【mizutori】茶人

夏のメンズの装いに“清涼感”をプラス！ キリっと決めたいなら、足元は気軽に履ける「下駄」にお任せ

■涼やかで“かっこいい”下駄、ここに極まれり

蒸し暑い日本の夏、サンダルのように気軽に履けて、涼やかな足元を演出してくれるのが「下駄」だ。今回登場するのは、日本の伝統的な履き物「下駄」の粋な雰囲気やかっこよさはそのままに、現代のライフスタイルに落とし込むことを得意とするブランド「mizutori（ミズトリ）」の「茶人（さじん）」シリーズ。さっと脱ぎ履きできて楽ちんなうえ、素足で履くと快適なこの履物を、夏の定番アイテムとしておすすめしたい。

■しずおか産ひのきを削り出した「男らしいモダンな下駄」

「mizutori」のロングセラーシリーズ「茶人」はその名の通り、茶人や風流人が好んで履いたという「雪駄」をイメージしてデザインされたもの。しずおか産のひのきを削り出した、幅の広いスクエアの形状が大きな特徴で、洗練された雰囲気ながらどことなく武骨さや剛健さが漂う。身につければ、グッと男っぷりが上がる、モダンで凛とした印象の下駄だ。

■老舗の技術を結集！ 現代に合う、履き心地抜群の下駄作り

静岡県の地場産業のひとつとして発展してきた履物製造。昭和12（1937）年創業の老舗下駄メーカー・株式会社水鳥工業は、この地で80年以上もの間、下駄木地作りやサンダル・靴の中底加工等、長年履物作りに携わってきた。
世界中の人に「下駄」の魅力をもっと知ってもらいたいとの想いから、先代の水島正志氏は、平成元年頃より下駄作りを開始。「進化した下駄」として展開を続ける中、2008年には自社製品が洞爺湖サミットのエコハウス会場の履物として採用された。

「心地いい下駄作り」と同時に「心地いい生き方の提案」に邁進する「mizutori」は、日本に古くから伝わる下駄を現代のライフスタイルやファッションにマッチするように改良。長年培ってきた職人技とノウハウを活かし、職人が一点一点、手作りで仕上げた下駄は履き心地も抜群だ。
また、デザイナーやアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、伝統や古い慣習にとらわれない発想でオリジナリティあふれる下駄作りにチャレンジしている。

■木目の美しさと素足での心地よさは天然木ならでは！

天然木だからこその温もりや肌触りを存分に堪能できる「茶人」。なめらかに削った木地の天板は安定感があり、足裏に心地よくフィットする。mizutoriには現代風にアレンジしたサンダル感覚で履ける下駄も多くあるが、水鳥氏いわく「茶人に関してはあえて従来の下駄、日本の伝統的な履物に近いイメージでデザインしています」とのこと。

木目の風合いや模様を活かしたクリア塗装のシンプル仕上げで、ひとつひとつ異なる木目が見て取れ、その個性豊かな様も味わい深い。

■底面はクッション性の高いEVA素材。疲れにくくて快適

底ゴムには、軽くて柔らかく、弾力性のあるEVA樹脂素材を採用。この底材によって、歩行時の衝撃が吸収されるため、歩きやすくて疲れにくいのだという。見た目がかっこいいうえに履き心地もいい下駄は、日々のご近所歩きから休日のお出かけまで、幅広く活躍してくれること間違いなし！

■鼻緒もクッション材入り！ 足あたり柔らか

下駄を履く際に気になるのが鼻緒の部分。「茶人」では鼻緒ズレを起こしにくいよう、鼻緒内部にはクッション材を入れ、足あたりを柔らかに。履き始めの鼻緒に慣れていない時期は、つっかけるように履き、少しずつ慣らして履くのがおすすめだそう。

■履き心地のいいスムースレザーと遊び心あふれる和柄ツートン

今回取り扱うカラーはブラック、ココア、オリーブ、紺×市松ブルーの4種類。ブラック、ココア、オリーブの鼻緒には、なめらかで肌触りのいいスムースレザーを採用。いずれもレザーならではの高級感が漂い、落ち着いた色合いでどんなファッションにも取り入れやすい。

紺×市松ブルーは、表生地に紺色、裏生地に市松模様の綿素材を使用したツートン仕様。日本の伝統柄である市松模様がさりげなく覗くところに遊び心が感じられ、なんともオシャレだ。

■和装はもちろん、カジュアルとも相性抜群！

「茶人」のシンプルでスタイリッシュなデザインは、浴衣や甚平、作務衣などの和装だけでなく、デニムやショートパンツ、もんぺといった夏のカジュアルスタイルとも相性抜群！
小粋で落ち着いた雰囲気なので、幅広い年代のどんな服装にも似合う。誕生日や父の日、敬老の日などのギフトとしても喜ばれそうだ。