生誕80年の祝祭を彩る大峽製鞄のカジュアルライン
シンプルさの中にエレガンスを。ドレスダウンに映える藤巻百貨店別注トート
■日本を代表する、皇室御用達の老舗鞄メーカー
鞄作りに携わること80余年。人の手による縫製を貫き、至高の品質を守り続け、長年にわたり“本物の鞄”を探求してきた大峽製鞄(おおばせいほう)。昭和10年の創業以来、数々のビジネスアイテムをはじめ、皇室の薬箱や有名小学校のランドセルなども手掛けてきた日本を代表する老舗鞄メーカーだ。今まで文部大臣賞7回、東京都知事賞11回、通産大臣賞、経済産業大臣賞と数々の賞を受賞。各方面から賛辞を受ける製品は、国内外の多くのファンを魅了し続けている。世界の一流メゾンがラブコールを送る欧州随一のタンナーの極上のレザーに、海外の展示会などで注目を集める大峽の職人技を注いだ逸品は、その一方でデザインや仕様にもこだわりが。服飾評論家の故落合正勝氏をアドバイザーに迎えるなど、素材と技術の揺るぎない基盤の上に新たなテイストを加え、同社ならではの製品作りに取り組んでいる。
■カジュアルラインのフラッグシップモデルはエレガントなトート
2015年に創業80年の節目を迎えた大峽製鞄。同社の大峽宏造専務が「私たちのポリシーは『最も良い革を使う』『丁寧な仕事をする』『デザインは極力シンプルに』の3つだけ。シンプルであるほど、革の良さと職人の腕が如実に現れます」と語るように、これまで一貫してそのこだわりを製品に落とし込み表現してきた。今回登場するのは、「カジュアルライン」のフラッグシップモデル・シュリンクレザートートの藤巻百貨店別注モデルだ。肌に触れてもアタリのない柔らかな風合いが魅力のユニセックスなビジネストートで、ボタンを囲むレザーがボディと同様のシュリンクレザーとなった特別仕様。「このシュリンクレザーを見た時に、トートのイメージが浮かびました。本当にいい素材ですよ」と、世界中の最高級皮革を知る大峽氏が語るほど。ビジネスファッションをよりカジュアルに、より上質に。「世界の大峽」渾身の一手に期待が高まる。
■心奪われる天然革の美しさに、確かな実用性と堅牢さを
つい触れてみたいと思わせるほどしなやかなシュリンクレザーは、一生を共にできるほどの耐久性を持つ。「イタリアのバケッタなどと違って退色せず、経年変化もしにくいので新品のような風合いを保ちます」(同氏)と言うように、入手がなかなか難しい良質な原皮から造った革は、防傷、弾力性に優れており、長い間常用しても色落ちや日焼けの心配が少ない。さらに素材の良さと美しさを共に“魅せる”堅牢な仕立てにも注目したい。「革を重ねて一分のずれもなく縫製し、厚みを出す。そしてその革の切り口をわざと見せるんです。革の良さを見せるためにね。縫製の出来栄えが見た目と丈夫さを共存させる重要なポイントです」(同氏)というように、ここでも縫製においても一家言ある大峽の職人技が光っている。実直な仕事が成す美しい仕立てが、柔らかなレザーに堅牢さを。これぞ大峽のクラフトマンシップが成せる技だろう。
■ドレスダウンに風格を。生涯を共に歩める上質なトートを持つ愉悦
過度な派手さではなく、出で立ちはつつましく、しかし本物だけが持つ風合いを感じられる。そんな鞄を持ちたい人にお勧めしたい本アイテム。大峽氏も通勤に使うほどのお気に入りで、丸みのある柔らかな印象のマスクは、ドレスダウンしたビジネスシーンに合う品のある作り。「クールビズ化によりビジネスファッションはカジュアル志向に変わってきています。そしてカジュアル衣料品こそが一番質が問われます。だから上質なカジュアルウェアに身に包むような本物志向の大人に、このトートを持ってもらいたいんですよね。きっと満足してもらえると思います」(同氏)。無駄な装飾を省いたことで、その優美な味わいを最大限に引き出した、ラグジュアリーな佇まいのトート。時を重ねるごとに輝きを増す、生涯を共にできる鞄を持つ愉悦を感じて。
カラーバリエーション
「ネイビー」「オレンジ」「ブラウン」は現在お取り扱いしておりません
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材: ジャーマン・シュリンクレザー
製造国: 日本
内側: ファスナーポケット×1、オープンポケット×2
重量:1,200g
アイテムサイズ
幅: 40cm
高さ: 31cm
マチ: 9cm
このアイテムのレビュー
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