使ってビックリ、桜のかたちのスタンプとなるグラス
日常のひとコマをワクワクに変える渾身のデザイン
■グラスのシミがなんともかわいい「桜」のかたち
無色とピンクのカラーをまとった、スタンダードなタンブラーとロックグラス。かと思ったら、結露したグラスを持ち上げてみると現れるこの模様…! 見た目だけでは判断できない、使って初めてわかる楽しさがあるこちらの「SAKURASAKU」グラスは、100percentが設立前から企画を温め、デビューと同時に発表した最初の作品のひとつ。コースターを敷くなどしてテーブルを濡れないように対応するなど、ネガティブに思われがちなグラスの結露を、底の形の工夫で「楽しいもの」に変化させた力作だ。
■日常にフックを与える「鳥肌もの」のデザインを目指す
プロダクトの企画開発を行う100percentは、代表の坪井信邦氏が2007年に立ち上げた。坪井氏は大学卒業後アメリカに渡り、公認会計士や日本企業の現地法人インポートマネージャーとして活躍、その後デザインに携わるようになったという異色の経歴の持ち主。「トリハダのデザイン」と自身が名付けた、心と身体が震えるデザイン力の高いプロダクトを生み出すべく活動している。藤巻百貨店では形状記憶の眼鏡ふきPeti Petoやアロマフックなどの人気アイテムを手がけたのが100percent。「SAKURASAKU」は中でも思い入れが強いアイテムで、2007年9月にロンドンの展示会100%Design Londonでブランドデビュー後、同展示会のTOKYO版でバイヤー陣から高い評価を得た。「一見普通だけど実は桜の形になっているところに『やられた!』と思ってくださって、ブランドを成長するきっかけとなったのがSAKURASAKUグラスなんです」(坪井氏)。
■「職人泣かせ」のグラスを実現する熟練の技
SAKURASAKUの製造は、現在は北海道・小樽のガラスメーカーである「深川硝子工芸」が担う。見た目ではわからないが、実はとても難易度の高い工程を経ているため、職人泣かせのグラスだと坪井氏。ガラスをのたねを型に入れて吹き込むまではいいが、そこから垂直に抜かなくてはならないため、「垂直に抜く技術」が問われるという。また底の桜の花びらの形をしっかり角を立たせて作るには、実寸法よりもガラスを伸ばし、そこから削って完成品の大きさに仕上げている。上からのぞき込んだときに、ゆがみがなくきれいに五弁の花の形に決まっているかもチェックする。この軽やかなグラスは熟練の職人の腕があって初めて作ることができるというわけだ。
■見上げても桜、手元にも桜。そんな花見をこのグラスで
桜といえばあの薄ピンク色。だが普通のガラスではなかなかそれが表現できず、もっと濃いピンク色になってしまったり、底の方に色だまりが起きてしまう。そこでSAKURASAKUでは、レアアースであるエリビウムを混ぜた生地を使い、ほんのりとした桜色を完成させた。タンブラーもロックもとてもスタンダードなかたちをしているから、水やジュース、アイスコーヒーを飲む「日常のグラス」として気負うことなく使いこなせるのがいい。お酒なら、タンブラーはビール、ロックはウィスキーや焼酎を飲むときに活躍。桜が咲く時期に合わせて使えば、自宅にいてもお花見をしている気分になるかも? もちろんお花見に持参して、生の桜とガラスの桜、そして結露でできた花びらのシミのすべてを愛でるというのも楽しそうだ。桐箱に英語表記も交えたパッケージにしていて、外国の方へのお土産やプレゼントにも重宝する。紅白のセットは、おめでたい席にもぜひ。
グラス一個入り
紅白グラス2個セット
-->アイテム詳細
【タンブラー】
素材:ソーダガラス
サイズ:Φ72mm×H110mm
容量:約240cc
重量:130g
日本製
【ロック】
素材:ソーダガラス
サイズ:Φ83mm×H87mm
容量:約260cc
重量:175g
日本製
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