
和歌山熊野より。梅酒の次元を変える“クラフトジン梅酒”登場!

フランスで栄冠に輝いた“ジンの梅酒”、日本に凱旋!

2023年5月、フランス、パリ。日本酒の国際的なコンペである「Kura Master(クラマスター)」において、和製リキュールである「梅酒」部門が初めて設けられ、100以上の銘柄が集っていた。そこで最後の審査対象となる5本に残り、栄えあるプラチナ賞に輝いたのがこの「CRAFT LIQUEUR くまの」。フランスの審査員たちを魅了したのは、芳しい梅酒のフレーバーと「ジン」の刺激的な香りの意外な相性のよさ。そう、このお酒はクラフトジンをベースに作った世にも珍しい梅酒なのである!
緊急追加!
4月8日に発売した本商品は、発売からわずか3時間で初回入荷分60本が完売。続く第2回入荷分90本もわずか4時間で完売し、第3回入荷分90本も発売翌日に完売いたしました。誠にありがとうございます。
ただいま、第4回入荷分のご予約を受付中です。限定90本にてご用意しており、4/18(金)より順次発送を予定しております。
梅酒の想像を超える、衝撃的な味わい——。

いったいどんな味がするのか? ドキドキしながらストレートでひと口飲んでみると、いわゆる梅酒のアロマのアタックに始まり、ジン特有のジュニパーベリーのアフターフレーバーがブワッと広がった…! いや、ジュニパーベリーだけではない。梅酒の酸味や甘味、ハーブ感や刺激、スーッとする清涼感など、目まぐるしく表情を変えてゆく。非常に濃密なニュアンスがここに詰まっている。

実はこちら、2024年の藤巻百貨店リアルイベント「藤巻百貨展」と、2025年の江戸切子桜祭りのイベント会場で販売していたお酒。梅酒ラインナップの中でも、その衝撃的な味わいから最も高い人気を誇った銘柄だ。そんな酒が今回、満を持して登場! 飲んでみれば「なんだこのお酒は!?」と驚きに満ちたお酒体験になること間違いなし!
和歌山・熊野の恵み「梅」のエキスパート

なぜこのようなお酒が誕生したのだろうか。そこには「梅」と「蒸留酒」に並々ならぬ情熱を傾けている企業があった。和歌山県西牟婁郡上富田町、世界遺産・熊野古道の付近に社屋を構える「プラム食品」である。

紀州和歌山は言わずと知れた梅の一大産地で、南高梅などの銘柄による高級梅干しが特産だ。しかし梅は少しでも傷があると途端に商品価値が低くなる。プラム食品はそれらを引き取って加工するメーカーとして1969年に創業し、梅酒や梅ドリンク、梅ワイン、梅ゼリーなど、梅に関する食品に特化して生産・販売をしている。
土地を酒の味で表現する。そのための蒸留酒!

創業50年を迎えた2019年、100年企業を目指すための事業の柱として定めたのが、蒸留酒の製造だ。プロジェクトを推進した当時の専務で、現在4代目の代表である長井俊暁さんが将来の目標に見据えるのは、ウイスキー。ウイスキーは熟成期間が必須のため、操業開始から間もないウイスキー蒸留所はすぐに出荷できるジンを作る。長井さんも同様にクラフトジンの製造に乗り出した。

クラフトジンの面白さは、ジュニパーベリーさえ使えば他に何を入れてもいいという点にある。多くの蒸留所ではボタニカル(香り付けに使う植物)を10種類以上使い、独特の風味で差別化する。「私たちは和歌山県で獲れるボタニカルをたくさん使って、飲んだ瞬間に土地や地域の風景を感じられるものを目指しています」(長井さん)。

「その開発が難しくも楽しくて、漬ける時間やタイミングをそれぞれの作物で変えて、本来バラバラなはずの香りを調和させる。音楽のハーモニーのようでもあります」。蒸留所の名前は「紀州熊野蒸溜所」。エンブレムには日本の神話に登場し、和歌山の熊野と縁が深い三本足の「八咫烏」を据える。ここから「和歌山の蒸留酒」を生み出していく所存だ。
ファンの心をわしづかみにした、正真正銘の「和歌山梅酒」!


今回のベースとなるのは、南高梅、温州みかん、ぶどう山椒、真妻わさび、生姜など、和歌山県産を含んだ19種類のボタニカルで作った「JAPANESE CRAFT GIN 熊野」。ちなみにこちらもCWSA(中国・ワイン&スピリッツ・アワード)でダブルゴールドを獲得した強者だ。
ここに梅と砂糖を90日以上漬け込む梅酒の製法で「CRAFT LIQUEUR くまの」が生まれる。ジンと既成の梅酒をブレンドしただけではこの味にはならないそうだ。

「万人に受けるのではなく、強いインパクトを感じるお酒が狙い。嫌いな方もいるかもしれないけれど、好きな方は駆け寄る勢いで前のめりに『おいしいです!』と言ってくれます」。なんとなくおいしい梅酒ではなく、熱量の高いファンを生む梅酒を。そんな志で作られた酒だ。少量の生産かつ、卸している酒販店がほとんどなく、販路を広げる予定もないので、手に入れる機会は非常に貴重である。

さらに、和歌山で生産され、基準を満たした品質の指標となる「和歌山梅酒」のGI(Geographical Indication、地理的表示)も取得。GIは世界に向けてのアピールにもなり、実際に現状は生産数の半分以上を海外に輸出しているそうだ。Kura Masterの受賞も重なって、海外からの評価も鰻登りに上昇している。これは早晩、レアな酒になりそうだ。
梅と蒸留、二つの美学で革新の酒に突破!

50年以上続く梅の加工技術と、進取の気風で取り入れた蒸留技術。その二つの強みが掛け合わさり、世界を見渡してもどこにもない唯一無二の酒が誕生した。日本酒ではないが、これもまた「和歌山の酒」。好きな人はとことん好きになる、突き抜けたおいしさの梅酒をぜひ味わっていただきたい。梅酒の甘さが苦手な方こそ逆にハマる可能性がある。

飲み方は自由。とはいえ最初のひと口は割らずにストレートで飲んで衝撃を受けてほしい。それからは、愛用のグラスに氷を入れ、カランと鳴らしながらロックで。ストレートで飲むよりも甘味が緩み、ボタニカルのニュアンスが前に出てくる。あるいは爽快にソーダ割りもいい。ビターな特徴がより感じられ、大人な趣が顔を出す。

長井さんのおすすめはクラッシュアイスで満たしたグラスに注ぎ、冷んやりとした温度感で楽しむこと。「お祝いよりも、日常のお酒。仲間と集まって飲んだり、休日の午後にゆっくり読書をしながら味わったり、そんな風に楽しんでほしいですね」。Kura Masterではチョコレートとの相性のよさを指摘されたというから、スイーツなどと一緒に味わうのもいい。グラス好きならコレクションの中からベストな逸品を探るのも一興だ。各々の飲み方・楽しみ方で、この革新的な酒を迎える準備を今からしておこう。
※こちらの商品は年齢をご登録頂いてないお客様はご購入いただけません。予めご了承ください。
※未成年者には酒類は販売しておりません。
アイテム詳細
品目:リキュール
原材料:ジン(和歌山県製造)、梅(和歌山県産)、砂糖
内容量:500ml
アルコール分:20%
製造国:日本