【能作】鎚目（槌目）キット - タンブラー・ぐい呑

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気分は職人！おうち時間で伝統技術を堪能しよう
あの能作の酒器を自分好みにデザインできる「鎚目キット」

■“世界に一つの酒器が作れる！？”贅沢キットが登場
その趣深いデザインと100％錫（すず）製の器で国内のみならず世界の人々を魅了する「能作（のうさく）」。彼らが作る器は江戸時代から伝わる技術とこだわりの素材で唯一無二の存在感を放つ。錫は金、銀に続く高価な金属で、抗菌作用があり酸化しにくいという特徴を持っていて、「錫に入れた水は腐らない」「お酒の雑味が抜ける」ともいわれ、どんな飲み物もまろやかにしてくれると人気が高い。そんな「能作」が新たに贈るのは、「鎚目キット - タンブラー・ぐい呑」。鋳物の器を飾るデザインの一つである鎚目は、職人が専用の鎚で一つずつ付けていく技術。能作の魅力のひとつにもなっているこの独特の鎚目模様を、自分で好きなように付けて世界に一つの酒器を作れるアイテム！タンブラー、ぐい呑、それぞれを鎚目付けする専用ハンマーと共にお届け。錫100％にこだわりを持つ能作の手業を思う存分、自分流に楽しんでいただきたい。

■高岡から世界へ。錫100％にこだわる、職人の矜持
400年以上の歴史をもつ鋳物の町、富山県高岡市で生まれ、今や世界中で愛される鋳物メーカー「能作」。「より能（よ）い鋳物を、より能（よ）く作る」をモットーとし、素材の特性を活かした器やインテリア用品を製造している。柔らかい錫は、硬度を出すために銀や銅などを混ぜて使うのが一般的。そこをあえて錫100％にこだわる。「錫100％で製品化するには、通常なら機械で行う工程も職人の手仕事で行うしかありません。繊細な職人技があるからこそ、こうしたユニークな製品を作れると自負しています」と、代表取締役会長の能作克治氏。鋳物製作体験や工場見学、地元の食材を使ったメニューを錫の器で提供するカフェなど、「能作」の製品、ひいては高岡の伝統技術をもっと多くの人に伝えるべく、様々な活動も行っている。既成概念にとらわれないアイデアと伝統技術を守り、後世に伝える心。この2つの軸から生まれたモダンな器は、これまでの伝統工芸の世界にはなかった美しさで多方面から注目を浴びている。

■世界に誇れる伝統技術を後世に残していくために
否応なしにおうち時間が増えてしまった今の時勢にぴったりの「鎚目キット」。実は何年も前から能作社長が構想していたもののひとつだという。そこには能作の伝統工芸をより多くの人に知ってもらい、後世に残していきたいという想いが込められている。能作では鋳物製作体験を実施しているが、このキットは、そうした職人の手業を自宅で簡単に楽しめるものとして開発された。タンブラーとぐい呑はもちろん、鎚（ハンマー）もこのキット用として新たにデザイン。特に鎚は、ぐい呑やタンブラーに鎚目を付けるのにちょうど良いサイズ感に。そして慣れていない人でも打ち付けやすいように、ヘッド部分のカーブを強めにするなど、細部にもこだわった。それにより女性や子どもでも簡単に職人技を体験できるのだ。

■職人の手業を自宅で体験！おうち時間を充実させよう
上手に鎚目を付けるコツは強すぎず弱すぎない力で、そして、均一の力で打ち付けること。もし力加減に強弱が出てしまったとしても、それはそれで緩急のある味として楽しめるのが嬉しいところだ。まずは、同梱の製作用カップをタンブラー、ぐい呑の中に入れる。このカップを入れないと固定できず、打ち付ける場所や力加減によっては、中面の形状も変わってしまうので忘れずに。そして底面の中央から少しずつ円状に、側面は下から上に隙間なく、順番にたたくのがポイント。全体に鎚目を打ち付けるも良し。下半分だけ打ち付けたり、斜めに打ち付けるのもオススメ。世界に一つ、自分だけのオリジナル酒器作りを精一杯楽しんでほしい。ついつい打ち付けることに没頭してしまい、もっとたくさん作りたいからタンブラーだけ欲しいという要望もあるそうだ。全体に鎚目を付ける時間は大人でおよそ1時間程度とのこと。また小さな子どもでも簡単に鎚目が付けられるので、親子で楽しむ方もいらっしゃるのだとか。自分用として、おうち時間で職人気分を味わうのも面白いが、友人や家族にプレゼントするのも粋だ。