ると多くの人が親子丼を想像するだろうが、深型に作られているため、カツ丼などボリューミーな丼料理も作れてしまうのが良い。丼に盛り付けやすいタイプの鍋なので、ほかにもジューシーな牛丼や豚丼を作るにも重宝するはずだ。
■玉子はふわとろっ、肉はジューシー!カツ丼親子丼、何でもござれ
いつもと同じ材料・作り方であっても、格段に美味しい!“使う道具”の影響をひしひしと、舌で実感させてくれるのが中村銅器製作所の鍋である。卵であれば外はふっくら中はしっとり、冷めてもとことん美味しいのだから驚きだ。同社の製品は“プロ御用達の逸品”とも言われるだけに、慣れてないと使いこなせないのかな?と考えてしまうかもしれないが、純銅だけが有するポテンシャルをもってすれば、料理初心者にこそオススメできるのもポイントだ。うどんやそばとセットで味わいたくなるカツ丼や親子丼も自宅で楽しく作れるし、お店顔負けの味だって手に届くところにやってくる。中には、パンケーキ作りに使って極上のふんわり感を楽しんでいる人もいるのだとか。「おうち時間」が増えた今、こだわりの料理道具でこだわりの料理を楽しんでいる方も少なくないはず。さあ今日は最高の道具だからこそ作れる味に舌鼓を打とうではないか。
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:銅板、内面錫焼き付け、持ち手木柄
サイズ:直径170mm×30㎜深さ
重さ:400g
製造国:日本
お手入れと使用上の注意
【ご使用後のお手入れ】
《内側》水洗いで調理の汚れを十分に落としてください。 洗剤を使用の際は柔らかいスポンジを使用してください。汚れの気になる場合はクレンザーの使用も可能ですが錫引きされた表面は柔らかいので傷がつく場合がございます。
《外側》水洗いをし、水気を取り除き柔らかい布で乾拭きしてください。 汚れの気になる場合はクレンザーの使用も可能です。
【ご使用上の注意】
銅は熱伝導が高いので、火力調整に気を付けてください。
空焚きはしないでください。(焼き付けた錫の溶け出しになります。)
内側の(銀の部分・錫)は束子や金属性の器具をご使用にならないでください。 持ち手部分が暑いときには鍋つかみ等を使用してください。
鍋の中に調理物を保存しておくと緑青(銅の錆)原因になりますので調理後は調理物を他の器に移してください。
【持手(木柄の部分)の緩みについて】
出荷時には木柄を十分に打ち込んでおりますが木柄の乾燥等により緩みが生じることがございます。
この場合は金具の部分を片手で持ち木柄の先の部分を叩き入れてそのあと釘の部分を叩いてください。