
抜群のセンスと人生哲学を刻む瑠璃皿

松井文孝氏は美大でグラフィックデザインを学んだ後の2022年、東京都江東区の工房「根本硝子工芸」に入門。伝統工芸士の根本達也氏や、根本幸昇氏の指導の下、美大出身のセンスや感性を活かした現代的なグラスを製作。2024年に「江戸切子 SHINKA」を創業した。タイトルの「アダマス」はギリシャ語で「征服されざるもの」「決して砕けぬもの」を意味し、作品全体のテーマであり松井氏の人生哲学でもある「信念の輝き」を示している。複雑なカットが中心から外に放たれ、リズムが変化しつつも、交響曲のように一つの流れとなるような有機的な線や、びっしりと刻んだ微細な菊風車が圧巻だ。直感的に美しく、じっくり見つめても奥が深い。

プロフィール

松井 文孝
- 2018年 多摩美術大学 美術学部 グラフィックデザイン学科 卒業
- 2022年 根本硝子工芸 入門
- 2022年 第5回 北近江サケグラス公募展 入選
- 2023年 江戸切子新作展 第3回 テーブルウェア作品展 ブロンズ賞
- 2024年 第4回 テーブルウェア新作展 ゴージャス部門 準グランプリ
- 2024年 江戸切子SHINKA創業
アイテム詳細
作品のカテゴリ:皿
サイズ(最大Ф×Hmm):360×50
素材:クリスタル