畠山七宝がひも解く江戸七宝

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畠山七宝

東京都の伝統工芸品である「東京七宝」はその透明感あふれる美しさで刀剣小道具に施され、武家に愛され、のちに日本初の勲章 “旭日章（きょくじつしょう）”となり、多くの偉人の胸を飾ってきた。現在、東京七宝の工房は12軒のみ。そのなかで、どこよりも多くの色数を扱うのが、畠山七宝製作所だ。所有する200色前後の色を、現代的なデザインに落とし込み、卓越した技術を持って七宝に新たな魅力を引き出している。牛革ペンダントやリングなどのアクセサリーのほか、東京の妖怪をモチーフにしたピンズなど、その自由な発想力は七宝のカラフルな装いをより一層際立たせる、遊び心と存在感がある。

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