日本の風情を宿す腕時計「SPQR arita」に
37mmスモールセコンドモデルが登場
■知る人ぞ知る国産時計ブランド「SPQR」
SPQRとは“Superiore Precisione Qualita Riservato”、「卓越した精緻さと品質を約束します」というイタリア語が由来の名で、こだわりに溢れた上質な国産腕時計を生み出し続けているブランド。諏訪精工舎(現セイコーエプソン)で幾多の商品企画に携わった清水新六氏が2000年、“東洋のスイス”と称される時計のメッカ・信州諏訪の地に「時計企画室コスタンテ」を設立し立ち上げたブランドだ。コンセプトは“流行に左右されないこと”。あえて時代に乗り遅れることで普遍性を意識し、飽きがこず、年を経るごとに愛着の湧くデザインを追求している。国内での小ロット生産にこだわり、隅々にまで情熱を注ぎ込む丁寧なものづくりを続けている。
■白磁の文字盤に息づく老舗窯元の伝統技
今回登場した「arita ism smallsecond 37mm」は、藤原和博氏がプロデュースするjapanシリーズ第9弾となり、「ism」=intelligence(知性があり)、sensible(センスがあり)、modern(しかも現代的な)という新たなコンセプトを掲げ、よりコンパクトかつスリムで、洗練された製品を目指した。SPQRと200年の伝統を持つ名門窯元「しん窯」のコラボレーションにより生み出された今作には文字盤と竜頭トップに有田焼が搭載されており、透明感のある白磁とそこに施された青色の染め付けには独特の気品が漂う。日本らしく風情がある意匠は熟練の職人が磨き抜いた技の賜物というワケだ。また、6時位置にはスモールセコンドを配し、ボーイズサイズとして展開された「arita ism」よりもひとまわり大きめで、ケース径は37mm。日本人男性の腕にちょうど良くフィットし、洗練された雰囲気を醸し出してくれる。
■「愛用したい」気持ちに誠実なモノ作り
SPQRが目指すのは「年月を経るほど愛着が増す逸品」。3針のスモールセコンドはムーブメントの構造が単純なため耐久性に優れており、長く愛用するには理想的な機構だ。また、インデックスのアラビア数字をはじめ随所に普遍的なデザインが採用されており、トレンドに左右されることなく使える。そんなSPQRのモノ作りを支えるのは、世界的時計デザイナー岡谷哲男氏や組み立て技師高田一郎氏など各界のプロたち。さまざまな人の情熱と技術が結集した結果、父が大切に使っていた時計を息子に譲り、息子が大事に使う……というように、世代を超えて継承できるモノが生み出されたのだ。
■有田焼白磁の美しさを傍らに時を刻む愉悦
グレージング仕上げが施されたクロコダイルレザーのベルトの艶やかさはつるりとした白磁の質感にマッチし、身に着けたときには手元で確かな存在感を放つ。シンプルな印象なので、オフの日のカジュアルスタイルからフォーマルなスーツスタイルまで幅広いコーディネートに合わせられる点も魅力だ。また、「arita ism」と合わせて、パートナーとペアで身に着けるのもおすすめ。あらゆるシーンで活躍してくれるため、いつの間にかあなたにとってかけがえのない相棒になっているはず。日本が誇る名匠の手仕事と情熱が注ぎ込まれた逸品とともに人生という時を刻む愉悦をぜひ味ってはいかがだろう。裏蓋にはシリアルナンバーが刻印され、限定150本の販売なので気になる方はお早めに!
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ディティール
使用イメージ
アイテム詳細
製造国: 日本
◎アイテム素材
裏蓋:ステンレス・スチール・ミラー仕上げ
バンド:グレージング仕上クロコダイル+ワンプッシュ式ミラー仕上げ・三つ折れバックル
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:直径37mm 厚8.8mm
重量:約30g
◎仕様 ムーブメント:国内薄型スモールセコンドAQ
精度:月差±20秒
防水:5気圧防水
文字盤:青花盛文字文ミクロ盤(有田焼)
竜頭:青花藍盛蛇の目文竜頭(有田焼)
保証期間:1年
付属品:化粧箱/保証書付