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日本人の足形に合わせたフォルムでもっと気持ちよく、快適に
あの五本指下駄がさらなる進化を遂げて新登場！

■五本指下駄が、この夏新たな姿に生まれ変わる！
2013年、“五本指界”に彗星のごとく現れた「GETALS（ゲタル）」。その個性的なルックスは瞬く間に話題となり、五本指ならではの「足指で地面を踏みしめて歩く感覚」に魅了される人が続出！また、和装からカジュアルな装いまで、コーディネートしやすいデザイン性の高さにも注目が集まった。しかし、GETALSの生みの親である大森将人氏は「もっと履きやすい五本指下駄を」とさらなる理想の姿を追求。これまでの左右対称の右近型から、より人の足形に近いフォルムへと改良を施し、台座には銘木「東濃ひのき」を、ソールには登山靴などに使用されるイタリア製「ビブラムソール」を採用。履き心地・耐久性・高級感すべてが向上した“新GETALS”で、今年の夏の視線を独り占めして！

■すべて自社で一貫製造することで「理想の下駄」を実現
岐阜県で着物のリフォームやクリーニングを手がける「嵯峨乃や」。代表の大森将人氏は、日々の業務の傍ら、「着物業界全体を盛り上げられる商品を作りたい」と思案していたそう。顧客である着付けの先生からの「着物を美しく着こなす“姿勢の良さ”につながる商品がほしい」という言葉をきっかけに、足指をしっかりとひらけ、指にも力を入れやすい五本指の下駄を思いついたという。大森氏自らが板に穴を開け試作を重ね、下駄職人の協力を得て2013年に初代GETALSが完成。2018年には、「お客様の声を反映させた、より理想的な五本指下駄を作りたい」という想いから、木工用NCルーターと工業用ミシンを導入し、自社一貫製造の体制を整えた。大森氏は、「常に今できる“最上の形”を提供していきたい。現状に満足せず、これからもGETALSをもっと進化させていきたい」と語る。

■足が喜ぶフォルムと素材。サンダル感覚で履ける一足
まず大きく変わったのが台座のフォルムだ。日本人の足のデータ値を分析してベストな幅・長さを割り出し、より日本人の足に近い形へとリニューアル。“歯”がないため初心者でも非常に歩きやすく、サンダル感覚で履くことができるのが嬉しい。さらに、歩行時の負荷が5本の指に分散されるため、鼻緒擦れなどによる足の痛みが少ないのも特徴。鼻緒が取れたり切れたりといった故障もほぼないという。「開発当初から履き続けていますが、鼻緒が取れたことはありません」（大森氏）。素材は地元岐阜県の裏木曽（東濃地域東部）を中心に産出される銘木「東濃ひのき」を新たに採用。神社仏閣建築に多く使われる高級材で、柔らかで軽く、木目が美しいのが特徴だ。しなやかな肌触りが素足に心地よく、香りが良いのは言わずもがな、抗菌効果があることでも知られている。

■“裏”にも粋な仕掛けを。下駄×ビブラムソールが新鮮！
普段着にも自然と馴染む理由は、シンプルで合わせやすいデザインもさることながら、ゴム製のソールを用いていることも大きい。大森氏は下駄を長く快適に履き続けられるよう、かねてから「ソールの耐久性を向上させたい」と悩んでいたそう。そこで目を付けたのが、靴好きなら誰もが知る世界的な靴底メーカー・ビブラム社のソールである。下駄にビブラムソールとは斬新なアイデアだが、登山靴やワークブーツにも使われるビブラムソールは、滑りにくく耐久性も抜群。まさに大森氏が求めていたものだった。「小石などを踏んでもめり込まず、歩きやすさも向上しました」と同氏。“裏で遊ぶ”は江戸から伝わる日本人の美意識の一つ。「下駄の裏にビブラムソール」という意外性にグッとくる人もいるのでは？浴衣はもちろん、ジーンズなどのカジュアルコーデの“ハズし”にも使える一足。履き続けるほどに指に馴染んでゆく唯一無二の気持ちよさ、きっとアナタもクセになるはず。

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