デニムファンを虜にする「セルビッチ」にストレッチを効かせたら? 表情豊かな色落ちも穿き心地も最高なジーンズが到着!
■デニムファンに伝えたい。ラクラクなセルビッチデニムの存在を!
デニムを穿くなら、やっぱりセルビッチ。情熱を持ってジーンズに接し、独特のタテ落ち感を楽しんできた方にとって、セルビッチデニムは特別な存在だ。しかし、30代以上の世代の方々は「ゴワゴワ感が年齢的にちょっとしんどくなってきた」「世の中にはもっと穿き心地のいいパンツがあることを知ってしまった」などの想いから、やや遠い存在になっていないだろうか。そこで、児島のジーンズファクトリーが開発したのが「ラクで穿きやすいセルビッチデニム」! 硬さとは無縁、それでいてセルビッチの良さも備え、今の時代に穿きたいデニムの筆頭に躍り出た。今回はなんと藤巻別注モデルでお届け!
■デニム好きも納得! 歴史あるジーンズメーカーが作るストレッチデニム
こちらを作ったのは、ジーンズやデニムの一大産地として有名な岡山県倉敷市の児島にて、70年に渡って国内外の様々な有名アパレルブランドのデニムやカジュアルパンツを作ってきたメーカーのファクトリーブランド「ONO+8186」(オノプラスハチイチハチロク)。ここが作る細身でストレッチの効いたパンツは、30~50代のファッション好きから「脚がキレイに見えるのに楽」と絶大な支持を得ており、今回のデニムもこの延長線上にある。そう、このセルビッチデニムには、ストレッチ素材が入っているのだ!
■セルビッチデニムとは? デニムの魅力が詰まっている!
「セルビッチ」とは、旧式織機で織り上げたデニム生地端のほつれ止めのことで、いわゆる「赤耳」と呼ばれる部分。旧式織機を操るには職人の腕や勘が必要で、しかも現代において主流の革新織機に比べると幅が狭く、約1/2程度の横幅しか織れないほど効率が悪い。機械の修理も各自で行う必要がある。しかし、デニム本来の風合い豊かな表情や、美しい色落ちを呼ぶ織など、旧式織機によるデニム生地にしか出せない魅力もあり、今なお世界中のデニムファンに愛されている。希少性の高い生地であり技術だ。
今回は、この旧式織機でデニム生地を織る際の緯(ヨコ)糸に、ポリウレタンを混紡した糸を使って交編。通常の生地でも織り上げるのに時間がかかるところ、糸が異なることでかけるテンションも異なり、さらに技術力と時間が必要になった。そうして、ついに「セルビッチ×ストレッチ」のスペシャル生地が完成!
■動作をスマートに! 程よいストレッチ感
生地は旧式織機で織られた正真正銘のセルビッチデニム。だが、ストレッチ性があるので新品デニム特有のゴワゴワとした穿きにくさを低減してくれる。縫製はONO+8186を手がける株式会社 中重(なかじゅう)が保有するヴィンテージミシンを使用し、昔ながらのデニムの風合いを再現した。ホンモノのセルビッチデニムなのに、革新的に穿きやすい。ジーンズの歴史とともにある中重だからこそできる芸当だ。
ストレッチ具合は、ビヨンビヨンではなく“程よい”感じ。それでもこのとおり、しゃがんでも、あぐらをかいて座っても、寝転がっても、普通のジーンズよりも全然ラクラク!
■ジーンズの本場が作る時代に合ったものづくり
ここ数年、在宅勤務やステイホームといったライフスタイルの変化により、リラックスした服が好まれるようになった。しかし、リラックスを重視するとカジュアルな素材&シルエットのものばかりで、“ルーズに見える”という悩みが生まれがちだ。そこで、人気の高い「本格セルビッチデニム」に着心地をプラスすればいいのでは? と考えたところから、今回のストレッチ・セルビッチデニムが誕生! 軽快な着心地ながらも、ジーンズならではのかっこよさを存分に感じられる一着が完成した。
■美脚効果もある大人キレイな絶妙シルエット!
展開するデニムは、届いた瞬間から穿いて出かけられる「ワンウォッシュ」。生地の厚みは1年を通してスタンダードに使える「12.5oz(オンス)」、形は、太もも周りにゆとりを持たせながらテーパードする「ペグトップ」を採用した。裾に向かって細くなり、足を長く真っすぐに見せ、スラリとしたシルエットを描く。Tシャツ一枚でも、ジャケットスタイルでもOK。オンオフ両方で活躍するモデルだ。
穿く際はぜひ、少しだけでもロールアップを。赤耳をチラリと見せ、ささやかにセルビッチデニムを主張しよう!
■細部の作りも魅力。裾上げはユニオンスペシャル社のミシンを使用
ステッチ、ポケットの生地、金具など、ジーンズメーカーらしい細部のこだわりも満載。すべてにおいて、意志を持ってデザインされていることがおわかりいただけるだろうか。ぜひ手持ちのジーンズと見比べて、違いを見つけ出して楽しんでほしい!
裾上げは創業130年以上の歴史を持ち、ヴィンテージデニムの裾を縫い上げてきた実績があるユニオンスペシャル社のミシンで縫製を行う。
このミシンによるステッチは独特の美しいアタリが出ることから、ジーンズ好き、ヴィンテージファンの間で名機と言われ珍重されている。
■藤巻百貨店だけ。「別注ポイント」はここだ!
ここからは別注ポイントを紹介しよう。まずは本体のステッチに注目してほしい。通常はオレンジ色などが採用されるが、今回はデニムと同色にしたことでよりキリッとした表情を得た。ジャケット等のビジネスファッションとの相性は抜群だ。糸の色もデニムとともに薄くなっていく!
別注ポイントのふたつめはネイビーのパイピング。ONO+8186のパンツはここを赤や水色などのカラーにすることが多いが、今回は落ち着いたカラーのネイビーをチョイスした。フロントは、開け閉め・脱ぎ穿きが容易なジップフロントだ。
別注ポイントの3つめはコインポケット。通常はブランドタグがつけられるのだが、ナシにしてここでもセルビッチをアピール。当然、入手できるのは藤巻百貨店のみだ!
■いずれこんなふうになる! 自分色にデニムを育てる楽しみ
セルビッチデニムの醍醐味、それはエイジング(色落ち)。ストレッチが入っていても、その部分は変わらない。しかも動きやすいことにメリットもある。
「デニムの面白さは、穿き方によって様々な表情に変化することにあります。例えば、立ったり座ったりを繰り返す方のデニムは、ヒゲ(太ももの上のアタリ)とハチノス(膝裏のアタリ)が多くなる、膝をついて作業される方のデニムは膝のアタリが強くなっていくなど、十人十色の変化を見せてくれるのです」(中重 古中徳寛さん)。
新品と比べると、1年半ほど穿いたデニムは色落ちして少しヒゲが出ていることがわかる。
着用したデニム(いずれも左)の膝裏にはハチノスが現れ、腰まわりやポケットの周辺にわずかながら色落ちが見られる。
裾まわりはウネリが出始め、ロールアップしてもいい雰囲気に。
つまり、動けば動くほどにその人らしい変化をもたらすということ!これはちょっと興味がそそられる。
■倉敷児島発の“メイド・イン・ジャパン”のモノづくりを目指して
「株式会社中重(なかじゅう)」は、21~25オンスの超ヘビーオンスデニムをも縫製できる高い技術力を持つ企業。児島のOEMファクトリーとして長い間、黒子の存在だったが、顧客の顔を見て、声をダイレクトに聞けるものづくりをするべく、2014年に立ち上げたファクトリーブランドが「ONO+8186」だ。カジュアルパンツながらフォーマルな場所にも対応できる「カジュアルアップ」をコンセプトに、楽しくてかっこいい大人のボトムスをを開発している。
“ONO”はOn(フォーマル)~Neutral(中間)~Off(カジュアル)のどんな場面でも着用できるアイテムを目指して。“+8186”は国際電話の日本の国番号+81と同ブランドの拠点、児島の市外局番(0)86を合わせたもの。倉敷・児島発の“メイド・イン・ジャパン”を表したブランドなのだ。
■デニムに動きやすさ、かっこよさ、どちらも欲しい人に!
藤巻百貨店では様々なタイプのONO+8186のパンツを展開しているが、今回はど真ん中、ファクトリーが最も腕に覚えのある本流のセルビッチデニム。しかもストレッチが入っているから、その昔デニムにハマったものの今は遠ざかっている人も、今回初めてセルビッチを知った方も、そのどちらにもフィットするプロダクトになっている。セルビッチだけが持つ「耳」のデザイン、生地の質感や味わい、ヴィンテージに引けをとらない縫製の妙技を、ぜひ体感していただきたい。ドレスにもカジュアルにも振れるスタイリングの広さも魅力だから、1着持っていると手放せないボトムスになりそう!
ディテール
経年変化イメージ
使用イメージ
アイテム詳細
素材:綿98%、ポリウレタン2%
製造国:日本
※インディゴ染料を使用していますので、色移りする可能性があります。
※洗濯の際は必ずほかのものとは分け、単独で洗ってください。
アイテムサイズ
サイズ(単位:cm) | ウエスト | 渡り巾 | 膝巾 | 裾巾 | 股上 | 股下 |
---|---|---|---|---|---|---|
44 | 81 | 31.5 | 20.7 | 17.5 | 24 | 77 |
46 | 83.5 | 32.1 | 20.7 | 17.5 | 24 | 77 |
48 | 86 | 32.7 | 21.2 | 18 | 24.5 | 77 |
50 | 88.5 | 33.3 | 21.2 | 18 | 24.5 | 79 |
52 | 91 | 33.9 | 21.7 | 18.5 | 25 | 79 |
54 | 93.5 | 34.5 | 21.7 | 18.5 | 25 | 79 |
裾上げについてのご案内
裾上げは無料で行います。
送料はお客様ご負担でお願いいたします。(発送は着払いでお送りします。)
裾上げをご希望の際はメールにてご一報頂ければ幸いです。その際に「お名前・ご返送先及び電話番号」をご記載ください。
商品は裾上げの位置がわかるように折り、クリップなどでとめてお送りください。
商品到着後、10日以内に発送いたします。(メールでご連絡を頂いていれば、出荷の際にメールにてご連絡いたします。)
送り先
〒711-0907 岡山県倉敷市児島上の町4-12-11
㈱中重
TEL:086-473-0333 E-mail info@nakajyu-hifuku.co.jp
※ご購入時の裾上げ受付けは行っておりません。実際に着用いただいた上での裾上げ調整をお勧めしております。
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