品切れ続出の沖縄やちむん「深貝工房」から陶器のコーヒーカップが登場。ぽってり&スタイリッシュなデザインが、コーヒータイムを素敵に変える!
■ほっと一息つくならこのカップで! 沖縄”やちむん”で癒されたい
コーヒー党が毎日お世話になる器、それがコーヒーカップ。お気に入りをひとつや二つは当然お持ちだろうが、ぜひ愛用のラインナップに加えてほしいのが、沖縄の”やちむん”、深貝工房のコーヒーカップだ。一杯にちょうどいいサイズ、心地よい重量感、土ものの風合いをたたえながらもどこかスタイリッシュな表情——。日々のリラックスタイムを少しだけ特別なものに変えたい。そんな気持ちに応えてくれるアイテムだ。
非常に人気が高く、入荷も不定期な「深貝工房」のコーヒーカップを初回数量限定でご用意。一つひとつ手作業で仕上げているため、一度にご用意できる数はごくわずか。悩んでいる方はお早めにどうぞ!
■八角皿やオーバル皿が品切れ続出! オシャレなやちむんならこの作家
つくり手は、沖縄本島読谷村に工房を構える深貝公拓さん。「毎日使っていたくなるやちむん」をテーマに掲げ、いわゆる“沖縄のやちむん”のイメージどおり、ぽってりと厚みのある質感や重量感ある佇まいが懐かしさや安心感を与えてくれる、そんな素朴な魅力の一方で、現代の作品らしいデザイン性の高さや、オリジナリティ溢れる釉薬の使い方で洗練された器の姿も描き出す。藤巻百貨店で多く扱う沖縄の陶芸作家の中でも、日々の食卓に寄り添って格上げするスタンダード&スタイリッシュなやちむんが特徴的だ。
■テーブルに映えつつ、日常になじむ人気のコーヒーカップ!
そんな深貝さんの作るやちむんの中から今回、最もシンプルで最も人気が高く、作家性が如実に表れているコーヒーカップをチョイス! ベーシックな形で使いやすく、テーブルになじみながら映える透明感のあるカラーリングがとても美しい。斜めに走るほんの少しのデザインが控えめに存在感を主張する。
形は口に向かってやや広がっている。ツンと上を向いた取っ手は手になじみやすいカーブで、指が太くても持ちやすくて安定感がある。「実はこれ、蕎麦ちょこの器に取っ手をつけてマグカップにしたものなんです」と深貝さん。なるほど、マグカップだけれど和の食卓に使っても違和感がないのは、そんな理由もあるのかもしれない。
■土・釉薬・感性のハーモニー! 重層的な表現極まる逸品
原料は沖縄県産の赤土。ろくろを使って整形し、そこに白化粧土をかけたものが下地だ。ここからそれぞれの色に分かれていく。ブルーは沖縄伝統釉薬の呉須、ブラウンは今帰仁村の畑の赤土、グリーンはやちむんでおなじみの青緑釉「オーグスヤー」を使用。そして3種の色すべてに、深貝さんの友人のパン屋の薪窯から出る灰を混ぜた。「八角皿やオーバル皿は釉薬そのままの色ですが、灰を使うことでムラ感と透明感が出て、ちょっと違う表情になります」。
この濃すぎない独特の色あいがテーブル映えの極意。そして最後に「民藝の器で見かけるモチーフが、このカップにはとても似合う気がして」と周囲を指で引っ掻き、斜めのラインを入れた。すると下地の白色が顔を出す。部分によってはその下の赤土もチラ見えし、色によっては上の釉薬も反応する、これぞ一点ものの表情。カップ全体で見るとごく控えめなデザインだが、細部を見れば見るほど奥の深い、土と釉薬と指が織りなすマジックがここにある!
■土そのものの魅力を最大限に引き出す創造性
深貝さんが陶芸と出会ったのは24歳の時。知人の紹介で陶芸教室に通うようになってから、全国の窯元を旅し、沖縄へとたどり着いた。読谷村やちむんの里で沖縄を代表する陶芸家、山田真萬氏に出会い弟子入りを決意した。
「焼き物は渋い、という印象だったんですが、沖縄のそれはとても明るくてポップで」そう自然体で語る深貝さん。作り出す作品は、沖縄の土や伝統的な釉薬などを使っている。深貝さんの独自の感覚による絶妙な塩梅で、親しみやすいデザインと使い勝手に優れた逸品が生まれる。それらは常に完売状態が続き、指折りの人気作家として名を馳せる。
■カップを変えると日常が変わる。素敵カップで上質なコーヒー時間を!
朝の起き抜け、仕事中、午後の休憩、家事の一息など、自宅でも職場でも一日の時間の中でコーヒーを飲む機会が多い。そんなコーヒー愛に溢れた方にとって、どんな器を使うのかは愉しみのひとつであり、いい時間を過ごせるかどうかのポイントでもあるはず。だからカップ選びは侮れない。つるんとした磁器のマグもいいが、沖縄の陶器ならではの豊かな表情やテーブル映えを味わいつつ、作家のさりげない個性を愛でたい方には、深貝工房のコーヒーカップをおすすめしたい。職場の仲間や招いた人から「それどこの?」と言われるのもちょっと楽しい。
迎え入れた暁には、朝食やおやつの時間、読書を楽しむ際などのコーヒータイムにどんどん活用したい。もちろんコーヒー以外に、緑茶やほうじ茶、紅茶、コーヒー牛乳、カフェオレ、ココアなどどんな飲み物にも使っていただいて構わない。軽く温める程度なら電子レンジもOKだし、食洗機や乾燥機も使用可能。また、誰もが使う日常アイテムのカップはプレゼントにもぴったり。特にユニークなカップや器が好きな方や、作家ものに目がない方へのギフトにおすすめだ。
※手づくりの陶器のため、作品には個体差が生じることがございます。 なるべく均一のものをお届けしますが、気になる場合は店頭にてご確認いただくことをお勧めします。
深貝公拓 プロフィール
青森県出身。
沖縄県読谷村で活動する陶芸家。
独自の大胆で力強い絵付けに現代にマッチする創造的なデザインを作り続ける作家。
名前の貝をモチーフにした絵付けは代表作である。
2012年 山田工房 山田真萬に師事。
2018年 読谷村渡慶次に深貝工房を設立
2021年 VOGUE JAPANに伝統革新テーブルウエアとして紹介される。
カラーバリエーション
使用イメージ
アイテム詳細
素材:陶器
サイズ:口径約8.5cm、高さ約7㎝、底約7㎝
重量:約214g
製造国:日本
食洗器:可
※手作りの陶器のため、サイズや重量には若干の差がございます。予めご了承ください。