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富山県高岡市で100余年続く鋳物メーカー「能作(のうさく)」。美しく機能的な製品は数多の有名レストランや料亭でも採用されており、馴染みがある方も多いはず。なかでも彼らが生み出す100%錫(すず)製の酒器はちょっと格別だ。殊に「能作」の酒器が左党から愛されている理由はどこにあるのだろうか。

高岡から世界へ。貴重な“錫100%”の製品を

高岡から世界へ。
貴重な“錫100%”の製品を

富山県高岡市といえば鋳物の町。400年以上の歴史を持つこの地に生まれ、今や世界中で愛されている鋳物メーカーが「能作」だ。1916年(大正5年)の創業以来、「より能(よ)い鋳物を、より能(よ)く作る」をモットーとし、素材の特性を生かしたテーブルウェアやインテリア雑貨を製作している。とりわけ錫製の酒器は、デザインの美しさと実用性の高さで国内はもとよりフランスやアメリカ、アジアなど世界中にファンを持つ。錫は非常に柔らかい素材のため通常は合金で形成するところ、「能作」の酒器は錫100%で仕上げた貴重な逸品なのだ。そこには伝統に裏付けられた繊細な手仕事が息づく。「他社には真似できない職人技があるからこそ、錫100%というユニークな酒器を作れると自負しています」と、代表の能作克治氏は語る。

手仕事を磨き続け、100年伝統を更新する“生地屋”の挑戦

手仕事を磨き続け、100年
伝統を更新する“生地屋”の挑戦

創業当初の商品は仏具や茶道具、花器が中心で、現在のようなテーブルウェアやインテリア雑貨はほとんどなかったという。転機となったのは錫100%の商品の開発。高岡の鋳物作りは分業制で発展してきた歴史があり、「能作」は“生地屋”として鋳物作りの一端を担っていた。「最初は、鋳物づくりの工程を取りまとめる問屋さんから、より多くの注文を受けるために技術を磨いていました。そうするうちに自分たちの技術がどこまで通用するか挑戦したくなり、自らデザインをして錫100%の商品を作ったんです。そこからオリジナル商品の開発、販売が本格始動しました」(能作氏)。実は、能作氏は元・新聞社勤務のカメラマン。結婚を機に義父の元で職人として研鑽を積んできたという。

「能作」躍進の影にこの社長あり!逆転の発想で苦境に光が差した瞬間

「能作」躍進の影にこの社長あり!
逆転の発想で苦境に光が差した瞬間

職人としては異色のキャリアを持つ能作氏だからこそ、既成概念や伝統にとらわれず、柔軟な発想の錫製品が生まれたのだろう。金属の中でも柔らかい錫は、硬度を出すために銀や銅などを混ぜて使うのが一般的。そこをあえて錫100%にこだわったのは、他社との差別化を狙ってのことだったという。「とはいえ、柔らかさや曲がりやすさがネックで商品開発は難航しました。そんな時、家具デザイナーの小泉誠さんが『曲がるなら曲げて使えばいい』と、食器は曲がらないという概念を覆す使い方を提案してくださったんです」と能作氏は当時を振り返る。逆転の発想が生んだモダンな器は、またたく間に話題となり、これまでの伝統工芸の世界にはなかった美しい器として人気を得た。

美しく使いやすいだけじゃない!錫が酒をより旨くする

美しく使いやすいだけじゃない!
錫が酒をより旨くする

錫は金、銀に次いで高価なうえ、抗菌作用が強く酸化しづらいため、古くから珍重されてきた金属だ。その証に、古代エジプト王朝では錫の道具が用いられ、正倉院には錫製の宝物が納められている。また、「錫に入れた水は腐らない」「お酒の雑味が抜ける」とも言われ、酒器や茶器に使われることも多く、日本酒を愉しむにはうってつけの素材。時には趣向を変えてワインを注ぐのも◎。特にボジョレーなどの若いワインは、深みが加わりひと味違った美味しさを愉しめる。さらには、つまみやデザートを盛り付ける器としても使い勝手上々。晩酌の時間をより豊かなひとときへと格上げしてくれる上質な錫の酒器は、自宅用はもちろん左党への特別なギフトとしてもおすすめの逸品だ。

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