はな壱

「はな壱」は1924年（大正13年）に浅草で創業した、和履物の鼻緒を専門に製造するメーカー。下駄や草履、雪駄などの履物の鼻緒を作る職人は国内でもほぼ残っておらず、貴重な存在です。「はな壱」の3代目・柴田一郎さんは、和装需要が下がる中で「鼻緒の文化と技術を後世に残すためには、時代に沿ったかたちの履物が必要」と新たなフットウェアの開発に乗り出し、誕生したのが「ポンダル」。職人技術で作り出すホンモノの鼻緒に、歩きやすくクッション性が高いEVA素材のソールを組み合わせて、現代のファッションにフィットするサンダルを生み出しました。「はな壱」が目指したのは、まるでスニーカーのような履き心地。軽やかに履けるのはもちろん、「ミルフィーユ製法」で極上のソフト感を得た鼻緒で足が痛みにくいのもポイントです。シアサッカーとペイズリーの柄は藤巻百貨店別注仕様。