【beruf baggage】URBAN EXPLORER 6.0 HA

すっきりミニマル外観、なのに強くて軽くて機能的！ 豊岡の鞄職人謹製・ミニショルダー

■シンプル、機能、そしてこのサイズ！ 待望のミニバッグ

自転車乗りたちのためのバッグにはじまり、その機能性の高さとルックのよさをビジネスバッグにも生かしてブランドを確立している「beruf baggage」（ベルーフバゲージ）。トラベル時の利便性を意識したURBAN EXPLORERシリーズから登場するショルダーバッグは、背負った瞬間「あっこのサイズを待ってた！」と電撃が走るジャスト感で、ミニショルダーの新定番と呼びたくなるモデルだ。

■日常もトラベルも対応するには、この大きさが必要でした

「ちょっとそのへん」から「旅行時のサブバッグ」までカバーする、サコッシュやボディバッグなどのミニサイズバッグの容量は、4〜4.5Lサイズ程度がほとんど。小さくて便利ではあるものの荷物が増えた時の冗長性がなく、すぐにパンパンになってしまうのが難点だった。「小さすぎて余裕がない」のだ。

beruf baggageを率いる佐野賢太さんは「もっと現代の持ち物に適したミニバッグがあるのではないか？」とサイズそのものを疑い、6Lサイズという絶妙な容量を導き出した。さらに、前面をポコンとふくらませた立体形状を採用することで、縦横の長さを抑えながら容量をアップさせて作り出したのがこの「コンパクトなのに必要な荷物が入る」バッグだ。

■マイボトルなど「長物」もラクラク収納

小さいバッグで特にネックになるのが、ペットボトルや飲み物が入らないこと。出先で買ってもバッグに入らないから手で持ってる……なんて経験はないだろうか。急な雨に備えて入れておきたい折り畳み傘もすっぽり。家に出る時からあらかじめ入れておく荷物のサイズを想定した、現代的な容量感となっている。

■あらゆる着こなしに寄り添う、シンプル＆ベーシック

完成したURBAN EXPLORER 6.0は、ほどよいボリュームと小回りのきくサイズ感を両立した使いやすいモデル。アウトドアブランドとは一線を画したすっきりと落ち着いた見た目は黒子役に最適で、「Tシャツでもミリタリーでもなんでも来い」とファッションを引き立ててくれる。ビジネスバッグのような質感だからテーラードジャケットともマッチし、実際に会社の行き帰りに使っているユーザーもいるのだとか。使えるシーンの幅が広いミニバッグなのだ。

■ガバッ！ こんなに入って、中が見やすく取り出しやすい

水筒などとともに、当初から想定していた荷物のひとつが現代の準・必需品であるタブレットで、「iPadが持ち歩ける最小のサイズ」を目指したという。
またポケットも豊富で、モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン、キーケースなどの居場所もバッチリ。口がガバッと開くから見やすくて取り出しやすく、内装のフチをネオンカラーにしているから消灯後の飛行機など暗い場所でもポケットを視認できるようになっている。

■自転車、トラベル、ビジネスまで。豊岡の職人と作り上げるブランド

beruf baggageの「beruf」はドイツ語で「職業」「使命」を意味し、“自転車のある生活” を楽しむすべての人々をサポートする逸品を提供することを目指して2006年に始動した。自転車カルチャー由来のバックボーンはそのままに、ビジネスバッグも製作。2018年には1000年以上に及ぶ鞄作りの歴史を誇る兵庫県豊岡市の鞄職人たちとのコラボレーションが実現し、非常に堅牢かつ機能に優れたモデルを世に送り出している。

製作は豊岡の技術を今に伝える木和田正昭商店が担う。ポケットや形、素材に至るまで通常のOEM生産とはまったく異なるberuf baggageのバッグたちを、一貫生産の強みを生かして経験豊富な職人たちが縫い上げていく。

コラボは当初、ビジネスラインの「URBAN COMMUTER」シリーズのみだったが、現在は他のシリーズにも及んでいる。そうして拡大展開した素材が、今回のバッグの顔であり、摩耗、引き裂き、擦り切れに対して抜群の強さを誇るMILspec（米国軍用規格）生地のCORDURA Ballisticナイロンだ。その中でも新素材にあたるHollofil AIRは1680デニールと840デニールの中空ナイロン原糸を織り上げることで、強度を保ちながら軽量になり、バッグ自体の重さが450gという身軽さを実現した。

■この便利さは、フツーに毎日使いたくなる！ 自転車ユーザーにも◎

強さや作りの凄さを持ちながらも、使い心地はあくまで軽やかかつ機能的で、デイリーに登板させたくなるのがこのバッグ。日常で持ち歩くアイテム＋αが入るので、荷物が増えても大丈夫だから、買い物やトラベルのバッグとして活用したくなる。もちろん自転車に乗る用のバッグとしてもグッド。この使い勝手のよさは、ちょっと病みつきになるかも。