【山本製鞄】クロコダイルL字スマートウォレット

至高のクロコダイルを生み出す山本製鞄の「L字ミニ財布」。藍染とヒマラヤ、個性溢れるエグゼクティブモデル！

■この財布をクロコダイルで！ 超ラグジュアリーな逸品

日本屈指の、真の極上クロコダイルを味わうなら「山本製鞄」がトップオブトップ。世界に君臨するメゾンに匹敵するクロコダイルアイテムを「革」から作り出し、宝石のような素材をより強く輝かせている——。このたび登場するのは、フレキシブルに使えるL字ファスナーウォレット。カジュアルな財布のいちジャンルとして確立したこの形も、山本製鞄の手にかかれば超一級のラグジュアリーアイテムになる！

■L字ファスナーで時代に合わせた使いやすさを

革にキズがないほうが高価であるクロコダイルは、ドンと大きく革を使ったバッグや財布がより好まれるという。しかし、キャッシュレスに向かう世の流れや、小さなバッグに入る財布が欲しいという声も高まっている。ならば、山本製鞄だからこそ作れるL字ファスナー財布を作ろう！ そう考えて誕生したのがこの3つのモデルである。

L字ファスナーウォレットは、紙幣、硬貨、カードの3つが無理なくコンパクトに収められる革命的な財布。小さいからポケットやミニバッグに収納でき、開ければ中身が見やすく取り出しやすい。非常にスマートな使い勝手は、クロコダイルユーザーにもきっと響くはずだ。クロコならスーツやジャケットでも、普段使いでも、パーティーシーンでも様になるし、持つ人のクラスを格上げしてくれる。

■“クロコダイルのダイヤモンド”ポロサスの威力を見よ！

山本製鞄ならではの凄さとは、いったいどこにあるのか。そのひとつがクロコダイルそのものだ。「クロコダイルはいわば『宝石』。希少性やモノとしての存在価値の高さが、持つ人にステータスを与える。そんな力がある革です」とは、山本製鞄代表の山本健太さん。今回、藍染モデルに使うのは、ワニ革全体のうちでもわずか数％しか流通していないポロサスクロコダイル（スモールクロコダイル）で、さらに希少性が高いもの。丸斑と竹斑の形やバランスが美しく、クロコダイルの中でも最上級とされる。クロコのダイヤモンドのような存在だ。

一方ヒマラヤには、トップメゾンの厳しい検品を通すレベルと同等のナイルクロコダイルを使った。そんな革は、ナイルクロコの中でもわずかな量しかとれない。こちらも超美麗なクロコダイルなのだ。

■クロコダイルの表現力が抜群。渾身の革が放たれる——！

もうひとつは革のなめし・染色・加工の技術に長けていること。山本製鞄はそもそも革のタンナーであり、皮を仕入れてから我々の生活に使える「革」の状態にするのが仕事。しかもエキゾチックレザー専門という、世界を見渡しても珍しい企業だ。染色やなめしのノウハウの積み重ね、そして新しい分野にチャレンジする姿勢によって生まれた2つの仕上げを展開する。

「日本ならではのクロコダイル革を」との思いで、合成インディゴではなく本藍染めを自社で施した山本製鞄の渾身作。普通に藍染めをすると革がバリバリに固くなってしまうところを、研究を重ね、革のPHを試行錯誤することでしなやかさを留めることに成功した。 藍の含浸の差で濃淡も自由自在。今回はディープブルーの「濃藍」と、青の濃い・薄い部分のムラ感が楽しめる「青藍」の2種類を染め分けた。リジッドデニム/エイジングデニムのような違いで、これは面白い！ いずれも、ネイビー好きな藤巻百貨店イチ押しのカラーだ。

「ヒマラヤクロコ」とは、雪解けのヒマラヤ山脈を連想させるホワイトと、グレーに変化していくグラデーションが美しいレザー。世界的なメゾンが採用したことでその名と優美さが一気に広まった超ハイクラスな素材で、ブランドによっては数千万円にのぼるアイテムも発表されるほど。原皮の段階から非常に厳しい基準で厳選されるのは当然だが、脱色して初めて発覚するキズもあり、最終的にヒマラヤの革になるのはごくわずかにすぎない。ヒマラヤが特に希少で高級なのにはそういったワケがある。そうして完成した「白いクロコ」は、さすがセレブの御用達。別次元の極上感を醸し出す！

どちらもお腹の部分の革を中心に使い、四角い模様（竹斑）が多め、丸い模様（丸斑）が少なめの配分で使う。ヒマラヤの特徴である、少し顔を覗かせたグレーの部分のバランスも絶品だ。

■エキゾチックレザーを60年以上扱うエキスパート

山本製鞄は東京・荒川区で1963年に創業したエキゾチックレザー専門タンナー。ワニの革をなめすことができる企業は世界に約20社、日本には6社と、ごくわずかしか存在せず、非常に希少な存在だ。実はこれまで藤巻百貨店で扱ってきた業界トップクラスのレザーブランドに革素材を提供している企業でもある。

■山本製鞄のクロコが最高レベルの品質を誇る理由とは？

クロコ革の中にも品質のヒエラルキーがあり、ピラミッドの頂点に位置するのはやはりトップメゾンの厳しい検品を経たもの。山本製鞄がすごいのは、それらのメゾンに革を供給するフランスやスペインの企業とパートナーシップを結び、同じルートで原皮や一次なめし革を仕入れていること。つまり、世界のトップメゾンとほぼ同等の革を使ってアイテムを作り出している。日本は環境やインフラ面で高品質なクロコ革を作り出す条件が整っているものの、その中でもヨーロッパのハイレベルなタンナーから皮革加工技術を特に認められているのが山本製鞄なのである。

■複雑多彩な工程をきっちり仕上げる技術力！

それゆえ、革をなめす工程にも細心の注意を払う。そもそもデリケートな素材であるエキゾチックレザーは、なめしや染色に使われるドラムからして牛革とは別物。水を浸透させ、石灰で脂肪などを取り除き、温度管理をしながらクロムやベジタブルタンニンを使ってなめし、厚みを調整して染色…等々、複雑な工程を経ていく。山本さんは、この工程にこそ山本製鞄の真価があると説く。

「世界レベルの品質を目指して、革の質感や発色に優れ、色落ちもしにくいといった高い要求に応えていく。その上で、最終的にバッグや財布になる姿を計算して最適な方法を選ぶことが、製品まで作っている我々にはできるんです」。

■クロコと共にマネー、ユースフル、ストーリーを持ち歩く

これだけの素材の力と加工技術が、この小さなサイズの財布に込められているとは——。その事実を知ると見方が変わるし、恐れ入る。小さくて便利なのはもちろんだが、クロコダイルのクオリティ、藍染の味わい深さ、ヒマラヤの希少性、加工の職人技……等々、背景に秘められたストーリーにも魅力を感じながら末長く使いたくなる。見た目が醸し出す明らかなラグジュアリー感が身に備わる、一生もののL字ファスナー財布をお探しなら、これだ。ハイクラスな方へのプレゼント、お祝いの品としてもおすすめ。