木曽漆の文字盤と竜頭が時を経て味わいを増す、希少性と高級感に溢れた
日本の職人技が光る「SPQR(スポール)」の新作ウォッチ
■こだわりの国産時計ブランド「SPQR」
“Superiore Precisione Qualita Riservato”。卓越した精緻さと品質を約束します、というイタリア語が由来のブランド名通り、こだわりに溢れた上質な腕時計を送り出し続ける「SPQR(スポール)」。今や知る人ぞ知る存在となったこの国産時計ブランドは、(株)諏訪精工舎(現セイコーエプソン)で幾多の商品企画に携わった清水新六氏(写真)が、2000年、信州諏訪に「時計企画室コスタンテ」を設立し、立ち上げたブランドだ。以来、あえて“時代に乗り遅れる”ことを意識し、流行に左右されることなく、年を経るごとに愛着の沸くデザインを追求。国内での小ロット生産にこだわり、隅々にまで情熱を注ぎ込む丁寧なものづくりを続けている。
■日本を代表する伝統工芸を腕時計に
そんな「SPQR」が、これまで大きなテーマとして取り組んできたのが、日本が世界に誇る伝統工芸や職人技とのコラボレーション。なかでも欧米で“Japan”と呼ばれるほど評価の高い漆器の技術を取り入れることには特に意欲的で、過去にも度々、漆塗りの文字盤や竜頭を採用した製品を発売してきた。それらの製品を支えてきたのが、信州・木曽漆器の伝統を受け継ぎ、蒔絵師として活躍する荻上文峰氏(写真)だ。輪島塗で知られる石川県輪島市で技術を磨き、かつては皇室に納める漆器を手掛けた経験も持つ荻上氏は、日本伝統工芸士にも認定されている“匠の技”の持ち主。「荻上さんは伝統を守りながらも漆の可能性を求めて、常に新しいことにチャンレンジする意欲に満ちあふれた方なんです。そんなところがSPQRのコンセプトにもマッチし、制作を依頼するきっかけにもなりました」と清水氏は語る。
■漆塗の文字盤と竜頭を可能にする匠の技
実際、漆の文字盤には、かつて荻上氏が制作に加わった長野冬季五輪のメダルづくりで培われた技法が活かされている。たとえば、一般的な木製の加工品と異なり、金属製である文字盤では、まず漆を高温で焼き付けることで下地を作る。また、美しい色や艶を出すための漆と顔料の比率も、一般的な漆器とは異なるのだという。とはいえ、漆ならではの深みがあり、ぬくもりや暖かみが感じられる色や艶を出すために、じっくりと時間をかけて磨き上げていく工程は変わらない。漆を塗り、乾かし、研ぎ…という地道な作業を幾度も繰り返し、文字盤が完成するまでには最低でも2カ月の時間がかけられる。この小さな文字盤や竜頭から「職人の想いが伝わればうれしい」と荻上氏はいう。
■時とともに移ろいゆく漆の色を愉しむ
こうした匠の技に支えられて、漆を用いた腕時計を手がけ続けてきたSRQRが“より洗練された”をコンセプトに新たに送り出すのが「urushi-kiso」だ。シンプルなデザインながら、漆ならではの質感と光沢のあるクロコダイル製の革バンドが相まって、風格を感じさせる仕上がり。いずれも美しい「濃藍」「茜色」「黒紅梅」「常磐色」の4色がラインナップされ、同系色の革バンドの組み合わせのほか、「濃藍」と「黒紅梅」では、涼しげで夏の装いにぴったりな白系色のバンドを選べるのもうれしい。男女問わずつけられるユニセックスサイズで、シーンを選ばずに着用できる安心感がある。文字盤やベルトの色違いで、パートナーとおそろいのペアウォッチとしても愛用していただきたい。自然素材である漆は時を経て色が変化し、味わいを増していくのも大きな魅力。永く使うことで、ますます愛着の沸く1本となるはずだ。
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カラーバリエーション
濃藍×濃紺
濃藍×洗柿(白)
黒紅梅×洗柿(白)
常盤色×濡羽色
茜色×臙脂色
ディテール
使用イメージ
サイズ比較
アイテム詳細
■アイテム素材
ケース素材: ステンレススチール(ミラー仕上げ)
ガラス: サファイアガラス(内面無反射コーティング)
裏蓋: ステンレススチール(ミラー仕上げ)
バンド: クロコダイル+プッシュ式ミラー仕上げ、三つ折れバックル
■仕様
ケースサイズ: 直径30mm、厚さ7mm
重量: 約30g
ムーブメント: 国産3針薄型AQ
防水: 日常生活防水
文字盤: 濃藍、茜色、黒紅梅、常磐色
竜頭: 文字盤と同色漆埋込
原産国: 日本
保証期間: 1年
精度: 月差±15~20秒秒以内
付属品: 化粧箱(保証書付き)
※仕様変更の為、実際お届けする商品は6時側にバックルがつきます。