「キャンバス型押し」のアジ出しレザー&ころんとフォルム
見映えにこだわるミニバッグで、お出かけや旅行に!
ラフな革×ぽってりのミニショルダー。この雰囲気がたまらない
サコッシュは便利だけどもう少し容量が欲しい。かといって普通のショルダーバッグじゃ大きすぎる。そんなバッグのサイズの悩みをズバッと解決するのが“ミニショルダー”だ。こちらはコロンとした不思議な形をアイキャッチにしつつ、ラフな表情の型押しレザーによる「カジュアルな上質感」がたまらないモデル。この雰囲気を形にできるのはやっぱりここ、TRIALOGUE STUDIO(トライアローグ・ストゥディオ)である!
Tシャツにもコートにも合わせられる軽快さがイイ!
サイズはいわゆる「お散歩バッグ」。ボディバッグなどのミニバッグの部類で、休日の買い物やお出かけ、トラベル時の散策などにぴったりな大きさだ。
素材がレザーということで、大きさの割にファッション的にもしっかりと魅せる。シンプルなTシャツやワイシャツでも、コートやジャケットなどの冬のファッションでも、持てばキラリとした存在感が。スタイリングの奥行きを出す決め手や、アクセサリー的な使い方もできるバッグだ。
軽量で重さが気にならないのもいい。
小さめではあるものの、スマホや財布、キーケース、手帳、文庫本などは当然のこと、折りたたみ傘やペットボトル、メガネケース、小さめのタブレットなども収納可能で、見た目以上にものが入る。散歩やお出かけ時の必需品をひとまとめに持ち歩けるのが便利!
フロントの薄いポケットにはスマホやパスケースが収納可。使う機会が多いアイテムをスッと出し入れできるのはストレスフリーで、うれしいポイントだ。
新開発の牛革。“キャンバス模様”ってどゆこと!?
極めつけはこのレザー。表面に細かなデコボコがあり、触ると少ししっとりとしている。いったいこの革はなんだろう?
実はこちら、牛革に型押しを施した素材なのだ。型押しレザーといえばクロコダイルやリザードの革を模したものが一般的だが、これはなんと「キャンバス地(帆布)」の型押しというのだから驚かされる。
なるほど確かに帆布のようなデコボコ感。しかもここからさらにパラフィン加工も施して、奥行きのある深い表情を得た。つるんとした牛革ではなく、ベジタブルタンニンレザーのような素に近い雰囲気でもない、「洗練されているのに親しみを感じる」という非常にうまいポイントを突いたレザーが誕生した。
他では見かけないこの不思議な素材、なんとTRIALOGUE STUDIOと付き合いのある革屋さんが新たに開発したレザーだそう。珍しさがあるし、ファッションとのなじみにも優れている。
使いはじめからヴィンテージ。経年変化で自分だけの一本に
染めムラや色のブレ、使用に支障がない細かなキズ、シワ、ひっかかりの線などをあえて残し、はじめから使い込んだような風合いが魅力の革。少々乱暴に扱ってもびくともしない強度があり、むしろ新たなキズが味わいにもなる。パラフィン加工で最初はパリッとしているが、使ううちに徐々に柔らかくなり自分だけのバッグに変化していく楽しみも。
フォルムのかわいらしさにも惚れる!
「ラフな革素材×カワイイ形状」はTRIALOGUE STUDIOの得意とするところで、今回のバッグも形が特徴的だ。正面から見ると舟形トートのような形状で、底やサイドの角はカクカクしておらず、丸く優しい形。横から見るとまるでドラムバッグのように丸い。前後左右の4つ革パーツを立体的に組み合わせることで、こうした「ぽってり」「コロン」とした独特な形を作り上げた。
独自の視点のものづくり! 風合いを存分に引き出すバッグブランド
こうしたバッグは他では見かけないし、作ろうとしてもマネができない。この形とこの革を組み合わせることもまずやらない。つまり、他に誰も持っていないであろうバッグが完成する。それがバッグ&革小物ブランド、TRIALOGUE STUDIOの仕事である。日本を代表する老舗ファクトリーで研鑽を積んだクリエイターが2021年に発足させ、魅力的な素材をキャッチアップする審美眼と、素材の良さをうまく料理する手腕で注目されているブランドだ。
使い手が持った時に最も美しく見えるよう計算されており、すべてのバッグは日本の職人の手で丁寧に仕上げられている。シンプルでも作りに手抜きは一切なし。むしろ素材やディテールに並々ならぬこだわりを発揮する。
雰囲気だけじゃない。細部にも職人仕事が生きている
例えばショルダーと本体をつなぐ革パーツ。重さの負荷がかかるため芯材を挟んでいるのだが、革を荒断ち→芯材を入れる→革を貼り合わせる→最後にもう一度型で抜くといった面倒な工程を踏んでいる。見た目をきれいにし、革が伸びてこないための強度面の工夫だ。また、ショルダーベルトはストーンウォッシュした肉厚のコットンテープをチョイス。ラフな加減を革に合わせたチョイスだ。金具の質感といい、トータルバランスにも目を配っている。
ファスナーはYKKの最高峰「エクセラ」を使用し、つややかな表情が高級感を放つ。ダブルファスナーにすることで、左右どちらからでも開閉でき、利便性も高い!
幅広いシーンにぴったりフィット!「着回し」抜群のバッグに
そうした作りは長持ちにもつながる。シンプルなデザインも飽きがこず、スタイリングの幅も広い。いつものお出かけバッグとして一年中使えて、長く愛用できるところは、まるで「着回し力抜群」のファッションアイテムのようだ。
カラーは、ネイビー、カーキ、ブラウンの3色で、使い続ければ経年変化し、より色に深みが増していくことだろう。オフの日、散歩、旅行などのシーンにぜひおすすめしたいミニショルダーだ!
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:牛革
サイズ:W 上部43cm・開口部36cm・底部21cm、H18cm、D18.5cm
ショルダー長さ:最短60~最長120cm
重量:490g
製造国:日本