【Jackman】Grace GJ Neck（JM5544）

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野球＆アメカジを踏襲した美スタイルTシャツ！襟と裾の工夫で薄着の夏も怖くない！

ミドル世代Tシャツ、こだわりたいのは「シルエット」！

現代にふさわしい大人のアメカジスタイルでミドル世代を魅了する「Jackman（ジャックマン）」。Tシャツにおいては「度詰め天竺」や「米綿」などの風合い豊かなコットン100％素材をおおくりしているが、今回届いたのはこれらに続く第三の綿だ！ 「とろん」とした質感で着心地は極上、デザインのフックとなる襟や、裾のコードなど、シンプルな中にこだわりのディテールが満載で、春夏のコーデに効きまくる大活躍の一枚となっている！

襟と裾で一味違うTシャツスタイルを得る！

着た感じは、やや身幅にゆとりがある心地。ボディに合わせて袖もやや長めにとられていて、ほんのり大きめなシルエットが今の時代に使いやすい。

注目すべきはこの襟だろう。野球のグラウンド・ジャンパー（GJ）をイメージしたリブ襟は、首をやや高い位置まで覆い、Tシャツのラフな印象を少しだけ上品にして、ポロシャツにも似たきちんと感を醸し出す。丸首Tシャツ一枚だとやや心もとなくなる体型の方は非常に助かる。スナップボタンはジャックマンの夏の人気アイテム「ヘンリーネックTシャツ」を思わせ、脱・無難なTシャツの一手としてデザイン的にもいい感じ。ボタンを外せば風が入って涼しいという実用的な一面も！

リピーター多数！感触とシルエットが「優雅に」決まる

そしてこのTシャツは素材が面白い。綿100％なのにサラリとスムースな肉厚生地は、裁断前に表面の毛羽を溶かすことでシルクにも似たヌメっとした光沢感を得ている。これでトップスを仕上げれば上質な見た目となり、ゆえに「優雅」を意味するGrace（グレース）の名を戴いた。触れると冷んやりとする「接触冷感」も少し感じられ、夏でも快適に過ごせる！

GraceはロングスリーブTシャツ（長袖）で特に人気を博すシリーズ。その半袖版として誕生した今回のアイテムは、Graceのとろみ素材に惹かれた方にはなんとも朗報だろう。さらに、素材以外にもその遺伝子が受け継がれている。

それが裾の「ヒモ」だ。シンプルなゴム入りのコードをキュッと絞ることで、裾がすぼまり、リブありTシャツのようなシルエットに変化する。シルエットが変わると気分も変わって楽しい上に、ふっくらと生地が溜まることで、ミドル世代の鬼門となる「お腹まわりの肉付き」を隠すこともできるという優れものだ。薄着の夏でも体型が服に出にくいのはとても頼もしい！

野球愛と独自性を貫くファクトリーブランド

1949年に福井県で創業し、後にスポーツウェアのトップメーカーとなる「田辺莫大小製作所」がジャックマンの原点。野球狂でもあった創業者の田辺貢氏は、同年に開催された戦後初の日米親善野球試合で、サンフランシスコ・シールズの選手たちが身につけていたストッキングのデザインの美しさに心を奪われ、日本初の一体型足掛野球用ストッキングを開発した。

これをきっかけに、福井県知事賞や全国発明賞を受賞し、1964年の東京五輪では日本選手団へトレーニングウェアを提供するなど、国内屈指のスポーツアパレルメーカーの地位を築いてきた。ジャックマンの野球デザインの背景にはこうした歴史の積み重ねがある。「誰もやらないようなこと、普通はやらないことにこそ挑む。『田辺莫大小』のスピリッツと野球愛を受け継ぎ、独自性を貫くファクトリーブランドなんです」（ブランドヘッドの田後健一さん）。

気軽さと品格のハイブリッドをこの夏の主役に！

年齢を重ねて、体型的にも肌的にも「Tシャツ一枚はしんどい」という方でも、これならどうだろう。職人が丁寧に「いせ込み」を施して作り込まれた襟のリブが優しく首を包み、加齢を隠してくれる。また裾もお腹まわりの体型を出にくくする。気軽なTシャツなのに、どこかポロシャツのような品をまとった、大人の夏ファッションの完成だ。