美しい素材と伝統の職人技だけが出せる洗練デザイン
刻印も可能!お祝いごとに贈りたくなる置時計
■日本古来の職人技を活かした、風合い豊かな置時計
親しい友人や家族が引っ越しをした、結婚をした、子どもが誕生した。だからおめでとうの言葉を添えて、何か贈り物をしたい。大切な節目だから残るもので、邪魔にならず、想いも込められるもの。その選択肢として、今回ご紹介する置時計をオススメしたい。令和3年度金沢かがやきブランド認定製品大賞も受賞。美しい素材を優れた職人の技の粋を集め、空間が華やぐものとして形にした逸品だ。
■高度な技の積み重ねでたどり着いた極シンプル
山中漆器の伝統工芸士が腕をふるった美しい木地。石川県二俣町にて手漉きされている 丈夫な和紙。西暦が始まって間もない頃から日本に伝わる絵の具。金沢の名産である金箔。技を磨き続けた職人だからこそ形にできるそれらが結実したものが、この置時計である。極めてシンプルだが一つ一つに美しい物語があり、そうした背景もまた、贈り物としてふさわしい。
■繊細で優雅な和の色彩を文字盤の中に閉じ込める
岩絵の具は、1400年以上前に大陸から紙や墨とともに日本へ伝えられたといわれる、主に天然鉱物を砕いて作った絵の具のこと。宝石とも言えるような貴重な石を砕いて作った絵具はとても高価なもので、絵画をはじめ、法隆寺金堂旧壁画など仏像・寺院の装飾でも多用されてきた。その色彩は1300年以上たっても褪せることなく、美しい色を今に伝えている。
■岩絵の具だけが見せる色彩美を活かす
金沢の時計ブランド・シーブレーンが生み出す「はなもっこ」シリーズ。そんな岩絵の具の優雅な美しさをもっと身近に愉しんでほしいという想いから生まれたもので、今回はその技術を置き時計に昇華させた。粒子が大きくキラキラと輝く岩絵の具を文字盤に幾重にも塗り重ねることで、普通の絵の具では表現できない繊細な色彩を見せてくれる。
■日本画家でもあり、岩絵の具歴25年以上の職人が文字盤を手掛ける
岩絵の具は天然鉱物を砕いて作るだけに、目が荒く、均一に塗るのは熟練の技が必要となる。この工程を担うのは、日本画家でもあり、25年以上岩絵具を使い続けているという職人。下地処理も含めれば、10回ほど塗っては乾かしを繰り返す根気のいる作業だが、だからこそ唯一無二の仕上がりとなる。
■石川県二俣町の和紙に文化遺産の金箔。美しくも見やすい作りに
文字盤に岩絵の具を塗り重ねることを可能にしているのが、石川県二俣町にて手漉きされている 丈夫な和紙だ。ここに岩絵の具を塗ったあと、金箔を用いて12個のインデックスを成していく。金箔は国宝の修復等にも使われ、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている『縁付金箔』を使用するこだわりぶり。もちろんその理由はただ美しいだけじゃなく、薄暗い場所でも金箔が光り、時間が確認しやすいという利点も備わっているのがポイントだ。
■伝統工芸士が形作る、木目が美しいケヤキの木地
シンプルでいて風合い豊かな置時計の本体は、漆器の産地として400年以上の歴史をもち、木地づくりの筆頭である石川県加賀市山中温泉の木地師、久津見龍也氏(伝統工芸士)が手掛ける。 回転する木に刃を当てて形作る「轆轤(ろくろ)挽き」により、滑らかな曲線美と木目を堪能できる見事な仕上がり。
■静音設計で優美。刻印も可能!大切な節目のギフトに
※今回ご用意したバリエーションでは、革の色味はブラウンで統一となります。革の色味はお選びいただけません
時計部分は乾電池を使用して可動するタイプのもの。背面は剥き出し、というものも多い中で、本品は革パーツで蓋をしてデザイン性をアップ。機械部分を包み込むことで、内部の音を吸収し、秒針のカチカチ音は聞こえない静音設計も兼ねているという優れものだ。革カバーには有料にて刻印が可能。大切な日付を入れるだけでなく、誕生日メッセージや、誕生した子どもの名前を入れたり……さりげなくも美しく、想いをこめたギフトにぴったり。自分たちの記念とするもよし、大切な節目を迎える誰かへの素敵な贈り物にもオススメだ。
カラーバリエーション
刻印オプションについて
背面の革パーツへの刻印は、880円(税込)にて承ります。セリフ体と筆記体を使ったメッセージを、3行(メッセージ+宛名+日付など)入れることができます。一行は16文字までとなります。
ご希望の方は、刻印ありのバリエーションをお選びいただいた上で、ご注文画面にある「その他備考」の欄に、刻印したいメッセージをご記入し、ご注文くださいませ。
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
本体サイズ:直径10cm、厚さ5.4cm
使用電池:単3形乾電池
生産国:日本
保証期間:1年
【付属品】
単3乾電池1個、取扱説明書1部、牛革製裏面カバー(木地が黒いものは茶系もしくは黒色の革を、プレーンのものはヌメ革のものをお付けします)
【ご使用について】
・岩絵具を使用した文字盤は、絵画と同様で、爪など硬いものでひっかくと傷が付いてしまいます。直接触れないようご注意ください。
・太陽光線等にさらしておくこと、湿度の高い状況下に置くことは避けてください。変形、変色、カビを生じることがあります。
・ホコリなど汚れが気になる場合、木の部分は柔らかい布や紙で拭き取ってください。文字盤部分は、毛先の柔らかい筆やカメラレンズなどを掃除するブロアー等で払ってください。