愛らしい十二支や縁起の良い文様に持ち主の思いを重ねて… 江戸型染・ポンピン堂の高級感あふれる御朱印帳
■愛らしく、温かみのある十二支の文様にほっこり
神社やお寺を参拝した証明であり、神様・仏様とご縁が生まれた記録となるのが「御朱印」。今やすっかり定着した御朱印集めだが、寺社巡りをより一層楽しめる御朱印帳が到着!浅草の型染め工房「ポンピン堂」の御朱印帳は、十二支や縁起柄がレイアウトされたもの。優しい色合いと、どこかホッとさせる愛らしい文様は伝統的ながらも洗練されたデザインで、和柄が多い御朱印帳の中でも一際注目を集める存在だ。
■型染めの素朴さや温かみ、伝統をライフスタイルに取り入れる
ポンピン堂は、慶應3年(1867)創業の型染め屋「更銈(さらけい)」を母体とする布製品のブランドで、日本の伝統的な染色技法「江戸型染め」を今に伝える工房だ。
「型染め」とは、和紙に模様を彫りぬいた「型紙」と、もち米から作られる「糊」を用いて文様を染め出す技法。ポンピン堂では、数ある染色技法の中でも最も精緻な文様が表現できる江戸型染の良さを生かしつつ、現代のライフスタイルに取り入れやすいアイテムを提案している。
■人々の願いや気持ち、祈りが込められた伝統文様
日本に古くから伝わる文様はただ表層を飾るだけの“グラフィック”ではなく、ひとつひとつに意味があり、人々の内なる願いや大切な人を想う気持ち、祈りが込められているもの。ポンピン堂が扱うモチーフの図案はほとんどが伝統的なものだが、デザインはすべて現代的に調整。古くから伝わる文様の本質を汲み取り、現代人が思わず手に取りたくなるような洗練されたデザインを目指す。
■日々を楽しく過ごしたり、ちょっとした支えになる存在に
御朱印帳には集めている人の気持ちが込められている。以前より、大野氏はそのような大切な道具と、ポンピン堂が掲げる信念の相性が良いと考えていたという。そんな中、専門メーカーから熱いオファーが届き、実現する運びとなったこのたびの御朱印帳。「ポンピン堂の製品が日々の生活や人生をちょっと楽しくしたり、辛い時の支えになったりできればとても嬉しいですね(大野氏)。」。
■どれにしようか迷う!十二支すべてをラインナップ
御朱印帳のデザインは、藤巻百貨店でも大ヒット中の「守袋(まもりぶくろ)」をベースとしており、表面の中央には干支の柄をバランスよく配置。自分の干支、贈る相手の干支、その年の干支、自身の状況と干支の意味合いを合わせて…など自由自在に選べるのが楽しい。
■おめでたいモチーフてんこ盛りの裏面にもご注目!
裏面の中央に配置された文様は、表面の干支に縁のあるものや、その干支が持つ意味と掛け合わせたもので、12種類がそれぞれ異なる。例えば、飛躍を象徴する縁起柄「波に兎」からうさぎには「波頭」、ねずみには商売繁盛の神様・大黒天を象徴する「小槌」、牛には学問の神様・菅原道真公を象徴する「梅鉢」…と、いずれも表面のモチーフと何かしら繋がりのある絵柄をチョイス。
さらに周囲には10種類の縁起の良い文様をたくさん並べ、「宝尽くし文様」に仕上げた。もちろんそれらも、ひとつずつ縁起の良いいわれがある。丸っこくデフォルメされた愛らしい文様が目に入るたびに思わず笑みがもれ、気分が晴れやかになること間違いなしだ。
■光沢があって滑らか!高級感あふれる伊予和紙「鳥の子紙」
多くの御朱印帳には、楮(こうぞ)が原料の和紙「奉書紙」が用いられているが、より高級感や個性を出すため、今回は伊予和紙「鳥の子紙」を採用。「鳥の子」は滑らかで光沢があり、緻密な肌合を持った和紙。何よりも黄色みを帯びた上品な色の風合いが高級感を漂わせる。ほぼ平滑で筆運びがよく、適度な厚みと柔軟性がある他、害虫にも強く、保存性が高いという特長も御朱印帳にはぴったりだ。
■贈る相手の干支にあわせて。プレゼントにもオススメ!
神社用、お寺用、48カ所巡り、七福神巡りなど、目的やテーマ別に複数を所有する方も多いという御朱印帳。自分用としてだけでなく、御朱印めぐりが趣味のあの人の干支に合わせてプレゼントもおすすめ。赤ちゃんの干支柄を選び、出産ギフトとして贈るのもオススメだ。
バリエーション(写真左:オモテ、右:ウラ)
◆子=ねずみ
子(ね)は、豊穣・財宝を司る大黒天の御使いとされ、富をもたらす存在といわれており、厄除祈願・開運招福を象徴。
◆丑=うし
「丑」の字は二つの物の合わさる境を意味し、ひとつの事が終わり新しい事が始まる「転換」を表す。意味するのは開運招福・家内安全。
◆寅=とら
「寅」の字は春の到来、物事が動き始めるという意味がある。また黄色は魔除けの色であり勇猛な様とあわせて、開運招福・厄除祈願を意味する。
◆卯=うさぎ
兎はぴょんぴょん跳上る事から「飛躍跳躍」を意味する。また脚の構造上、上り坂が得意な事から「逆境に負けずに突き進む」動物とされる他、古来より「火災除けの獣神」として信仰されている。
◆辰=たつ
古来より霊獣として信仰される龍神の中でも、水を司る「雨龍」を描いた柄。龍は「成長」を意味し、また強い霊力で悪しき物を退けるとされる事から、出世開運・厄除祈願を象徴する。
◆巳=み
巳=蛇は脱皮をすることから「復活と再生」を意味し、邪を退けるとして信仰されてきた。また、蛇の姿をした「弁財天」は芸能と財運を司る神とされており、金運祈願・厄除祈願を象徴する。
◆午=うま
新春の門付け芸能のひとつ「春駒」を描いた文様。生命力に溢れ、力強く駆ける姿から「時代を駆け抜ける」とし、健康祈願・出世開運を意味する。
◆未=ひつじ
古来より家畜として人間の暮らしと密接に関わり、古代中国では五穀豊穣を司る神として信仰されきた「未」。常に群れで行動し、温和な様から家族の安泰を意味し、家内安全・開運招福の象徴とされる。
◆申=さる
申は「鬼が去る(さる)」の語呂掛けから、厄除祈願・開運招福の意が込められている。烏帽子を被った猿は伝統芸能の踊り「三番叟」を表し、五穀豊穣・子孫繁栄への願いを象徴している。
◆酉=とり
トサカを長寿の象徴である松に見立てた、遊び心溢れる文様。「酉」の字は果実が熟して酒になる樣を表し「物事の成熟」を意味する他、「とりこむ」に掛けて目標達成・商売繁盛を象徴している。
◆戌=いぬ
古くより人間に身近な存在だった犬は、邪を祓う存在とされる。また安産子育ての守神とも言われ、厄除祈願・安産祈願を象徴する。
◆亥=い
猪突猛進の四字熟語の通り、目標に向かって勇猛に突き進み、路を切り開く象徴。また子孫繁栄の守神としても信仰され、開運招福・目標達成・安産祈願を意味する。
アイテム詳細
サイズ:横12cm×縦18cm×1.5cm
素材:紙
仕様:蛇腹折り48ページ/表題用シール付き/中面:伊予和紙「鳥の子紙」を使用
製造国:日本
※和紙の特性上、細かな木屑や繊維が漉き込まれている場合がございます。
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