使うほどに手に馴染む!国内唯一の馬具メーカーによる、一生ものにふさわしいブライドルレザーの名品
■本物を見極める目を持つ、大人の“逸品”革財布
デキる「大人の証」と言っても過言ではない、革の長財布。オーソドックスだけれど周りの人とは一味違う、自分だけの特別な一点を持ちたいと願う人も少なくないだろう。そんなあなたにおすすめしたいのが、今上天皇の「即位の礼」で馬車用馬具一式を奉納したことでも知られる国内唯一の馬具メーカー「SOMES SADDLE(ソメスサドル)」の長財布だ。
■使うほどに愛着が湧く、ブライドルレザーの風合い
この長財布に使用しているのは、約2000年前にイギリスで製法が確立されたブライドルレザーだ。ブライドルは馬の頭部に装着する「頭絡」と呼ばれる馬具の意味で、ブライドルレザーは馬具用につくられた牛革のこと。新品は全体に「ブルーム」と呼ばれる白い粉がついているが、これは革の内部の油脂成分が表面に浮き出て凝固したもの。ブルームがしっかりと浸透していることにより、長く使うと徐々に柔らかくなり、自分だけの味が出るという。
■馬具メーカーならではの目利きで上質な革をセレクト
繊維が強く固まった厚い革を植物タンニンに浸し、じっくりとなめしてつくられるブライドルレザー。馬具としての使用に耐えられるだけの堅牢性を持たせているが、堅牢度のみを追求すると固くなりすぎるため、蜜蝋を含んだオイルを何度も染み込ませてしなやかに仕上げるそうだ。今回使用したのはヨーロッパ製のブライドルレザー。馬具メーカーならではの目利きで、より美しく丈夫なレザーを選定している。
■北海道発の「道具屋としての誇り」が生む“本物”の革製品
1964年に北海道で創業したソメスサドルは、これまで国内外で活躍する名だたるジョッキーの鞍づくりを多数手掛けてきた。競馬騎手にとって、馬具とは文字通り「命を守る道具」。だからこそ、何をおいても堅牢でなくてはならないということをモットーに、耐久性と品質に優れた革製品を生み出している。創業以来、守り続けてきた「道具屋としての誇り」と確かな技術、本物を見極める目を武器に、ものづくりへの真摯な姿勢を貫いているのだ。
■脈々と継承される技術…皇室にも愛される老舗メーカーへ
ソメスサドルのものづくりは、その道20~30年のベテラン職人と、将来を嘱望される若手とのチームで行われる。そのため技術の継承が円滑に行われ、次々と新しいアイテムが生み出されると同時に、万が一、壊れた場合も半永久的にメンテナンスできる体制が整っている。そういった安心感があるからこそ、皇室をも信頼を寄せるメーカーとなりえたのだろう。
■収納力は折り紙付き!でもスリムでかさ張らない
通常、ポケットに小銭を入れると財布全体が膨らんで、入れていた領収書などに跡がついてしまったりしがち。この長財布は中央にマチをつくることで、中のものが傷まないように工夫を凝らしているので、小銭をたくさん入れても問題なし。マチの部分にはカードを収納してもいいし、レシートや領収書を入れても便利。
財布の左右にカード入れがあり、たっぷり収納できるのもうれしいところ。カード入れの下部には、よく使うカードをサッと出し入れできるように小さく切り込みが入っている。
■シーンを選ばない、すっきりフォルムがうれしい
本物を知る大人のための逸品として仕上がった長財布は、過剰な装飾を抑え、まさにシンプル・イズ・ベスト。スーツスタイルはもちろん、カジュアルな着こなしにも馴染むので、毎日使う良き相棒となってくれるだろう。元来、革製品は水に弱いが、馬具は雨や汗に塗れる可能性が高いため、ソメスサドルのブライドルレザーは、油脂成分をしっかり浸透させることで堅牢性だけでなく耐水性も高めている。
ただし、水への耐性は強いものの、水分が浸透すると変質や劣化が進む要因となるので、その点はご注意を。濡れたときは、乾いたタオルで優しくたたくように表面と内側の水分を取ることが大事だ。通常のお手入れは、初期は表面に浮き出たブルーム(白い粉)を乾拭きして馴染ませるだけでOK。傷や乾燥が目立ってきたら、定期的にブラッシングやオイル塗布をすることで長持ちさせられる。
■大切な人のプレゼントにもおすすめ
カラー展開は使い勝手のいいブラック、ヘーゼルの2色。丈夫なうえ、シンプルで飽きのこないデザインなので、長く愛用すれば経年変化を楽しめるはず。自分用としてはもちろん、大切なあの人へのプレゼントとしてもおすすめしたい長財布だ。
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:ブライドルレザー(牛革)、ファスナー
サイズ:W195mm、H95mm、 D25mm
重さ:約200g
仕様:札入れ2、小銭入れ1、カードポケット12、ポケット3
製造国:日本
〈注意事項〉
革製品、および使用している染料は基本的にアルコールに弱いため、注意が必要です。消毒等に使用するアルコール成分が製品に付くと色落ちの原因になりますので、取り扱いには十分注意してください。