路上の靴磨きからキャリアを積み、抜群の技術と人柄で次々に靴好きを魅了してきた靴磨き職人・長谷川裕也氏。靴の名店がひしめく青山・骨董通りに、長谷川氏が2008年にオープンさせた靴磨き専門店「Brift H(ブリフトアッシュ)」から靴磨きギフトカードがネットショップに初登場。独自の方法で革靴の色気を引き出す、究極と言っても過言ではない「Brift H」のサービスにかける想いとは。
靴磨き職人・長谷川裕也
人を惹き付ける技術とその人柄
青山・骨董通りの一角に、バーのような趣の靴磨き専門店がある。靴磨き職人・長谷川裕也氏が率いる「Brift H(ブリフトアッシュ)」だ。長谷川氏は路上の靴磨きからキャリアをスタートし、瞬く間にシューズ業界に新風を巻き起こした人物。近年益々存在価値の高まっている長谷川氏だが、偉ぶることは決してなく、印象はとても柔らかだ。顧客の中には長谷川氏の人柄に惚れ込んだ企業のエグゼクティブも多く、皆紹介でつながった縁。そんなつい誰かに教えたくなるような人間としての魅力は、藤巻百貨店でもおなじみのシューズプロデューサー・長嶋正樹氏も太鼓判を押すほど。“足元を見る”という言葉どおり、履いている靴はその人の印象を大きく左右する。それを熟知する人たちが「この人に任せたい」と選ぶ店、それが「Brift H」だ。
革を見極め、手入れを施す
靴のトータルメンテナンス
「Brift H」はどんな靴でも一足につき約40分もの時間をかけて、“靴のトータルメンテナンス”を施すスタイルを貫く。「まずは靴ひもを外して靴の中を拭き、革底のコバを削って磨き上げ、革に栄養を与えていきます」(長谷川氏)。用いるのは「Brift H」が独自に開発したオリジナルクリーム。市販のクリームを知り尽くした長谷川氏が自信を持って提供する逸品だ。そしていよいよ靴を光らせていく工程へ。「光らせるのは、つま先、かかとに加えて、靴のサイドの立ち上がる部分。そうすることによって下から光が当たっているような立体感のある輝きが生まれます」(同)。革はしっとりと、顔が映り込むほどに磨き上げられた靴に仕上がった。試行錯誤の末に辿り着いた自らの方法に、長谷川氏はこう言い切る。「日本一丁寧に革靴を磨く。その自負を持って靴と向き合っています」。
お世話になっている人にシェアしたい
“靴を磨く”というギフト
靴磨きギフトカードは、感動的な靴の仕上がりをプレゼントしたいという顧客の声から生まれた。「会社の上司や後輩への送別品として、また女性では、旦那さんや彼氏に靴をプレゼントした後に、『あのときの靴をここできれいにしてね』という意味を込めて贈ることも。中には結婚式の招待状に同封してくれた方もいらっしゃいますよ」(同)。包みを開けるとキツネをかたどったギフトカードがお目見え。受け取った相手も、まさかプレゼントに靴磨きを贈られるとは夢にも思わないだろう。もちろん、自分へのご褒美として利用してもいい。靴の色に合わせた靴ひもも新調でき、まるで愛用の靴が生まれ変わったような感動の体験を贈ることができるのだ。デイリーケア用に「Brift H」独自の靴クリームが付属するのもうれしい。
極上の靴磨きが生み出す
「Brift H」が贈る“新しい価値”
「靴磨きはメインイベントではありません。結婚式やレストラン、コンサートというシーンの準備のために当店があり、演出のお手伝いをさせていただいているのです」と長谷川氏は語る。「Brift H」のバーのような非日常空間が、ハレの場へ向かう気持ちを盛り上げてくれそうだ。一方でデイリーのメンテナンスに訪れるお客も多い。“モノを大切に使い、長く付き合っていく”という価値が見直される昨今で、長年の使用に耐えられ、履くほどに風合いが増していく革靴はその筆頭に挙がるアイテム。「『靴磨きで人生が変わったと』おっしゃるお客様もいます。靴がピカピカしているととても気持ちがいいし、高揚感もある。その価値を知っていただければ日常がもっと輝き新鮮に感じられるようになると思います。ぜひ本物の靴磨きを体験してほしいですね」(同)。「Brift H」の想いが詰まった靴磨きと靴ひものセットで、新たな価値をプレゼントしてほしい。
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