コンパクトで多機能ながらも使いやすい
長嶋正樹氏プロデュース・ディアスキンの小銭入れ
■靴から始まるトータルな革アイテムを長嶋正樹氏が提案
約50年ものキャリアを誇り、「重鎮」として今なお日本の靴業界を牽引し続けているシューズプロデューサー・長嶋正樹氏。靴職人による上質な高級紳士靴をプロデュースし続け、また数多くの高級輸入靴を日本に紹介してきたことでも知られる“紳士靴ブームの仕掛け人”だ。そんな長嶋氏が試行錯誤してつくりあげたブランドが「Mark Boots(マークブーツ)」。藤巻百貨店でも特許製法でソールがグニャリと曲がる紳士靴などでおなじみだが、今回はトータルコーディネートを意識し、靴と同じ素材を用いた同ブランドの革小物をご紹介。同ブランドの革小物は長嶋氏が企画し、皮革製品専門ブランド「BRIT HOUSE(ブリットハウス)」が製造を担当する2社のコラボレーションアイテムとなっている。
■しなやかでふっくらとした鹿革は恍惚の手触り
今回紹介する革小物には、ニュージーランドの牧場で飼育され、傷が少なく肉厚なディアスキン(鹿革)を使用。「その魅力は他のレザーにないふっくら感、柔らかさと肌触りの良さに尽きる」と長嶋氏が語る通り、滑らかな触感はずっと撫でていたくなるような極上の触り心地で、「革のカシミア」の異名もうなずける。さらにディアスキンは、軽くて通気性も良く、非常に丈夫。長く使い込むことで光沢を放ち、より柔らかく優しさを増していく。しかしながらその伸縮性と柔軟さゆえ、革小物への加工には高度な技術が必要。硬い革なら折り目を付けながらの縫製が可能だが、柔らかい革は折り目が付きにくいため、破れたりずれたりしないよう、漉き・裁断・縫製などは細心の注意を払いながらの作業となる。特に財布などの小物は縫い目が目立つため、より一層丁寧な仕事が求められる。
■定番デザインの中でも光る個性と使い勝手の良さ
独特の温かみを感じさせる風合い、落ち着いたベーシックなデザインがなんとも言えない安心感と安らぎをもたらしてくれる「Mark Boots」のディアスキンシリーズ。柔らかく履きやすい「Mark Boots」の靴と同様、革小物にもその「快適さ」のスピリットを宿し、素材の特長を活かしつつ、スマートな見た目と機能性のバランスを重視して作られている。革靴のアッパー(甲革)とライニング(靴の内側)の組み合わせを意識し、小銭入れの外装はディアスキンと別カラーの牛革を組み合わせたツートーン仕上げ。さらに内部に箔押しされたブランドロゴ、ゴールドのオリジナルファスナーがシックな色合いにマッチし、高級感をかもし出す。
■小銭にカード、お札を分けて収納できる多機能ぶり
長財布との併用だけでなく、かさばらないコンパクトな財布として、またオフィスでのランチタイム、近所での買い物、散歩…といったちょっとした外出時に手ぶらで出かけたい時など、使う人のスタイルによって多彩に使える小銭入れ。「Mark Boots」ディアスキンシリーズの小銭入れは、手のひらに乗るコンパクトなサイズながらも、L字型のファスナーで大きく開いて中身が把握しやすく使いやすい。内部には収納スペースが2つあり、小銭やカード類、折りたたんだ紙幣などを分けて収納できる。さらに外側にオープンポケットも備えており、交通系ICカードや切符などを挟み込むことも。これひとつでじゅうぶんの多機能ぶりを誇るが、同シリーズの二つ折り札入れとともに使用すれば、スマートな大人の余裕を演出できそうだ。
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